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ちゃぶ台 13 三十年後
¥1,980
大地震、地球沸騰化、食糧危機、生物種激減……。 こうした事態が確実に起こっている、三十年後。不安ばかりが先行するが、今、私たちは何をどう考えていけばいいのだろう? ・巻頭漫画 益田ミリ「コーヒーを飲みながら」 ・巻頭インタビュー 松村圭一郎「日本の最先端は周防大島にあり」 ・三浦豊×宮田正樹「森と土を愛してやまない二人が語る『三十年後』」 ・特集「三十年後」書き下ろしエッセイ6本! 万城目学/土井善晴/佐藤ゆき乃/上田誠/白川密成/猪瀬浩平 ・尾崎世界観 書き下ろし小説「げーと」 *装画=ミロコマチコ [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|1,800円+税 判 型|四六変型判・並製 頁 数|192 ISBN|9784911226117 発 行|2024年10月 Contents 益田ミリ「コーヒーを飲みながら」(漫画) 松村圭一郎「日本の最先端は周防大島にあり」(インタビュー) ●特集 書き下ろし6本! 万城目学「来たるべき時代」(エッセイ) 土井善晴「私たちの『私』を知る」(随筆) 佐藤ゆき乃「永眠のためのアイスクリーム」(エッセイ) 上田誠「劇団と劇の残しかた 時をかけるか、劇団」(エッセイ) 白川密成「三十年後もボクは坊さん?」(エッセイ) 猪瀬浩平「『三十五年に一度マツリが生まれるんだよ』」(エッセイ) ●ちゃぶ台の中の周防大島 三浦豊×宮田正樹(対談)「森と土を愛してやまない二人が語る『三十年後』」 中村明珍「声がやってくるところ」(エッセイ) 内田健太郎「三十年後の僕へ、あるいは君へ」(エッセイ) ●連載 伊藤亜紗「会議の研究(4) 福祉事業所の合意未満」(論考) 斉藤倫「三十年」(児童文学) 齋藤陽道「私がそこにいない風景をあるがままに愛するには」(フォトエッセイ) 榎本俊二「ギャグマンガ家山陰移住ストーリー PART12」(漫画) 藤原辰史「民と文字文化」(論考) 益田ミリ・平澤一平「未来」(漫画) 尾崎世界観「げーと」(小説) 寄藤文平「絵の話。未来の描き方その7」(絵と言葉) 書店、再び共有地(レポート) 本灯社〈福岡県福岡市〉 ほなび〈広島県庄原市〉 三島邦弘(ブックレビュー) 編集後記 Editor ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。
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ちゃぶ台 12 捨てない、できるだけ
¥1,980
私たちが日々している「捨てる」って、なんだろう? 捨てない生活、仕事、商売は、できる? 地球環境が「九回裏」の状況にある今、ゴミ処理最前線の町と本づくりの現場から探る! ・藤原辰史さんインタビュー「九回裏の『捨てる』考」 ・「上勝町ゼロ・ウェイストセンター」ってどんなところ?(レポート) ・土井善晴×大塚桃奈「『ゼロ・ウェイスト』ってなんですか?」(対談) ・平尾剛×中野遼太郎「下手でも『楽しい』を捨てない これからのスポーツ考」(対談) [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|1,800円+税 判 型|四六変型判・並製 頁 数|164 ISBN|9784909394989 発 行|2023年12月 Contents 藤原辰史「九回裏の『捨てる』考」(インタビュー) 「『上勝町ゼロ・ウェイストセンター』ってどんなところ?」(レポート) 土井善晴×大塚桃奈「『ゼロ・ウェイスト』ってなんですか?」(対談) 益田ミリ「列車・箱・宝物」(漫画) 津村記久子「持たされるゴミと缶と保冷剤」(エッセイ) 伊藤亜紗「会議の研究(3) ワーカーズコープの共同想像」(論考) 平尾剛×中野遼太郎「下手でも『楽しい』を捨てない これからのスポーツ考」(対談) 斉藤倫「しっぽをなくした、むかしのじんるい」(児童文学) 齋藤陽道「沁みた記憶」(フォトエッセイ) 「シナノ印刷さんに訊く! 本づくり、どれくらいのゴミが出てますか?」(インタビュー) 「新レーベル『捨てないミシマ社』って何?」(お知らせ) 作・益田ミリ、絵・平澤一平「げっ歯の会」(漫画) 内田健太郎「ペー君と茶碗」(エッセイ) 榎本俊二「ギャグマンガ家山陰移住ストーリー PART11」(漫画) 藤原辰史「捨てる民の精神誌 生態と消費のはざまで」(論考) 「書店、再び共有地」(レポート) Books & Cafeコトウ〈福島県福島市〉 ReBuilding Center JAPAN〈長野県諏訪市〉 中村明珍「頭髪は偉大、頭皮は憩いの場」(エッセイ) バッキー井上「あとはオボロ、オボロ影。そしてまた俺は、真俯瞰にいる。 第三部 そして俺たちは欲どおしい。」(コラム) 寄藤文平「図の話。未来の描き方その6」(絵と言葉) 三島邦弘(ブックレビュー) 編集後記 Editor ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。
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ちゃぶ台 11 自分の中にぼけを持て
¥2,200
SOLD OUT
世の中は、ピントを合わせる方向に進みすぎている、かも――。 生活にも、制度にも、仕事にも、あらゆることに、「ぼけ」が効いてくるのではないか? ・村瀨孝生さん(「宅老所よりあい」代表) 随筆「僕の老い方研究」 ・山極壽一さん インタビュー「山極先生、ゴリラは『ぼけ』るんですか?」 ・若林理砂さん(鍼灸師)、上田誠さん(劇作家)、平野愛さん(写真家) 特別エッセイ「自分の中にぼけを持つための3箇条」 ・・・など、「ぼけ」の力に迫る読み物を多数収録。 [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|2,000円+税 判 型|四六変型判・並製 頁 数|196 ISBN|9784909394897 発 行|2023年06月 Contents 村瀨孝生「僕の老い方研究」(随筆) 益田ミリ「桜の下で」(漫画) 斉藤倫「ひぐれのうえき」(児童文学) 平野愛「自分の中にぼけを持つための三箇条」(エッセイ) 津村記久子「共にぼける」(エッセイ) 土井善晴「パンドラの箱を開けるな!」(随筆) 上田誠「自分の中にぼけを持つための三箇条」(エッセイ) バッキー井上「あとはオボロ、オボロ影。