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新 荒唐無稽音楽事典[OUTLET]
¥715
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私家版『荒唐無稽音楽事典』(2014年、焚書舎)に約100項目の増補をし、全面的に加筆修正を行った全1730項目の完全版。音楽の世界を縦横無尽に楽しむための知的財産危険図書。 本文より一部抜粋 【X JAPAN】えっくす‐じゃぱん〔バンド〕 NHKホールには日本最大のパイプオルガンがある。レピッシュのひとが借りに行ったら断られたそうだ。ところがYOSHIKIには簡単に貸した。世の中ヤンキーに優しくサブカルに厳しいという例である。 【セルジュ・ゲンズブール】Serge Gainsbourg(1928-1991)〔人物〕 世の女性に「嫌いな男性のタイプは?」と訊くと99%が「不潔なひと」と答える。セルジュ・ゲンズブールは2年くらい風呂に入らず、アルバート・アインシュタインみたいな髪形になって、ぼろぼろの服を着ていたのに、ブリジット・バルドー、アンナ・カリーナ、ジェーン・バーキン、バンブーと絶世の美女に惚れられた。矛盾である。 【ヘッドフォン】headphone〔電気〕 スタジオで演奏に集中しているミュージシャンに出前が届いたことを知らせる装置。 【ロック】rock〔ジャンル〕 リズム&ブルーズやカントリーを元に発達した、大人たちの消費主義や社会への服従に対する若者たちの反抗の表現音楽である。取り仕切っているのはもちろん消費主義の大人たちである。 [出版社より] 著 者|高木壮太 出版社|平凡社 定 価|1,300円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|272 ISBN|9784582837506 発 行|2017年02月 Contents 凡例 音楽史年表(有史以前~21世紀) 付録(ギター各部の名称、各地域で最も人気のあるバンド、音域表) 平凡社版によせて Author 高木壮太 Sota Takagi 1968年徳島県生まれ。鍵盤奏者。1990年代よりスタジオミュージシャン、音楽作家として活動を始める。数々のバンドのサポートミュージシャンとしても国内外で活躍し、現在はファンクバンド「CAT BOYS」キーボーディストや「井の頭レンジャーズ」プロデューサーとしても活躍。著書に『プロ無職入門』(P-Vine Books)。映像作品に『RAWLIFEとその時代』。
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決闘のヨーロッパ史[OUTLET]
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「決闘」はいかに生まれ、なぜ衰退したのか——。 男も、女も、ゲーテもニーチェもマルクスも、なぜあれほど熱狂したのか。命がけの一騎打ちはいかにしてスポーツに変わったのか? ヨーロッパ精神の根底に流れる「決闘」の歴史を辿る、はじめての書。ルール、社会的背景、使われた武器など、あらゆる角度から決闘の奥深い歴史を追う。 [出版社より] 著 者|浜本隆志・菅野瑞治也 出版社|河出書房新社 定 価|2,350円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|200 ISBN|9784309228297 発 行|2021年09月 Contents プロローグ ドイツにおける決闘体験記 第1章 決闘のヨーロッパ史 第2章 ヨーロッパの決闘禁止令 第3章 ドイツの学生と将校の決闘 第4章 決闘からスポーツへ 第5章 劇場型スポーツと観客 エピローグ 決闘の美学・スポーツの美学 Author 浜本 隆志 Takashi Hamamoto 1944年、香川県生まれ。関西大学文学部教授を経て、名誉教授。ヴァイマル古典文学研究所、ジーゲン大学留学。専攻はヨーロッパ文化論、比較文化論。著作多数。 菅野 瑞治也 Michinari Sugano 富山県生まれ。京都外国語大学教授。文学博士。ドイツのマンハイム大学留学中に学生結社「コーア・レノ・ニカーリア」の正会員となり、決闘を体験。現在は同会OB会員。専攻は決闘文化論、ドイツ語圏の社会文化史。
