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ニッポン大音頭時代 ーー 「東京音頭」から始まる流行音楽のかたち[バーゲンブック]

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知っているようでよく分からない日本の伝統・音頭。大衆を鼓舞し、笑わせ、郷愁を誘うリズムはどこからやってきたのか? 戦前の誕生秘話から現在の姿までその変遷から日本人の〈こころ〉に迫る!
[出版社より]

著 書|大石 始
出版社|河出書房新社
定 価|2,200円+税
判 型|四六変型判/並製
頁 数|288

ISBN|978-4-309-27613-7
初 版|2015年07月


Contents
第一章 音頭はどこからやってきた?
音頭のルーツはどこにある?/「東京音頭」の大ヒットを用意したもの/〈ドドンガドン〉を生み出したのは江戸時代の芸妓たちだった?

第二章 音頭のスタイルを確立した「東京音頭」
ご当地ソングの元祖、地方小唄に「東京音頭」の源流を見る/丸の内の旦那衆が発案した「丸の内音頭」/故郷なき都会人のための〈郷土の歌〉ができあがるまで

第三章 炭坑労働者たちが愛した「炭坑節」
「炭坑節」を育んだ筑豊の炭坑(ヤマ)は歌と芸能の宝庫だった/「炭坑節」誕生秘話/各地のヤマから生まれた、さまざまな「炭坑節」

第四章 国民音楽として収奪された音頭
思想善導のツールとして利用された、戦時歌謡としての音頭/「東京五輪音頭」と三波春夫によって強調された音頭の〈民族色〉/「東京五輪音頭」以降にリリースされた〈国民音頭〉の数々

第五章 冗談音楽として新展開をむかえる音頭
冗談音楽の系譜スパイク・ジョーンズからフランキー堺とシティ・スリッカーズへ/クレージーキャッツと大瀧詠一が切り拓いた新作音頭の新たな境地/音頭の〈ネタ化〉を強力に押し進めたザ・ドリフターズ/わるふざけ、無礼講としての音頭先祖帰りしたコミック音頭

第六章 変わりゆく地域共同体とアニソン音頭
地域共同体の再編とアニソン音頭/「オバQ音頭」とテレビ・アニメ黎明期のメディア・ミックス/アニソン音頭からご当地音頭までを横断するシンガー・ソングライター、山本正之/全国津々浦々に新作音頭を広めたレコード会社各社の施策

第七章 アイドル音頭によって多様化する音頭
企画モノ/ノヴェルティー・ソングとして制作された数々のアイドル音頭/つんく♂が切り拓いたアイドル音頭の新たな可能性/ご当地音頭をアップデートする各地のご当地アイドル

第八章 音頭は海を越え、世界を踊らせる
海の向こうで生まれ、育まれてきたさまざまな音頭/パラグアイの「ピラポ音頭」とインドネシアの「ジャカルタ音頭」/ジャマイカの若者たちを踊らせた河内音頭のファンクネス永田充康に聞く

第九章 未来の音頭のかたち
音頭の音楽的魅力をDJプレイで表現するDJフクタケ/恐るべき知識量を誇る高校生盆踊り曲マニアから見た音頭の魅力/大友良英が描き出す音頭と盆踊りの未来像


Author
大石 始 Hajime Ooishi
1975年、東京生まれ。ライター、編集者。著書に『関東ラガマフィン』、編著書に『大韓ロック探訪記』、共同監修『GLOCAL BEATS』などがある。

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