そしてまた俺は、真俯瞰にいる。」(コラム) 伊藤亜紗「会議の研究(2) 建築現場の青空会議」(論考) 若林理砂「自分の中にぼけを持つための三箇条」(エッセイ) 益田ミリ・平澤一平「宿題」(漫画) 藤原辰史「蛇と民の叙事詩」(論考) 齋藤陽道「一枚と一枚のあいだに、ちいさな祈りがこもるとき」(フォトエッセイ) 榎本俊二「ギャグマンガ家山陰移住ストーリー PART10」(漫画) 山極壽一「山極先生、ゴリラは『ぼけ』るんですか?」(インタビュー) 尾崎世界観「カット」(小説) 内田健太郎「メメント森田さん」(エッセイ) 「書店、再び共有地」(レポート) 恭文堂書店〈東京・学芸大学〉 句読点〈島根・出雲〉 中村明珍「いぶしてこそ人生」(エッセイ) 滝口悠生「御身と御前」(小説) 寄藤文平「動勢の話。未来の描き方その5」(絵と言葉) 三島邦弘(ブックレビュー) 編集後記 Editor ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。
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地の文のような生活と vol.5 〈私〉を書く
¥1,100
vol.1『差別を書く』、vol.2『父が/を書く』、vol.3『恋を書く』、vol.4『いたみを書く』に続いて、今回のvol.5は『〈私〉を書く』です。 普段は60ページの装丁なのですが、今回は増刊号ということで、90ページを超える予定です。 内容は「〇〇と私」という題で見開き2ページのショートエッセイを27本収録。書くのきつい! ショートエッセイですが、自伝でもあり、批評でもあり、あるところではフィクションでもあります。そのような多ジャンルがないまぜになった文体をぜひ浴びてください。 [発行者より] 発 行|コトバノアリカ[小田垣有輝] 定 価|1,000円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|96 発 行|2024年12月 Contents 谷崎潤一郎と私/長男と私/ 競馬と私/ 教員と私/ 音楽と私/ Cymbalsと私/ 文学と私/ 政治と私/ S先生と私/ 本屋と私/ 水曜どうでしょうと私/ 次男と私/ 古典と私/ 部活動と私/ 映画と私/ K先生と私/ 批評と私/ ラーメンズと私/ 漫画と私/ 食と私/ 権利と義務と私/ ラノベと私/ 矛盾と暴力と私/ お笑いと私/ I先生と私/ 森ゆにと私/ 妻と私
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地の文のような生活と vol.4 いたみを書く
¥1,100
一人で原稿を書いて一人で編集して一人で入稿して一人で刊行している個人文芸誌『地の文のような生活と』。〈差別〉〈父〉〈恋〉と続いてきて、今回のテーマは〈いたみ〉です。 「いたみ」という言葉は様々に解釈できます。「悼み」「痛み」「傷み」「伊丹」……。それらを今回は描きます(「伊丹」は出てくるかわからない)。 今回の目玉な中編小説「三つの虚構的断片」です。これは『地の文のような生活に』に、とある男性が寄稿した、という設定の小説です。フィクションとリアルの境目を超える、だけではなく、リアルの世界をフィクションに巻き込むような小説になっている、はずです。その元となる歌集もセットで販売いたします。しかもお値段据え置き1000円! [発行者より] 発 行|コトバノアリカ[小田垣有輝] 定 価|1,000円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|56 発 行|2024年05月
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地の文のような生活と vol.3 恋を書く/恋で読む
¥1,100
今回のテーマは「恋を書く/恋で読む」です。個人文芸誌として、エッセイ・小説・批評を収録する予定。中編の小説は架空の王朝の後継者問題を題材とした作品になっております。エッセイでは、コミュニケーションや言語と「恋」の関係を語り、批評では「ある人」の小説における「恋」の描かれ方の変遷を分析していきます。その他ミニエッセイもあり、かも。 [発行者より] 発 行|コトバノアリカ[小田垣有輝] 定 価|1,000円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|56 発 行|2023年11月
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地の文のような生活と vol.2 父が/を書く
¥1,100
父が父を解体しようとする新刊です。できたのかなぁ。 [発行者より] 発 行|コトバノアリカ[小田垣有輝] 定 価|1,000円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|56 発 行|2023年05月 Contents ・エッセイ「アンアプローブド・ショートボブ」 ・小説「虐待でもくらしぃ」 ・エッセイ「反実仮想としての暴力」 ・批評「教科書の中の『父』 父の不在と遍在」 ・エッセイ「父という幻想」
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新百姓 002号 米をくう
¥3,150
SOLD OUT
便利で安定した現在の米供給システムは、ありがたいもの。しかし、効率のみを重視するあまり、稲作から炊飯まで、「米をくう」営みの中に溢れていたつくる喜びや楽しみも、失われてきたのではないでしょうか? 安定した米供給システムを土台にするからこそ、安心して、思いっきり「米をくう」で遊ぶ。そんな新しい社会は、どうやったら実現できるのか? そんな想いを胸に、本号では、『まぁまぁマガジン』編集長で文筆家の服部みれいさん、『米の日本史』などで知られる稲作文化研究の第一人者・佐藤洋一郎さん、『小さな田んぼでイネづくり』などの著者で、石垣島で稲作に取り組む笹村出さんをはじめ、各領域で、常識に囚われず、探究と実践を繰り返してきた先輩たちとの対話を通じて、これまでにない新しいものの見方や問い、余白に触れてきました。 同時に、稲作から炊飯まで、「米をくう」にまつわる営みを文明、テクノロジー、文化、技と知恵の各視点から深掘っていくことで、「米をくう」に対して、従来とは全く異なる新たな見方ができるようになりました。 