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名状しがたいもの ラヴクラフト傑作集17
¥1,034
その恐怖に、名前はまだない。 「人類の最古にして最強の感情は、未知への恐怖である」 ーーH.P.ラヴクラフト 未知への戦慄と憧憬を解き放つ、クトゥルフ神話の極地、完全漫画化。 【手塚治虫文化賞】マンガ大賞最終候補、【米国アイズナー賞】ノミネート、【仏国アングレーム国際漫画祭】公式セレクション選出、【仏国Prix Asie de la Critique ACBD】受賞、【仏国DARUMA】最優秀作画賞・最優秀デザイン賞受賞、【米国ハーベイ賞】ノミネートほか、数々の賞賛を呼ぶ「ラヴクラフト傑作集」シリーズ。 [出版社より] 著 者|田辺剛 原 作|H. P. ラヴクラフト 出版社|KADOKAWA[ビームコミックス] 定 価|940円+税 判 型|四六判[並製] 頁 数|282 ISBN|978-4047382763 発 行|2025年02月 Contents ・夢見人(ドリーマー)へ ・北極星(ポラリス) ・恐ろしい老人 ・霧の高みの不思議な家 ・ランドルフ・カーターの陳述 ・名状しがたいもの ・銀の鍵 ・断章 アザトース
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ウルタールの猫 ラヴクラフト傑作集16
¥902
「猫を殺める事は許されぬ」ラヴクラフト傑作集シリーズ、新章突入。 スカイ河の彼方にあるウルタールの土地では、何人も猫を殺める事は許されぬと言う。 そのような法律が定められたのには、勿論理由がある――。 恐怖小説の王・H.P.ラヴクラフトが創造した異次元の世界・ドリームランド。その夢幻境を舞台とした「ウルタールの猫」「セレファイス」「蕃神」の3篇を、名状し難い「クトゥルフ漫画家」がコミカライズ。 [出版社より] 著 者|田辺剛 原 作|H. P. ラヴクラフト 出版社|KADOKAWA[ビームコミックス] 定 価|820円+税 判 型|四六判[並製] 頁 数|227 ISBN|978-4047379077 発 行|2024年05月 Contents ウルタールの猫 セレファイス 蕃神
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クトゥルフの呼び声 ラヴクラフト傑作集10
¥1,034
『クトゥルフ神話』の原点、遂に漫画化。 星辰正しき刻、其れは永き夢から目覚める。 【手塚治虫文化賞】マンガ大賞最終候補、【米国アイズナー賞】ノミネート、【仏国アングレーム国際漫画祭】公式セレクション選出、【仏国Prix Asie de la Critique ACBD 2019】受賞、【仏国DARUMA2019】最優秀作画賞・最優秀デザイン賞受賞。 絶賛を呼ぶ【ラヴクラフト傑作集】シリーズは遂に、『クトゥルフ神話』の原点へ。名作『クトゥルフの呼び声』を、世界中から最高評価を受けるラヴクラフト描きが待望のコミカライズ! “Ph'nglui mglw'nafh Cthulhu R'lyeh wgah'nagl fhtagn” “死せるクトゥルフ ルルイエの館にて 夢見るままに 待ちいたり” [出版社より] 著 者|田辺剛 原 作|H. P. ラヴクラフト 出版社|KADOKAWA[ビームコミックス] 定 価|830円+税 判 型|四六判[並製] 頁 数|289 ISBN|978-4047358539 発 行|2019年12月
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異世界の色彩 ラヴクラフト傑作集2
¥748
