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トラベシア Vol.6 いしあいひでひこのやさしい人生
¥770
いしあいひでひこ。1963年生まれ、埼玉県在住。職業は介護士。アカウントはandre1977、ツイッター名は初老男性、一般男性。その昔にはno painと名乗っていたとか。サブカルチャーと妹とインターネットとサロン・デュ・ショコラが大好きで、興味がないのはスポーツと動物。音楽、活字、映画、TVドラマ、スイーツ……などなどを絶え間なく摂取し、同じ話題を繰り返す。それは懐古主義ではない。後ろ向きで前に進む、未来志向のノスタルジー。ことばに乗って、ゴダールばりのジャンプカットで20世紀と21世紀を行き来する男。一般人と呼ぶにはあまりにも惜しい、「誰も知らない有名人」のやさしい人生の秘密に豪華な顔ぶれで迫る、世界初の大特集。 [編集部より] 出版社|トラベシア編集部 定 価|700円+税 判 型|A5判 頁 数|62 イラスト・ロゴ原案|畑中宇惟 デザイン|村松道代 編集・発行|鈴木並木 Contents *盛りだくさんのお楽しみ記事! [ モノクロ・グラビア ] いしあいひでひこと笹塚さんぽ|写真・文:lele [ ロング・インタヴュー] 今日もまたいつもの話|聞き手:佐藤麻弥 [ アンケート ] わっしょい! いしあいひでひこの読み方、売り方 依田那美紀 木村有理子 小松夏子 しだゆい 竹内六弦斎 樽本周馬 萩野亮 蓑田沙希 [ 豪華鼎談 ] 女も男も生きやすい社会をつくるには|大九明子×草野なつか×いしあいひでひこ [ 著名作家との往復書簡 ] いしあいひでひこ×姫野カオルコ [ 人生に影響を与えた12曲 ] グレイテスト・ヒッツ 1963-2003|解説:安田謙一 [ イラスト ] かつしかけいた [ 近親者や俊英などによる寄稿! ] ・160GBの宝|セラーズ和虎 ・人生の美しいとき|寺岡裕治 ・東京がいちばん寒かった日|鈴木並木 [ いしあいひでひこ本人の文芸! ] ・自筆年譜(「直筆」ではありません) ・はてなブログから その1 エッセイ(「Got My Mind Made Up」「ハイスクール1968」) ・はてなブログから その2 断片集 ・書き下ろし / アプレ・ゲールのなれの果て
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トラベシア Vol.5 音楽と金
¥550
SOLD OUT
普通に読める日本語の雑誌「トラベシア」Vol.5 特集「音楽と金」 ◇音楽の現場から|鈴木並木 今年もまた、日本語の時間がやってきました。これまで本誌では、いわゆる一般人のみなさまに多く参加していただいておりましたが、今回は方針をやや転換して、テーマに沿って、実際に音楽と金に職業っぽくかかわっている方々を中心に据えてみました(*)。具体的には、ミュージシャン、ミュージシャンのご子息、音楽雑誌の編集者、ディレクター、ライター、レコード店主などです。 となると、「音楽について詳しくないんですけど読んでも大丈夫でしょうか」みたいな質問をいただきそうな予感があります。大丈夫です。特定の音楽ジャンルやミュージシャンのファンに向けた、いわゆる「音楽雑誌」ではありません。いままでどおり、さまざまな人たちに、そのひとならではの話をしてもらう、普通に読める日本語の雑誌です。 近年、音楽の魅力はなにをおいてもライヴの場にこそある、みたいな意見をよく見かけます。「音楽業界」の既存の「ビジネス・モデル」が「シュリンク」していきつつある状況と、いま現在の渇望感とがいい感じに掛け合わされれば、そうした声が強くなるのは(商業的にも)自然な流れでしょう。しかし、わたし個人としては、その立場には必ずしも賛同していません。音がどこでどんなふうに鳴っていようとも、あるいは鳴っていなくても、音楽の形をしていなくても、「音楽の現場」はさまざまな姿で存在しうるはず、と考えています。その多様性と可能性を、探ってみたい。 最後に(できるかぎりすみやかに、なんの話をしているのかよくわからなくなることが望ましい)補足を。原稿を依頼してから現在に至るまでのあいだに、世間の状況が通常あり得る程度を大きく超えて変化したため、もしかするとそうした事態への対抗策や提言のようなものを期待してお読みになる方がいらっしゃるかもしれません。