できることならば皆さまと、この面白すぎた探究の道程のワクワク感を共有するとともに、この先「米をくう」で一緒に遊ぶ遊び相手になってもらえたらいいな。そんなことを考えながら、丁寧に編んだ渾身の一冊となっております。 [編集部より] 発酵人|施依依 編集長|おぼけん 発酵元|一般社団法人新百姓 定 価|3,150円 判 型|B5変形判/並製 頁 数|254[フルカラー] 発 酵|2024年10月 ◾️ 雑誌『新百姓』とは 『新百姓』では、「なぜ人類はいまだに毎日を遊んで暮らせないのか?」(Why can’t we be playful everyday?)を根底の問いに掲げています。 効率性や規模の拡大を最優先に追求する経済のあり方、人間一人ひとりがそれに従順であるように求められる巨大な社会システム。そういったものに疑問を持ち、それを単に敵として抗うのではなく、その巨大なシステムすら遊び道具として活用する、そんな新しい生き方を探究している人たちの問いと実践の物語を紹介する雑誌です。 毎号、古来から人間が行ってきた根源的な営みを1つずつ特集テーマに掲げ、その意味を深め、捉え直して転回することを試みます。2号のテーマは、「米をくう」です。 ■ 2号は限定8,888冊 雑誌『新百姓』は発行部数を限定し、それ以上の増刷を行いません。裏表紙に印字してある番号「123※/6966」は、「個体番号※/総発行部数」を示すことで、書籍の固有性と価値を証明します。なお本書の内容自体は、WEBにて日英中3ヶ国語にて、公開いたします。 このような発行部数限定制を導入した背景は、大好きなまちの書店と、そんな書店があるまちの景色を守りたいからです。書籍自体の発行部数が限定されることで、まちの書店が「ここにしかないもの」のある貴重な場所になっていく。これは、わたしたちにとって、つくっては余らせ、大量に捨てる現在の出版や流通のあり方とは違う、新しい出版と書店のあり方を模索する試みです。新しい試みですので、なにかとご不便をおかけすることもあるかもしれません。ともにこの企みの仲間として、楽しんでいただければ幸いです。
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新百姓 001号 水をのむ
¥3,150
SOLD OUT
雑誌『新百姓』は、システムに封じられた人間の創造性の解放を促す雑誌です。 効率性や規模の拡大を最優先に追求する経済のあり方、人間一人ひとりがそれに従順であるように求められる巨大な社会システム。そういったものに疑問を持ち、新しい生き方を探究している人たちの問いと実践の物語を紹介します。 毎号、古来から人間が行ってきた根源的な営みを1つずつ特集テーマに掲げ、その意味を深め、捉え直して転回することを試みます。1号のテーマは、「水をのむ」です。 [編集部より] 発酵人|施依依 編集長|おぼけん 発酵元|一般社団法人新百姓 定 価|3,150円 判 型|B5変形判/並製 頁 数|250[フルカラー] ISBN|978-4-910961-01-9 発 酵|2023年05月
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新百姓宣言
¥1,100
SOLD OUT
人間がシステムに隷属するのではなく、創造の主体として、一人ひとりの創造性がより自由に解放されるには? 本書では、今のCapitalism(資本主義)に至る社会システムのコンテキストとその本質や機能不全について考えた上で、「つくる喜び」を最も大切にするCreativitism(創造性主義)というあり方を提示し、それに向けた世界観や価値の転回について論じます。そして、Creativitismの観点から見た暮らしや仕事のあり方と、それに基づいた新たな社会の仕組みについて、仮説を提示します。 カネを最重視するCapitalismをはじめ、従来の権威的な主義と違って、Creativitismが最も大切にする「つくる喜び」は、あくまで私たち一人ひとりが個人的に、自らの感覚によってしか確認できないものです。だからこそ、身の周りの衣食住から、物事の解釈や意味づけという「見方」まで、あらゆるレイヤーで私たちは一人ひとりが創造の主体であり、日常の中のどんな営みからでも、「つくる」を楽しみはじめられる。 Capitalismの限界が様々な面であらわになりつつある今、既存の社会システムに疑問を持ち、生き方や働き方を根本的に考え直す人が増えているのではないでしょうか。 「常識」や「正解」にただ沿うのではなく、自分が本当に大切にしたいことを、大切にしたい。狭い範囲でコントロールするのではなく、より広い縁起の中で、偶発性を楽しみつつ、自分が思い描くものを、自らの手でつくってみたい。 もしもそういった思いを抱いているのならば、本書はそういう方々に友人のように寄り添い、問いかけ、背中を押し、ともに考え歩むような一冊になり得ると思います。 本書が、手に取ってくださったお一人お一人にとって、自身の秘めた創造性に気づき、より花開かせるきっかけの一つになれれば幸いです。 [編集部より] 著 者|おぼけん[雑誌『新百姓』編集長] 出版社|ている舎 定 価|1,000円+税 判 型|文庫判/並製 頁 数|256 ISBN|978-4-910961-03-3 発 酵|2024年05月
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ことばと vol.8
¥1,760
「今号から本誌は「ことばと新人賞」発表のための(…)文学ムックにリニューアルされました。 ことばとは創刊時から、新しい、まったく新しい小説の才能を探し求めてきました。文学雑誌、小説の雑誌が数ある中、後発の小さな雑誌がするべきことは、何よりもまず、新たな価値観の提示だと思ってきたからです。新人賞は、いわばその核心です」 ――佐々木敦(巻頭言より) 編集長|佐々木敦 ロゴマーク|石黒正数 表紙・本文デザイン|戸塚泰雄 出版社|書肆侃侃房 定 価|1,600円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|200 ISBN|978-4-86385-642-4 発 行|2024年10月 Contents 【第6回ことばと新人賞】 佳作 井村日出夫「教室教室」 佳作 福原悠介「何もない部屋」 選考座談会(江國香織、滝口悠生、豊﨑由美、山下澄人、佐々木敦) 【創作】 池谷和浩(第5回ことばと新人賞「フルトラッキング・プリンセサイザ」) 「警告してやる声が要る」 笛宮ヱリ子(第3回ことばと新人賞「だ」) 「横顔」 福田節郎(第4回ことばと新人賞「銭湯」) 「独壇場」 藤野(第5回ことばと新人賞佳作「おとむらいに誘われて」) 「路面標示」