ラヴクラフトの最高傑作、驚愕のコミカライズ。 “それ”は、隕石とともに、その村にやってきた……。そして、想像を絶する恐怖の幕が上がる。ホラー小説の巨星ラヴクラフトが「もっとも満足のいく作品」と自ら語った最高傑作に、『魔犬』で大きな話題を呼んだ気鋭の絵師が挑む。クトゥルフ神話の最深部、香気と戦慄が横溢する圧倒的な“煉獄”に、酔え、震えろ。 [出版社より] 著 者|田辺剛 出版社|KADOKAWA[ビームコミックス] 定 価|680円+税 判 型|四六判[並製] 頁 数|193 ISBN|978-4047308046 発 行|2015年09月
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シャーロック・ホームズの護身術 バリツ
¥2,420
「崖っぷちから落ちかけたぼくたちは一瞬ふたりそろってよろめいたんだ。でもぼくは日本の格闘術であるバリツを少々かじっていて、何度もそれに救われたことがあってね」 ――サー・アーサー・コナン・ドイル『空き家の冒険』より 名探偵シャーロック・ホームズが宿敵モリアーティ教授とライヘンバッハの滝で対決した際に披露した伝説の格闘術バリツ(Baritsu)。 そのルーツはイギリス人エドワード・W.バートン=ライトが日本の柔術にボクシング、サバット、ステッキ術を組み合わせて生み出した護身術「バーティツ(Bartitsu)」ではないかと言われている。1899~1900年に発表された当時そのままの120点を超える写真と文章で幻の護身術を一挙紹介。第58回造本装幀コンクール「読書推進運動協議会賞」受賞作品。 [出版社より] 「夢にまで見たバリツ!! ホームズを救った謎の護身術の正体がついにここまで詳しくわかるだなんて驚いた!!“最後の事件”の大解決」 ——シャーロキアンの大槻ケンヂさん 著 者|エドワード・ウィリアム・バートン=ライト 訳 者|田内志文 監 修|新美智士 出版社|平凡社 定 価|2,200円+税 判 型|四六変型判/上製 頁 数|192 ISBN|9784582839555 発 行|2024年03月 Contents 新しい護身術 厄介者を部屋から追い出す 顔面を狙ってきた相手を無力化する 背後からの奇襲で羽交い絞めにされ両腕を封じられてしまったら 腰のベルトをつかまれたり、コートのポケットをつかもうとされたら あなたの襟をつかんでいる相手の右手を振りほどき、投げ飛ばす 背後から捕まえ、力を使わずに転がす 地面に倒れて動けない相手を押さえこむ 相手に両手首をつかまれてしまったら 襟の折り返しをつかんで相手から逃れ、投げ飛ばす 相手にコートをつかまれ揺さぶられる――相手からどう逃れ、どう投げ倒すか 右手で顔面に殴りかかってくる相手から防御する 背後から襟をつかんできた相手から逃れる方法 相手に右腕をつかまれてしまったら 杖を使った護身術 間合いで防御する――相手との間合いを広げ、攻撃を受けるリスクを回避しつつ相手を射程に捉え続ける 相手の杖の射程から外に出つつ攻撃をする 両手で杖を使う――軽い杖を持った相手に襲われたときに、片手では扱いきれない重い杖を持っていたら 軽い杖や傘しか持っていないのに、頑丈な杖を持つ相手に襲われたなら 杖を使ってボクサーから身を護る 同じような杖を手にした相手を無力化するには 背が高く、すばやさにもステッキ術にも自信がない人が、自分より背が低い熟練の相手と出くわしたら 杖を持っているときにキックの達人が襲ってきたら 普通の杖しか持っていないのに、先の尖った棒や長い棒を持つ相手に襲われたときには 杖を使えなくしようと飛びこんでくる相手を撃退する まっすぐな杖を持った相手から、フック状の柄の杖を使って身を護る 人混みの中で杖を武器として使うには 杖で頭を狙われたら――防御とカウンターにはこんな方法がある 両手を駆使した防御と攻撃 付録 強い男に見せるには 監修者まえがき/あとがき 訳者あとがき Author エドワード・ウィリアム・バートン=ライト 1860年、イギリス領インド帝国で生まれる。技術者として活動し、日本に滞在中に柔術を学ぶ。1898年、ロンドンに戻り柔術にボクシング、サバット、ステッキ術を組み合わせた独自の護身術「バーティツ(Bartitsu)」を考案、翌年『ピアソンズ・マガジン』誌に発表。バーティツの道場を開くも数年で閉鎖。以後は理学療法士として活動。1951年、逝去 Translator 田内 志文 Shimon Tauchi 文筆家、スヌーカー・プレイヤー、シーランド公国男爵。スヌーカーではアジア選手権、チーム戦世界選手権の出場歴も持つ。 Supervisor 新美智士 Satoshi Niimi DAI認定ファイト・ディレクター。2005年から米国でステージ・ファイトを学び始め、2015年にファイト・ディレクターとなる。米国と日本で俳優の育成事業に携わる一方で、ヨーロッパの武器術の専門家として執筆、監修なども務める。
