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14歳の中学生に「なぜ人を殺してはいけないの」と聞かれたら、あなたは何と答えますか——?
日本を代表する二人の哲学者がこの難問に挑んで徹底討議。対話と論考で火花を散らすスリリングな一冊。
[出版社より]
著 者|永井均・小泉義之
出版社|河出書房新社[河出文庫]
定 価|570円+税
判 型|文庫判・並製
頁 数|200
ISBN|978-4-309-40998-6
初 版|2010年01月
Contents
第1章 道徳は殺人を止められるか?(自己決定で何でも許されるのか;傷が残らないように ほか)
第2章 きみは人を殺してもよい、だから私はきみを殺してはいけない
第3章 なんで殺ったらいけないのかだって?殺ってもイケルしイケテルのに
第4章 主客逆転の問題からの再考―文庫版によせて
第5章 罪の感触―文庫版によせて
Author
永井 均 Hitoshi Nagai
1951年東京生まれ。哲学者。日本大学文理学部教授。著書に『〈子ども〉のための哲学』『〈私〉の存在の比類なさ』『これがニーチェだ』他、共著に『なぜ人を殺してはいけないのか?』他がある。
小泉 義之 Yoshiyuki Koizumi
1954年生まれ。立命館大学大学院。先端総合学術研究科教授。著書『ドゥルーズと狂気』(河出書房新社)、『あたらしい狂気の歴史』(青土社)他、訳書、ドゥルーズ『意味の論理学』(河出文庫)他。
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