申し訳ないのですが、そういう「素早い」性質の雑誌ではないです。ただし、いくつかの原稿には、執筆者の執筆当時の状況の痕跡が刻まれています。あなたの本棚の「現代史」のコーナーに並べてみてください。 *ここで「音楽」と言っているのはおもに広義のポピュラー音楽です。 [編集部より] 発 行|トラベシア編集部 定 価|500円+税 判 型|A5判 頁 数|86 イラスト・ロゴ原案|畑中宇惟 デザイン|村松道代 編集・発行|鈴木並木 初 版|2020年7月 contents オン・チャイ・クーン|他人の靴 ケヴィン・スミス|銭湯と梅干しハイとライヴハウス!-ぼくが日本に住むようになったきっかけの話 佐々木美佳|2000ルピー札をポシェットで握りしめる サミー・ミラー|使命感の大切さについて 柴崎祐二|繊細な経済圏のために 音楽と金をめぐって ジョー長岡|瞽女をめぐる旅 ジョン・アリスン|我が父モーズ 杉本拓|本業と副業-妥協せずに芸術家として生きることは可能か? 鈴木並木|素晴らしいアメリカ音楽 たちなみえみ|うた 日々を綴る 詹宏翔|Music Makes Money, But Money Makes Me Moody 寺田俊彦|小さいからこそ続けられる-CDショップを続けること 原田和典|新たなる残骸 ひな|消費と愛用 森本アリ|新世界で橋が渡されグッゲンハイム 矢川俊介|それでも、音楽雑誌をつくる 安田謙一|カニコーセンに金の話ばっかり聞いた。 若木康輔|クロスワード・トラベシア ともちゃんインタヴュー|「推し」で世界が広がった
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トラベシア Vol.4 日本語について
¥660
SOLD OUT
普通に読める日本語の雑誌「トラベシア」Vol.4 特集「日本語について」 出版社|トラベシア編集部 定 価|600円+税 判 型|A5判 頁 数|90 イラスト・ロゴ原案|畑中宇惟 デザイン|村松道代 編集・発行|鈴木並木 Contents 対談|小原秀一×ジョー長岡|テレビ版 「まんが日本昔ばなし」の中の“にほんご” 伊子|日本語との縁 いしあいひでひこ|書いてる言葉(キーボードで) 伊藤螺子|休戦協定 ヴァン・パウガム|あるガイジンの回想 王小葵|親しんだり親しくなかったり 木村有理子|アラン・カミングの瞳 小松夏子|踊り場でてんてこ舞い 佐久間朋子|リップ練 佐藤柿杵|あることば(かなでなおしてでなおす) 佐藤麻弥|非文の遊び 城定秀夫|ことばのこと 鈴木並木|米と油 田口真希|川床亭日乗 寺岡裕治|書かれなくてもよかったのに日記 中野さやか|素甘考 原田和典|蒲田(専売所)行進曲 深堀骨|獅子河馬部考(素骨) 真付巳鈴|白いスリップが見えたら 豆田妙子|1995年のこと 水下暢也|詩の在り方に関する横書きの反散文詩 ムチコ|型抜き 若木康輔|翔太と美咲 渡邉寿岳|聞いた時から
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トラベシア Vol.2 労働
¥880
SOLD OUT
普通に読める日本語の雑誌「トラベシア」Vol.2 特集「労働」 出版社|トラベシア編集部 定 価|800円+税 判 型|A5判 頁 数|98 イラスト・ロゴ原案|畑中宇惟 デザイン|村松道代 編集・発行|鈴木並木 Contents インタビュー|miro & nikaの個性と発展(鈴木並木) インタビュー|“映画の作りかた”と“仕事”―「ケンとカズ」の小路紘史監督に聞く(寺岡裕治) 一般男性|人並みじゃないのに人並みにしなきゃなんないのってなんかヤだなあって 折坂悠太|穴をどうする 河波雄大|労働について 木村有理子|こどもとフィクション 草野なつか|夢占い コバヤシユカ|流儀、っていうかぁ 酒井俊|ネズミにまつわる迷信 佐藤柿杵|loose and lonesome labor loop 鈴木並木|トーキョー・ワーキング・クラス・アンサンブル 田口真希|目覚めると無職。 只石博紀|綺麗 中野さやか|フカンゼン・ショウセツ 原田和典|書道セットとロックンロールオリンピックと私 深堀骨|セントミアリーメイドの永遠の処女 牧野大輔|モスクワ二十才まえ 真付巳鈴|同伴映画館通い 三木直人|ドローン=トマト缶、またはDCTC。 ムチコ|見ないで、見えてても見なかったことにして 若木康輔|映画ライター三十六房