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すばらしき特殊特許の世界[OUTLET]
¥880
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「特殊特許」と筆者が呼ぶ、個性的な特許を紹介。松本人志が発明した目覚まし時計など、ユニークな題材を取材や調査を通じてドラマチックに描く。新しいアイデアづくりのヒントも満載。笑えて学べる特許入門書。 [出版社より] 著 者|稲森謙太郎 出版社|太田出版 定 価|1,600円+税 判 型|四六変型判/上製 頁 数|288 ISBN|9784778313883 発 行|2014年01月 Contents まえがき―特殊特許の世界へ、ようこそ 本書を読む前に——押さえておきたい基礎知識 第1章 こんな発明が出願されていた! ・ダウンタウン松ちゃんが発明! 必ず起きることのできる驚異の目覚まし時計! ・秋元康が発案! AKB48を振りまくるハードな恋愛ゲームが特許出願されていた! ・iPS騒動の森口尚史氏が発明したC型肝炎薬は本当に効き目があるのか? ・東日本大震災も予知できた? 植物の予知能力を使った地震警報装置は本当に使えるのか? ・富士フイルムの多角化もここまで来た? 暴漢を撃退するデジタルカメラ! ・パナソニックのインターホンシステムで「招かざる客」を追い返すことができるのか? ・いつでもお墓参りが可能! 鉄道高架下の墓地は特許されるのか? コラム1.知的財産権って何? コラム2.どんな発明が特許になるの? コラム3.特許はどうやったら取れるの? コラム4.特許の出願書類はどう書いたら良い? 第2章 こんな発明が特許されていた! ・人気作家・東野圭吾がサラリーマン時代にガリレオ風の特許を取得していた! ・考古学者・吉村作治の発案によるエジプトビールはなぜ京都で実現したのか? ・巨大津波が来てもダイジョーブ!? どこにでも自由自在に移動できる原子力発電所! ・阪急不動産と竹中工務店が、大阪駅前の巨大観覧車ビルを特許にしていた! ・増加する離婚率を減少させることができるのか?夫婦が分かれることのない指輪! ・切り込み位置がそんなに重要? 越後製菓VSサトウ食品 切り餅を巡る熱き戦い ・これでもう台風シーズンになっても怖くない! ?驚異の台風防止装置! ・縄文人と弥生人は惹かれあう!? この結婚情報システムで本当に結婚できるのか? ・葬式のやり方が特許になっていた! 故人がよみがえる「動く遺影」とは? ・ビールのおつまみに欠かせない! ニッスイが取得した塩味冷凍枝豆の特許の行方 コラム5.特許が取れたら何ができるの? コラム6.中国が知らぬ間に世界一の知財大国になっていた! コラム7.アップル vs サムスン 特許訴訟の行方 コラム8.アンジェリーナ・ジョリーと遺伝子特許 コラム9.グーグルの知的財産権を使った究極の節税とは? あとがき 巻末資料(料金表) おことわり 主要参考文献 著者紹介
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ヘアヌードの誕生——芸術と猥褻のはざまで陰毛は揺れる[OUTLET]