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ことばと vol.7 ことばとことば
¥1,980
編集長|佐々木敦 ロゴマーク|石黒正数 表紙・本文デザイン|戸塚泰雄 装画・挿絵|近藤恵介 出版社|書肆侃侃房 定 価|1,800円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|368 ISBN|978-4-86385-600-4 発 行|2023年11月 Contents 【巻頭表現】 千葉雅也「間違えたらもう一度繰り返せ」 【第5回ことばと新人賞】 池谷和浩「フルトラッキング・プリンセサイザ」 佳作 藤野「おとむらいに誘われて」 選考座談会(江國香織、滝口悠生、豊﨑由美、山下澄人、佐々木敦) 【特集:ことばとことば】 ◎創作 大沼恵太「ここだけの話」 大前粟生「パラパラ」 片島麦子「メントリの始末」 木下古栗「君たちはどう生きるか」 佐川恭一「不服」 瀬尾夏美「頬をなぞる」 戸田真琴「きっとしらない国」 法月綸太郎「虱博士」 笛宮ヱリ子「白い噓」 福田節郎「才能」 保坂和志「ことばとショーケン」 町屋良平「植物」 【本がなければ生きていけない】 佐々木敦「蔵書の減少と本棚の増殖」
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これが私の、/植村正美感想文集
¥200
著者・装丁|植村正美 定 価|200円 判 型|A5判・並製 頁 数|50 発 行|2022年04月 Contents ・森田芳光全映画 ・ウツボラ ・ミュージック・ゴーズ・オン ・僕たちの嘘と真実 ・薬を食う女たち ・ラストナイト・イン・ソーホー ・ブラック・チェンバー・ミュージック ・藝人春秋 ・花束みたいな恋をした ・マイベストテン/ 近藤等則、ソウル・フラワー・ユニオン、小林信彦
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地の文のような生活と vol.1 差別を書く
¥1,100
私たちは、どれくらい差別と無縁でいられるのか。 私たちの生活を維持するために、差別は機能していないか。社会構造がそもそも差別であることを前提に構築されているのであれっば、私たちは差別とどう向き合っていくべきなのか。その困難の中で、差別を解消していくには、どうすればいいか。そんなことを、共に考えていく媒体です。 [編集部より] 発 行|コトバノアリカ[小田垣有輝] 定 価|1,000円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|56 発 行|2022年11月 Contents ・短編 ぬらぬらして夏 ・エッセイ キャピタリズム・ショートボブ ・中編 謝罪の楽園 ・批評 『「である」ことと「する」こと』で/を問い直す
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ことばと vol.6 ことばと戦争
¥1,870
編集長|佐々木敦 ロゴマーク|石黒正数 表紙・本文デザイン|戸塚泰雄 装画・挿絵|近藤恵介 出版社|書肆侃侃房 定 価|1,700円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|336 ISBN|978-4-86385-548-9 初 版|2022年11月 Contents 【巻頭表現】 谷川俊太郎「人と人」 【第4回ことばと新人賞】 受賞作 福田節郎「銭湯」 佳作 井口可奈「かにくはなくては」 選考座談会(選考委員:江國香織、滝口悠生、豊﨑由美、山下澄人、佐々木敦) 【特集 ことばと戦争 】 ◎インタビュー 高橋源一郎「戦時下のことば、最前線のことば」(聞き手:佐々木敦) ◎小説 北野勇作「戦争の夢」 高山羽根子「朝の喫茶店・内装」 早助よう子「風船爆弾をつくった祖母の話」 吉村萬壱「イチコロ」 ◎評論 小峰ひずみ「人民武装論 RHYMESTERを中心に」 水上文「聴き取られない声を聴く――『戦争は女の顔をしていない』と日本」 【創作】 小山田浩子「あさみぎよひだり トミヱさん(二)」 仙田学「雪ちゃんなんてだいっきらい!」 【翻訳】 ロシア――戦争に反対する詩人たち 解説・訳 高柳聡子 戦争について黙っていてはいけない タチヤーナ・ヴォリツカヤ 「ママ、ママ、戦争だ、戦争だよ!」 アーリャ・ハイトリナ 時の切断 エカテリーナ・ヒノフケル くち アレクセイ・ボロネンコ ロシアの民族料理 ヤン・クントゥール 「ブチャ」(罪なく殺されたすべての人びとの記憶に) エカテリーナ・ザジルコ 無題 【本がなければ生きていけない】 韻踏み夫「世界のなかに置かれた書物」 杉田協士「喫茶店」
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シモーヌ VOL.1 シモーヌ・ド・ボーヴォワール
¥1,430
SOLD OUT
「女である」とは、どういうこと? 想像しよう。 姉たちが「女である」ことをどう受けとめ、その扱われかたにどう抗ってきたか。 考えよう。どんな性であっても、どんな立場であっても、どんな世代であっても、そこに弱者がつくられないように何ができるか。 語ろう。 美味しいごはん、ファッション、アイドル、恋……、私たちのこれからのこと。 雑誌感覚で読めるフェミニズム入門ブック。若者に芽吹いた意識とフェミニズムをつなぐ新媒体の登場! [編集部より] 出版社|現代書館 定 価|1,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|132 ISBN|978-4-7684-9101-0 初 版|2019年11月 Contents <巻頭グラビア連載>インベカヲリ★ Renaitre――女は生まれなおしている No1 石川優実 <特集>シモーヌ・ド・ボーヴォワール「女であること」:70年後の《第二の性》 木村信子 シモーヌ・ド・ボーヴォワール『第二の性』 棚沢直子 『第二の性』から七〇年後、日本から問う新たな女性思想 佐野泰之 哲学的問題を生きるということボーヴォワールの小説作品の魅力 中村彩 「育ちの良い娘」はどうやって知識人になったのかボーヴォワール『娘時代』と女性解放 藤高和輝(「なる」ものとしてのジェンダー ボーヴォワール・ストーリー はじめてのボーヴォワール <エッセイ・コラム寄稿> 斎藤美奈子 「冬の時代」に関するちょっとしたお話 北村紗衣 シモーヌのBB、スタイネムのマリリン――フェミニストが愛したセックスシンボルたち 鈴木みのり 好きなリップを塗る自由――ハロプロの新しい魅力を模索するアイドルたち 福田和香子 乾いた喉、土砂降りの夜。 