生前交友のあったアラン・レネを悼みその仕事を振り返るうち甦る様々な映画人、演劇人との思い出される数々の追悼文(バルト、ベケット、バロー、イオネスコ、デュラス、ブレッソン、ベルイマン、アントニオーニ、プランション)。死のまわりで渦巻く記憶と歴史。死者を弔い、悼むとは、そして記憶をチャンスとして未来へ歩み出すために……。
[出版社より]
著者|渡辺淳
出版社|未知谷
定価|1,600円+税
判型|四六判
ページ数|157
ISBN|978-4-89642-475-1
初版|2015年6月
Contents
第1部 《先へ戻る》
レネのモデル
歴史と記憶
戦争の記憶
死と記憶-生(=愛)を呼ぶもの
第2部 《記憶と"装置》
人から装置へ-"装置"の進化
《ロボット》の功罪-モラルを問う
あとがき
Author
渡辺淳 Jun Watanabe
1922年三重県生まれ。東京大学文学部仏文学科卒業。東京都立大学・共立女子大学教授を経て現在東京都立大学名誉教授。主な著・訳書に『パリの世紀末』(中公新書)、『スペクタクルの60年代』(平凡社)、ロラン・バルト『零度のエクリチュール』(みすず書房)、ジャン・デュヴィニョーラン『スペクタクルと社会』(法政大学出版局)などがある。
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