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ヘアヌード30周年特別書き下ろし。 「ヘアー、それはたかが陰毛であり体毛に過ぎない。しかし、女性のそれが見えたか、見えないか。見せようとする側と決して見せまいとする側は、泣き笑いかつ死に物狂いの戦いを繰り広げてきた。その攻防の歴史を追うことは、日本人にとっての猥褻観とは何かを突き詰めることであり、否定しようのない日本文化史なのである」——「はじめに」より。 [出版社より] 著 者|安田理央 出版社|イースト・プレス 定 価|1,800円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|280 ISBN|9784781619903 発 行|2021年06月 「『陰毛はどこから来たのか、陰毛とは何か、陰毛はどこに行くのか』とはゴーギャンの名高い絵のタイトル、というのは嘘で、『陰毛』ではなく『人間』だ。だが、この本の読者は、大河ドラマのような陰毛の歴史を見て、そう呟くに違いない。ちなみに、ゴーギャンも陰毛はばっちり描いてます」 ——高橋源一郎(作家) Contents はじめに 日本人にとって陰毛とはなんだったのか 第一章 陰毛をめぐる世界史 第二章 奪われた日本の陰毛 第三章 陰毛闘争 第四章 ヘアヌードの誕生 第五章 ヘアヌードの終焉 終 章 そして誰も陰毛を語らなくなった おわりに 結局、陰毛は猥褻なのだろうか Author 安田 理央 Rio Yasuda 1967年埼玉県生まれ。ライター、アダルトメディア研究家。美学校考現学研究室(講師:赤瀬川原平)卒。主にアダルトテーマ全般を中心に執筆。特にエロとデジタルメディアとの関わりや、アダルトメディアの歴史をライフワークとしている。AV監督やカメラマン、またトークイベントの司会や漫画原作者としても活動。主な著書として『痴女の誕生 アダルトメディアは女性をどう描いてきたのか』『巨乳の誕生 大きなおっぱいはどう呼ばれてきたのか』『日本エロ本全史 』(すべて太田出版)、『AV女優、のち』(角川新書)、『日本縦断フーゾクの旅』(二見書房)、雨宮まみとの共著『エロの敵』(翔泳社)などがある。
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ぼくらのSEX[OUTLET]
¥413
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名著復活! みんな、ちゃんと考えないまま大人になった。 この本は、SEXをまじめに考える、性教育の本です。 「SEXは、人間が生きていくためのエネルギーであり、生きることの核心だ」 SEXにまつわるさまざまな疑問を橋本治が丁寧に解きほぐす、1993年刊行の不朽の名著が新装版で復活。男らしさ、女らしさ、大人らしさとは。恋愛と友情、純愛とSEX。「母親になる」ということ。「父親であること」と、思いやり。「欲望」とは。同性愛は「ヘンなこと」じゃない。 SEXをまじめに考えるための、唯一無二の性教育の本。 [出版社より] 著 者|橋本治 出版社|イースト・プレス[文庫ぎんが堂] 定 価|750円+税 判 型|文庫判/並製 頁 数|368 ISBN|9784781671994 発 行|2021年02月 Contents まえがき SEXって本当はどういうものなんだろう 1 こども──まだSEXを考えなくてもいい頃 2 Hなことばかりが気になっちゃう 3 もうこどもじゃない、でも、まだ大人じゃない 4 「かわいい」ということ 5 「第二次性徴」という時期0 6 男らしさ、女らしさ 7 大人らしさ 8 はじめて“それ”がやって来た──初潮とはじめての射精 9 オナニーがSEXの基本 10 「性交」って、なんだ? 11 どうしてオナニーは「いけないこと」なのか 12 自分を成熟させる訓練 13 感じちゃう体 14 「純潔」ということ 15 思春期には「自分」をつかまえる 16 「性的な自分」を知る 17 恋愛と友情、純愛とSEX 18 人はなぜ人とSEXをするのか? 19 「恋」ということを知らなくちゃ 20 いやらしい言葉 21 あいさつのキス、SEXのキス 22 ペッティングとネッキング 23 「C」 24 「C」に関するよぶんな知識(その一) 25 「C」に関するよぶんな知識(その二) 26 SEXに関する「かんじんなこと」 27 「母親になる」ということ 28 「父親であること」と、思いやり 29 コンドームのあるSEX 30 結婚したっていいんだよ 31 いけないSEXたち 32 「欲望」というもの 33 「教えてやるッ!」