ドゥルーズの直系にして最もドゥルーズ的な哲学者が諸概念を横断しながら、ドゥルーズ哲学のエッセンスを閃光のようにとりだして、危うく美しいその思考のラディカリズムを浮き彫りにする珠玉の名著。文庫訳し下ろし。日本語版オリジナル「ドゥルーズとグァタリ」を併載。
[出版社より]
著 者|ジャン=クレ・マルタン
訳 者|合田正人
出版社|河出書房新社
定 価|1,200円+税
判 型|文庫判
頁 数|195
ISBN|978-4-309-46384-1
初 版|2013年5月
Contents
1 問題の意味
2 批判的・危機的諸経験
3 ドラマ化
4 差異と反復
5 表層と深層
6 出来事・事件
7 諸多様体
8 器官なき身体
9 シネマでのイメージ
10 概念
Author
ジャン=クレ・マルタン Jean‐Clet Martin
1958年生まれ。ドゥルーズ直系の哲学者。訳された著書に「ドゥルーズ/変奏」「百人の哲学者 百の哲学」「フェルメールとスピノザ」がある。
Translator
合田 正人 Masato Goda
1957年生まれ。著書『ジャンケレヴィッチ』『吉本隆明と柄谷行人』など、訳書、レヴィナス『存在の彼方に』ほか。