上間常正 ファッションとジェンダー、フェミニズム 坂井セシル 日仏間の女性の眼差し 山下恒男 「かわいい」と「怖い」 小林美香 身体の見方を学ぶために 玖保樹鈴 裸のかかとを踏み鳴らし、彼女は今日も声をあげる――女優・石川優実のこと なとせ #0727 #その後 想田和弘 夫婦別姓訴訟の原告になる 新行内美和 魔女たちのスープ 小野春 マンガ・女同士で子育てしたら 和田靜香 「第1回わんぱく相撲女子全国大会」を観に行く <連載> ふみがわのフェミ短歌塾 二三川練 パリのシモーヌたち Les Simones a Paris アトランさやか シモーヌ シネマレビュー 中野理惠 シモーヌ ブックレビュー 書店からはじまるフェミニズム 西荻窪・今野書店/水越麻由子 ずるこのおんな食べ物帖 江戸川ずるこ 未来のシモーヌ Les Simones du futur 岩瀬日大高校3年・相野谷叶乃さん
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シモーヌ VOL.2 メアリー・カサット
¥1,430
雑誌感覚で読めるフェミニズム入門ブック『シモーヌ』VOL.2の特集はアメリカ人印象派画家のメアリー・カサット(1844-1926)。 「なぜ女性の大芸術家は現れないのか?」 1971年に提示されたリンダ・ノックリンのこの問いは、現代でもあらゆる事柄に当てはまります。なぜ女性の名医が少ないのか、なぜ女性の指揮者が珍しいのか、なぜ女性のシェフが注目されるのか、そして、なぜ女性の首相が誕生しないのか。 女性が画家になることがまだまだ困難だった時代にパリで活躍した彼女の軌跡をたどることは、今日のアクチュアルな女性問題を考えることにつながっています。 [編集部より] 出版社|現代書館 定 価|1,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|132 ISBN|978-4-7684-9102-7 初 版|2020年05月 Contents 特集:メアリー・カサット――女性であり、画家であること ・和田彩花「une《femme》peintre et une idole――“女性”画家とアイドルが表現すること」 聞き手 沼田英子(横浜美術館首席学芸員) ・沼田英子「画家メアリー・カサット――人生と作品」 ・坂上桂子「メアリー・カサットにみる 新しい女性イメージの創造」 ・味岡京子「一九世紀末の《モダン・ウーマン》が未来に繋ごうとしたこととは?――メアリー・カサット、シカゴ万博「女性館」壁画」 ・小林美香「メアリー・カサットの時代と写真」 ・カサット・ストーリー エッセイ寄稿 ・木下千花「私(たち)はなぜストリッパー映画に魅せられるのか」 ・太田啓子「揶揄、嘲笑を怖れない」 ・相川千尋「ロッキングチェア・フェミニスト」 ・大友良英「ジェイミー・ブランチのこと」 ・鈴木みのり「みんなの憧れや恋愛観の器になるアイドルについて」 ・永田千奈「女と学校」 ・荒井裕樹「押し込められた声を「聞く」ことができるか」 ・伊是名夏子「ペーパー離婚せざるをえなかった私」 ・みっつん「日本とスウェーデンの時差は50年」 ・玖保樹鈴「女性議員が増えることは、政治の質を変えること――打越さく良参議院議員インタビュー」 連載 ・インベカヲリ★ 巻頭グラビア「Renaitre――女は生まれなおしている」 ・高島鈴「シスター、狂っているのか?」 ・栗田隆子「手さぐりフェミニズム入門」 ・アトランさやか「パリのシモーヌたち」 ・二三川練「ふみがわのフェミ短歌塾」 ・小野春「女同士で子育てしたら」 ・江戸川ずるこ「ずるこのおんな食べ物帖」 ・なとせさん&万次郎「SAW & LAW 往復書簡」 ・猫がいるカフェでフェミニズムを研究する会 #猫研 ・シモーヌ シネマレヴュー(石川優実/『金子文子と朴烈』) ・書店からはじまるフェミニズム(大塚真祐子/三省堂書店成城店) ・羊毛でつくるフェミニスト(倉島章江)
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シモーヌ VOL.3 オランプ・ドゥ・グージュ
¥1,430
1791年に「女性および女性市民の権利宣言」を書きあげ、社会から女性が排除されている事実を告発した18世紀の劇作家オランプ・ドゥ・グージュ(1748-1793)。革命家の暴力性を指摘し、女性に不利な法律を批判し、黒人奴隷問題を演劇で訴えたグージュの提言は200年以上たったフランスでも女性たちを鼓舞し続けており、遠い日本の問題とも地続きである。 ー 「女よ、めざめよ。あなたが持つ権利を認識せよ」 オランプ・ドゥ・グージュ(1748-1793)は1791年に「女性および女性市民の権利宣言」を書きあげ、社会から女性が排除されている事実をパロディによって告発。 「人=白人男性」という構造のなかで、現代で言うパリテ(男女対等)を主張し、BLMを謳った18世紀の劇作家。特権階級の搾取を指摘した女性議員が極めて少なく、弱者が何かと後回しにされ続けるこの日本で闘うために、彼女の理想に思いをめぐらすことは有効だ。 [編集部より] 出版社|現代書館 定 価|1,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|132 ISBN|978-4-7684-9103-4 初 版|2020年11月 Contents 【特集 オランプ・ドゥ・グージュ――18世紀の女による「異議申し立て」を引き受ける】 ・マンガ オランプ・ドゥ・グージュヒストリー ジュリ・ブランシャン・フジタ ・オランプ・ドゥ・グージュ著『女性の諸権利』(1791年)全訳 永田千奈訳「王妃への手紙」「女性の権利」 辻村みよ子訳「女性および女性市民の権利宣言 前文」、「女権宣言」 相川千尋訳「女性および女性市民の権利宣言 後文」、「男女間の社会契約の形式について」 ・寄稿 辻村みよ子、太原孝英、高瀬智子 【新型コロナ禍での抗い】 ・布施えり子(フリーター全般労働組合/キャバクラユニオン 組合員) 【SISTERHOOD IS TIMELESS】 ・人民解放の闘いと黒人女性――アンジェラからエリカへの手紙(アンジェラ・デイヴィス/1971年) 【エッセイ寄稿】 ・飛幡祐規 ・竹信三恵子 ・吉良智子 ・玖保樹鈴 【連載】 ・アトランさやか ・インベカヲリ★ ・小野春 ・栗田隆子 ・SAW & LAW(漫才コンビ) ・高島鈴 ・二三川練 ・書店からはじまるフェミニズム(神保町ブックハウスカフェ/茅野由紀さん) 18世紀末のフランス、絶対王政が崩壊し、市民が貴族から主権を奪ったと思われたが、権利を手中に収めたのは男性のみ。