のサディズムと「ごめんなさい……」のマゾヒズム 34 ファザコンとマザコン──誰の中にも「大人」と「こども」はいる 35 同性愛は「ヘンなこと」じゃない 36 「男であること・女であること」の混乱 37 いろんな「混乱」 38 AIDSと浮気 39 「もうそんなにSEXをしたくないな」と思う年頃 エピローグ なぜ死ぬことを恐がるのか? 解説 欲望をもつことに罪悪感を抱かなくていい 二村ヒトシ(AV監督) Author 橋本 治 Osamu Hashimoto 作家。1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文学科卒業後、イラストレーターとなり、1977年、小説『桃尻娘』でデビュー。小説、評論、戯曲、エッセイ、古典の現代語訳などさまざまなフィールドで活躍。『桃尻語訳枕草子』『窯変源氏物語』『貧乏は正しい! 』『恋愛論』『美男へのレッスン』『宗教なんかこわくない! 』『双調平家物語』『「わからない」という方法』『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『上司は思いつきでものを言う』『蝶のゆくえ』『日本の行く道』『あなたの苦手な彼女について』など著書多数。
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純喫茶図解
¥1,650
『銭湯図解』で話題の画家・塩谷歩波が建築の図法で描く、唯一無二の空間。都内近郊の“純喫茶図解”18軒をオールカラーで収録!眺めて、読んで楽しいイラストエッセイ集。 アンティークの調度品にシェードランプの薄明り、個性あふれる床タイル、妖しく微笑むトーテムポール……。都心には、建築やインテリア、メニューの隅々にまで店主のこだわりが詰まった魅力あふれる純喫茶がひしめき合っています。 そんな純喫茶の魅力を、画家・塩谷歩波さんが建築の図法で描き、実際に足を運んで食べたメニューや店主へのインタビューなど、イラストと写真、文章でお届けします。著者の緻密で温かい絵に思いを巡らせながら、純喫茶に足を運んでみませんか? [出版社より] 著 者|塩谷歩波 出版社|幻冬舎 定 価|1,500円+税 判 型|新書判 頁 数|128 ISBN|9784344044258 発 行|2025年04月 Contents 第1章 ノスタルジックな純喫茶 西荻窪 それいゆ/蔵前 らい/渋谷 茶亭羽當/神保町 ラドリオ/津田沼 珈琲屋からす/高円寺 珈琲亭七つ森 第2章 豪華絢爛な純喫茶 上野 Coffee Shopギャラン/銀座 トリコロール 本店/上野 喫茶 古城 第3章 音を楽しむ純喫茶 渋谷 名曲喫茶ライオン/阿佐ヶ谷 ヴィオロン/吉祥寺 バロック/新宿 らんぶる 第4章 ひとクセ光る純喫茶 神保町 さぼうる/阿佐ヶ谷 gion/吉祥寺 くぐつ草/御茶ノ水 穂高/都立家政 Coffee&Lunch つるや Author 塩谷歩波 Honami Enya 1990年東京都生まれ。早稲田大学大学院(建築学専攻)修了。設計事務所、高円寺の銭湯・小杉湯の番頭を経て、2021年より画家として独立。設計事務所休職中に通い始めた銭湯に救われ、銭湯の建物内部を俯瞰で描く「銭湯図解」をSNS上で発表し、話題に。2019年に『情熱大陸』(TBS)に出演、2022年には自身の半生をモデルにしたドラマ『湯あがりスケッチ』(ひかりTV)が配信されるなど注目を集める。現在は、飲食店、ギャラリー、茶室など、様々な建物の図解を制作するほか、入浴施設などのデザイン監修も手がける。著書に『銭湯図解』(中央公論新社)、『湯あがりみたいに、ホッとして』(双葉社)、『塩谷歩波作品集』(玄光社)がある。
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毛糸のズボン——直野祥子トラウマ少女漫画全集
¥1,100
甦る恐怖。 いちばん恐ろしいのは、人間――。 誰もが思い当たる人間心理を突き詰めたサスペンスで70年代の少女たちを震え上がらせた直野祥子のトラウマ少女漫画をここに集成。全収録作への自作解説付き。 おばあちゃんの手編みのズボンを穿きたくないひろしが取った行動は?(「毛糸のズボン」)、「両親に似ていない」と言われたマリは不安のあまり弟を……(「マリはだれの子」)、家族旅行を楽しむさち子はアイロンを切り忘れてきたのではと不安に思い始める――(「はじめての家族旅行」)。 [出版社より] 著 者|直野祥子 出版社|筑摩書房[ちくま文庫] 定 価|1,000円+税 判 型|文庫判[並製] 頁 数|336 ISBN|978-4-480-44009-9 発 行|2025年02月 Contents マリはだれの子 毛糸のズボン おつたさま 宿題 ひも かくれんぼ 復讐 こじきの死 はじめての家族旅行 首かざり 雨 シャイアンの大わし 血ぞめの日記が空を舞う へび神さま 自作解説――漫画と私 Author 直野 祥子 Yoshiko Naono 漫画家、イラストレーター。神戸・六甲で生まれ、夙川で育つ。1968年、「ガロ」の新人募集コーナーで「実験」が入選し、漫画家としてデビュー。1971年~1973年にかけて少女漫画雑誌「なかよし」「少女フレンド」誌上にて、人間心理をえぐるような異色のサスペンス作品の数々を発表、そのショッキングな内容は当時の読者に多大なトラウマを植え付けた。以降は「ビッグコミック」や「女性セブン」、「女性自身」などで活躍を続けるも1995年の阪神淡路大震災で被災し、初期の原稿はほぼ消失。2005年、生まれ育った昭和30年代の夙川での家族の暮らしを絵日記として記した『夙川ひだまり日記』を小学館スクウェアより出版。
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日本のオカルト150年史[OUTLET]
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明治以後、今日まで150年間の、超能力・心霊現象・UFO・UMAにまつわる出来事・人物について解説。知られざる真相を公開。 科学では説明できない神秘の世界「オカルト」―。予言、超能力、UFO、心霊といった事象は、日本では案外と古くから研究されてきた。そして、1970年代には百花繚乱の様相を呈するが90年代に決定的な転機を迎え、今日に至っている。日本人は、オカルトとどのように向き合ってきたのか、真実はどこにあったのかを、本書は明らかにしていく。 [出版社より] 著 者|秋山眞人 協 力|布施泰和 出版社|河出書房新社 定 価|1,800円+税 判 型|四六判・並製 頁 数|352 ISBN|978-4-309-22801-3 発 行|2020年02月 Contents 序章 明治大正期―西洋文明が流入し、千里眼や霊術家が活躍 1章 昭和戦前期―軍国主義の下、オカルトが統制・利用される 2章 戦後期―知識人たちが空飛ぶ円盤や心霊に傾倒 3章 高度成長期―オカルトが物質文明に反旗を翻す 4章 1970年代―超能力・UFO・大予言…一億総オカルト化 5章 1980年代―精神世界と自己啓発が密接に結びつく 6章 1990年代―カルト教団の凶行がオカルトの転機に 7章 21世紀―猛烈な批判を浴びたオカルトの復権が始まった 終章 情報の渦に惑わされないオカルト的生き方のススメ Author 秋山 眞人 Makoto Akiyama 1960年生まれ。国際気能法研究所所長。大正大学大学院文学研究科宗教学博士課程前期修了(修士論文のテーマは、大正期における霊術及び霊術家の研究)。13歳のころから超能力少年としてマスコミに取り上げられる。ソニーや富士通、日産、ホンダなどで、超能力開発や未来予測のプロジェクトに関わる。画家としても活動し、コンサルタント、映画評論も手がける 布施 泰和 Fuse Yasukazu 1958年生まれ。英国ケント大学留学を経て、国際基督教大学を卒業(フランス文学専攻)。共同通信社経済部記者として旧大蔵省や首相官邸を担当した後、96年に退社して渡米、ハーバード大学ケネディ行政大学院ほかで修士号を取得。帰国後は国際政治や経済以外にも、精神世界や古代文明の調査、取材、執筆をおこなっている。
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ゾンビの作法——もしもゾンビになったら[OUTLET]
¥990