劇作家オランプ・ド・グージュは1791年「女性および女性市民の権利宣言」を書き、社会から女性が排除されている事実をパロディによって告発した。革命家の暴力性や女性に不利な法律を批判し、黒人奴隷問題を演劇で訴えた。パリテ(男女対等)を主張し、BLMを謳ったグージュのメッセージは200年後のフランスでも女性たちを鼓舞し、現代日本の問題とも地続きだ。王の死刑に反対したため反革命派とみなされ断頭台に消えた彼女の理想に思いをめぐらす。
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シモーヌ VOL.4 アニエス・ヴァルダ
¥1,540
1954年の第一作から2019 年の遺作まで、フランスを代表する映画監督として、生涯現役で数多くの作品を撮り続けたアニエス・ヴァルダ(1928-2019)の映画人生と哲学をフェミニズム視点で学び直す一冊。 2015 年にカンヌ国際映画祭でパルムドール名誉賞、2017年にはアカデミー名誉賞を受賞(どちらも女性の映画監督としては初)した、ヌーヴェル・ヴァーグ唯一の女性映画作家。2018年のカンヌでは、映画に携わる82名の女性たちとレッドカーペットを歩き、業界の男女格差是正を訴える抗議声明を読み上げた。「ジャック・ドゥミの妻」、「ヌーヴェル・ヴァーグの祖母」だけではない、ヴァルダ独自のフェミニスト美学をさまざまな作品を通して追究する。 [編集部より] 出版社|現代書館 定 価|1,400円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|140 ISBN|978-4-7684-9104-1 初 版|2019年11月 Contents 【特集 アニエス・ヴァルダ】 ・楠本まき アニエス・ヴァルダへの手紙 ・アニエス・ヴァルダ/相川千尋訳 トロントについての覚え書き(1974年) ・斉藤綾子 女が流離うとき:ヴァルダのシネエクリチュールと抵抗の意味 ・林瑞絵 アニエス・ヴァルダと二つのフェミニズム映画 ・菅野優香 最愛の夫 ヴァルダの「ドゥミ映画」を読む ・園山水郷 アニエス・ヴァルダ 変革の時代を生きた証として ・小林美香 写真の目線で読み解くアニエス・ヴァルダの映画作品 ・飛幡祐規 小さき存在を拾う映像詩人 ・ミニコラム寄稿 松田青子、福岡南央子、野中モモ ・ヴァルダをめぐる旅 ・ヴァルダ・ストーリー ・フィルモグラフィー 【特集2 映画界のハラスメントを考える】 UPLINK Workers' Voices Against Harassment 多様で公正な世界を映し出すために 【オンラインイベントレポート】 荒井裕樹×石川優実×伊是名夏子×松波めぐみ 障害者の声はワガママなの? 【寄稿】 ・中村桃子 世界の女性は『女ことば』を話す ・井谷聡子 オリンピック問題からジェンダーを考える 【連載】 ・アトランさやか ・インベカヲリ★ ・江戸川ずるこ ・小野春 ・栗田隆子 ・SAW & LAW(漫才コンビ) ・高島鈴 ・二三川練 ・書店からはじまるフェミニズム(沖縄くじらブックス/渡慶次美帆) ・フェミニズム勉強会#猫研 ・シネマレビュー(浅野百衣) ・シモーヌブックガイド
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シモーヌ VOL.5 「私」と日記
¥1,430
雑誌感覚で読めるフェミニズム入門ブック『シモーヌ』VOL.5 特集:「私」と日記:生の記録を読む。 田辺聖子、アンネ・フランク、アストリッド・リンドグレーン、藤原道綱母、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、メイ・サートン、アナイス・ニン、ヴァージニア・ウルフ、ジョルジュ・サンド、トランスジェンダーとブログ、部落女性と識字運動、遊女の日記……。 それぞれの「私的」生の記録をさまざまな視点で読みとく。 [編集部より] 出版社|現代書館 定 価|1,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|132 ISBN|978-4-7684-9105-8 初 版|2021年11月 Contents 【特集】「私」と日記:生の記録を読む [戦争と日記]斎藤美奈子・小林エリカ・よこのなな [女と日記]木村朗子・中村 彩・栩木玲子 [くらしと日記]北村紗衣・もろさわようこ [ジェンダーと日記]高井ゆと里・矢口裕子 [病と日記]小川公代 [食と日記]アトランさやか [論考]熊本理抄 日記作品ガイド、日記にまつわるアンケート、他 【寄稿】 ・相川千尋 フランスのオンラインハラスメント規制とフェミニストの闘い 【連載】 インベカヲリ★、高島鈴、栗田隆子、アトランさやか、二三川練、小野春、なとせ&万次郎、江戸川ずるこ、フェミニズム勉強会#猫研、 書店からはじまるフェミニズム(熊本・橙書店/田尻久子)、他 コロナ禍、貧困格差、高齢化社会、フェミサイド…いやでも「生」に向き合わなければならない日々、私たちは他者への想像力をより求められる時代に生きています。さまざまな「生」の記録を読むことで、私たちはもっと多くの小さき声を聴けるようになるかもしれません。
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シモーヌ VOL.6 インターネットとフェミニズム
¥1,650
雑誌感覚で読めるフェミニズム入門ブック『シモーヌ』VOL.6 特集:インターネットとフェミニズム:私たちの空間を守る。 出版社|現代書館 定 価|1,500円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|164 ISBN|978-4-7684-9106-5 初 版|2022年06月 Contents 【特集】インターネットとフェミニズム:私たちの空間を守る [ICTとジェンダー] 浅井亮子「ジェンダーの視点で振り返るコンピューター史」 隠岐さや香「STEM教育とジェンダーバイアス」 [インターネットとカルチャー] ・守如子「インターネット時代のファンカルチャー」 ・シオリーヌ「YouTuberとして性教育をすること」 ・リポート「ウィキギャップを知っていますか?」 ・笛美「フェミニストの日常とインターネット」 [インターネットと表象] ・北村紗衣「1990年代のインターネット映画と女性:『ユー・ガット・メール』と『ザ・インターネット』」 ・小林美香「ICT業界は「デキる男」たちのもの?:メディアが作り出すジェンダー規範から脱却するために」 [インターネットと恋愛] ・りぃな「あなたのペースと、あなたのサイズの愛を」 ・河上りさ「狭き恋の門:トランスジェンダーの恋愛事情」 ・鈴木アユミ「Tinderでの股の開き方」 ・太田啓子「SNSとグルーミング:「真摯な恋愛」という名の予備加害」 [インターネットと女性運動] ・石川優実「私のインターネット運動史」 ・皆本夏樹「countergaze」 ・申きよん「前進するフェミニズム:韓国と日本におけるソーシャルメディアとアクティヴィズム」 [インターネットとバックラッシュ] ・座談会「バックラッシュに負けない! 生きるためのSNS利用」 ・山口智美「日本軍「慰安婦」問題へのバックラッシュとネット右翼」 [インターネットとハラスメント] ・堀あきこ「だって、ネットの話でしょ?:インターネットの差別に抗う」 ・宮下萌「インターネット上のヘイトスピーチとオンラインハラスメントの法規制を考える」 ・相川千尋「オンラインハラスメント:フランスの実態調査の結果を読み解く」 [インターネットとインターセクショナリティ] ・ふぇみ・ゼミ「オンラインでジェンダーと多様性をつなぐ:ふぇみ・ゼミの取り組み」 ・伊是名夏子「パンダになるためのインターネットラジオ」 [論考] ・斉藤正美「インターネットにおけるフェミニストのメディア利用を考える」 [特別寄稿] ・李琴峰「差別に加担しないためのインターネット・リテラシー:笙野頼子さんエッセイへの応答を兼ねて」 [年表] ・フェミニズムから見たインターネットの歴史 【アクチュアリテ(時事問題)】 元橋利恵「母性と体制:自己犠牲とロマンチシズムをこえて」 【連載】 Renaitre?女は生まれなおしている 〈№ 6 〉 インベカヲリ★ ・#猫研 ④フェミ曲? 非フェミ曲? ・パリのシモーヌたち 6 アトランさやか ・手さぐりフェミニズム入門(第5回) 栗田隆子 ・シスター、狂っているのか? ⑤ 高島 鈴 ・ふみがわのフェミ短歌塾(第六回) 二三川 練 ・SAW & LAW 往復書簡(第5回) 芋ポテト&万次郎 ・ずるこのおんな食べ物帖⑥ 江戸川ずるこ ・女同士で子育てしたら 小野 春 ・書店からはじまるフェミニズム⑥ 奥村千織[1003] ・シモーヌ シネマレヴュー 鄭優希 ・シモーヌ ブックガイド ・羊毛でつくるフェミニスト
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エトセトラ VOL.7 くぐりぬけて見つけた場所
¥1,540
生きる場所を奪われないために。 くぐりぬけて安心できる場所を見つけるために。 公園のブルーテントに長年住み、女性ホームレスグループを主宰するいちむらみさこを責任編集に、今それぞれの地点から考える、場所、ケア、抵抗、そしてフェミニズム。女性ホームレス「小山さん」が遺したノート、海外スクウォットへのインタビュー、エッセイなどで構成。 [編集部より] 責任編集|いちむらみさこ 出版社|エトセトラブックス 定 価|1,400円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|128 ISBN|978-4-909910-14-1 初 版|2022年05月 Contents 特集:くぐりぬけて見つけた場所 はじめに ノートの中に見つけた場所 「小山さんノート」ワークショップ 扉テキスト 登久希子 「小山さんが生きようとしたこと」いちむらみさこ 「一年後の追悼展覧会」ナガノハル 小山さんのノートから 「小山さんとの長い長い対話」吉田亜矢子 「けっして自分を明け渡さない小山さん」まさこ 「生き延びるための想像力」花崎攝 「沈黙しているとみなされる者たちの秘密の共通語──共に聴き-翻訳すること」申 知瑛/翻訳:金 友子 「自由意志の領地」ナガノハル 「ノートという場所」藤本なほ子 【エッセイ】 栗田隆子「私の居場所、あるいは『外』で一人でいられる場所」 堅田香緒里「二つの『庭=運動(アヴァン・ガーデニング)』」 沢部ひとみ「女と生きる女の声を聴く『場』を求めて」 井谷聡子「クィアの『居場所』」 李杏理「濁酒が編み出すもの」 大嶋栄子「くぐり抜けたはずなのに――たどり着いてしまった場所」 黒田節子「あてどなくさまようフクシマから女たちへ」 【スクウォット・インタビュー】 マウア(サンパウロ)イバネッチ・アラウージョ「住まいを持たないひとりがいれば、その周りにたくさんの強い運動が生まれる」 (コラム:下郷さとみ) カナル(ベルリン)「移動しながら、自分らしく生きる場所」 【読者投稿】 あなたが見つけた「場所」 【インタビュー】 上岡陽江「生き延びるための場を守っていく」 笛美「インターネットしか居場所がない誰かとつながるために」 【私たちのコレクティブ】 フェミニスト手芸グループ山姥「政治的な手芸部とは」 フェミZINEコレクティブ「場としてのZINEをつくる」 ひととひと「皿を割るため、女は集う」 特集のおわりに ー 【寄稿】 高柳聡子「誰に戦争は必要か――問いかけるロシアのフェミニストたち」 長山智香子「ベル・フックスに捧げる」 京極紀子「五輪礼賛、女性活躍? ダイバーシティ?――『レガシー』はこうしてねつ造される」 大橋由香子「『なまじっか』という困った事態――日本で中絶薬が承認されず、同『姓』婚が強要される理由を考える」 吉野靫「ままならぬ人生に、女友だちはいかが」 福田和子「世界一の女性議員比率、ルワンダ」 【連載】 編集長フェミ日記 2022年3月〜4月/いちむらみさこ ここは女を入れない国:第5回 山と女人禁制(後編)/伊藤春奈(花束書房) ふぇみで大丈夫 vol.3 Twitterという居場所/ナガノハル LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景 vol.7/宇壽山貴久子 私のフェミアイテム 07 円香 NOW THIS ACTIVIST vol.6 石田郁子 etcbookshop通信(拡大版) Chief Editor いちむらみさこ 2003年から東京の公園のブルーテント村に住み始め、同じテント村住人と一緒に物々交換カフェ・エノアールを開いている。2007年にホームレスの女性たちのグループ「ノラ」を発足。国内外でフェミニズムや反ジェントリフィケーションについての発表や展示、路上キッチンを行っている。おしゃれ商業主義から距離を置いた表現や場作りをコレクティブで実践。コンフリクトが生じた際、話し合いを持つことの重要性やその難しさなども痛感しつつ、変容しながら継続中。著書に『Dear キクチさん、ブルーテント村とチョコレート』(キョートット出版)がある。
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エトセトラ VOL.6 スポーツとジェンダー
¥1,430
スポーツはジェンダーと切り離せない。 スポーツは「男らしさ」の規範を強化し、「女らしさ」を監視してきた一方で、ジェンダー規範に揺さぶりをかけてきた。 フェミニズムの視点で捉えなおして、スポーツや運動をいま、私たちの身体に取り戻そう! フェミニズムを身近なテーマから考えるマガジン「エトセトラ」6号目が取り上げるのは、「スポーツ」。スポーツとジェンダー・セクシュアリティ研究の井谷聡子責任編集のもと、読者アンケート、論考・エッセイ、スポーツ史年表、多様なインタビューで構成。 [編集部より] 責任編集|井谷聡子 出版社|エトセトラブックス 定 価|1,300円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|128 ISBN|978-4-909910-13-4 初 版|2021年11月 Contents 特集:ジェンダーとスポーツ はじめに 【エッセイ】 松田青子「ようやく気づけた」 キム・ホンビ「私たちのグラウンドを広く使う方法」(小山内園子 訳) 津村記久子「スタジアムの女の人たち」 【読者アンケート】 スポーツ・運動と私たちの関係 【ジェンダーでスポーツを考える】 井谷惠子「『体育嫌い』とジェンダー・ポリティクス」 熊安貴美江「スポーツが内包するハラスメント、暴力」 (インタビュー) 飛騨シューレ・山田ゆかり「スポーツとの関係を変えるために、子どもたちと一緒に場所をつくる 」 (レポート) 小川たまか「女性のための護身プログラム『Wen-Do』を体験する」 小林美香「五輪広告の女神たち 『美しさ』と『強さの表象』」 小林直美「オリンピックニュースをジェンダー・センシティブに――報道内容と報道される選手の権利―― 」 【年表】 ジェンダー視点でふりかえる女性スポーツ・体育この100年(作成:小石原美保) 【エッセイ】 伊藤春奈(花束書房)「スポーツに自由を見た女性たち――『強さ』を入り口に」 【インタビュー】 今日和「女子相撲を広げるために、やりたいこと」 【スポーツと生きる】 ケイト・シルベスター「強い絆と集団的沈黙:女性にとっての剣道の矛盾」(高井詩穂 訳) 水野英莉「サーフィンが自由な身体文化であるために」 関めぐみ「私が『女子マネージャー』を研究する理由」 井谷聡子「東京2020とトランス選手と」 (インタビュー) サヴォイ・“カパウ!”・ハウ「トランスジェンダーも、共に安心できるボクシングジムができるまで」 特集のおわりに ー 【連載】 編集長フェミ日記 2021年7月〜9月/井谷聡子 ここは女を入れない国 第4回山と女人禁制(前編)/伊藤春奈(花束書房) Who is she? 第4回花をもって立つ彼女/大橋由香子 ふぇみで大丈夫 vol.2 スガ・バッハの行いを精神障害者に押し付けるな/ナガノハル LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景 vol.6/宇壽山貴久子 私のフェミアイテム 06 Nami Sato NOW THIS ACTIVIST vol.5 長位鈴子 etcbookshop通信 【寄稿】 いちむらみさこ「オリンピック・パラリンピックに対する女性たちの抵抗」 岩間香純「ラステシスと私たち:現代のアクティビズムが繋ぐ痛みのコミュニティー」 【フェミリポート】 高柳聡子「ロシア、もうひとつのエピデミック」 Chief Editor 井谷 聡子 Satoko Itani 専門は、スポーツとジェンダー・セクシュアリティ研究。関西大学文学部准教授。2015年トロント大学博士課程修了。著書に『〈体育会系女子〉のポリティクス―身体・ジェンダー・セクシュアリティ』(関西大学出版部)、監訳書にヘレン・レンスキー『オリンピックという名の虚構』(晃洋書房)、ジュールズ・ボイコフ『オリンピック―反対する側の論理』(作品社)がある。
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銀幕 001 わたしたちとベネックス わたしたちの『ディーバ』
¥800
SOLD OUT
1981年に打ち寄せた新しい波、フランス映画を刷新したジャン=ジャック・ベネックスの『ディーバ』が2022年、デジタルリマスター版で再公開。さまざまなジャンルを混淆させた永遠に斬新なノワール映画である。83年&94年に日本公開され若い観客たちに熱狂的に支持されたこの『ディーバ』を22年、新たに迎えるべく60年代生まれのリアルタイム世代から00年代生まれの未体験世代までが言葉を寄せた公式ZINEが誕生! 表紙はドレスコーズのジャケット画などでも知られる気鋭の漫画家、不吉霊二の最高にキュートなイラストレーション! 90年代、ドキュメンタリー「OTAKU」を撮りに来日したベネックス監督に捧ぐ”オタクの国”からの応答!! [編集部より] 発 行|銀幕 イラストレーション|岡田成生 デザイン|戸塚泰雄 編 集|寺岡裕治 協 力|小瀧萌香 定 価|800円 判 型|A6判 頁 数|36 初 版|2022年09月 Contents わたしたちの『ディーバ』 ・〈青の時代〉に於ける孤高の傑作 菊地成孔 ・DIVAとオタクの邂逅にはいつでもロマンがある ゆっきゅん ・そして波が止まる 植村正美 わたしたちとベネックス ・ジャン=ジャック・ベネックス BIOGRAPHY ・世界の中心で「おたく」を叫ぶベネックス 切通理作 ・青色のとき、あの愛は青色 和泉萌香 評論と分析 ・[衣装]私はワガママでやんちゃでチャーミング 古里静花 ・[音楽]都市に息づくさまざまなリズムとその揺らぎ 島晃一 ・[評論]モノと化した声の物語 遠山純生 『ディーバ』のこと ・作品解説 ・物語 ・STAFF &CAST