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人間の襲い方、脳味噌の喰い方、仲間の増やし方…などがわかるゾンビとして生きていくための指南書。 [出版社より] 著 者|ジョン・オースティン 訳 者|兼光ダニエル真 出版社|太田出版 定 価|1,800円+税 判 型|四六判・並製 頁 数|222 ISBN|9784778312701 発 行|2011年09月 Contents 脳味噌満喫ライフを目指して ワタシは誰? ゾンビのからだ 敵を知る 脳味噌狩り 交通手段 攻撃の作法 人間献立 感染の作法 最期の時 ゾンビ規範 生者へのメッセージ Author ジョン・オースティン John Austin 著作業。ウィスコンシン州在住。玩具デザイナーとして働いた経験を持つ。 Translator 兼光 ダニエル 真 Makoto Daniel Kanemitsu 1972年生まれ、東京出身の翻訳家。マンガ・アニメなどの翻訳を多数手がける。新劇場版ヱヴァのほか、『ブラックラグーン』の制作にも参加している。
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ぼくのゾンビ・ライフ[OUTLET]
¥1,100
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どうやらぼくはゾンビになったらしいーー。 ゾンビだって悩む。笑う。恋もする。全米もびっくりの一人称ゾンビ文学!! ゾンビの掟: ・人間を混乱させてはいけない。 ・門限を過ぎたら外出してはいけない。 ・隣人の肉を切望してはいけない。 交通事故から目覚めたアンディは、自分がゾンビになっていることに気づく。妻、娘と離れ、そのまま両親と同居することになったアンディは、他のゾンビたちと出会い、仲間になり、ゾンビになった自分を受け入れはじめる。なんとか人間たちとも共存しようとするが......。全編ゾンビ主観で綴られる、"脳のあるリビング・デッド"たちの「人生」と戦い、そして恋。現在世界同時多発中の「人間性を持つゾンビ」小説の究極型、とうとう邦訳。 [出版社より] 著 者|S・G・ブラウン 訳 者|小林真里 出版社|太田出版 定 価|2,000円+税 判 型|四六判・並製 頁 数|362 ISBN|9784778312619 発 行|2011年06月 Author S. G. ブラウン Brown, S. G. 1965年アメリカ、アリゾナ州生まれ。パシフィック大学卒業。1993年に初の短編小説Wish You Were Hereがレッドキャット・マガジンに掲載される Translator 小林 真里 Masato Kobayashi 1973年三重県生まれ。映画批評家・翻訳家・音楽ライター。
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奇書の世界史
¥1,078
歴史を動かす「ヤバい書物」の物語。 人間はなぜこんなにも間違ってきたのだろう。歴史上の奇書を通して人類の狂乱と過ちを振り返る。本書では単に奇書を断罪するなどということはしない。情報化された現代でさえそのような歴史と地続きであることを思い出させてくれる。人間は真実を見ているのではなく真実だと信じたい物語を見ているのだと教えてくれる一冊。 [出版社より] 著 者|三崎律日 出版社|PHP研究所[PHP文庫] 定 価|980円+税 判 型|文庫判 頁 数|384 ISBN|978-4-569-90344-6 発 行|2023年10月 Contents ●魔女に与える鉄槌……10万人を焼き尽くした、魔女狩りについての大ベストセラー ●台湾誌……稀代のペテン師が妄想で書き上げた「嘘の国の歩き方」 ●ヴォイニッチ手稿……万能薬のレシピか? へんな植物図鑑か? 未だ判らない謎の書 ●野球と其害毒……明治の偉人たちが吠える「最近の若者けしからん論」 ●穏健なる提案……妖精の国に突き付けられた、不穏な国家再建案 ●天体の回転について……偉人たちの知のリレーが、地球を動かした ●非現実の王国で……大人になりたくない男の、ネバーエンディングストーリー ●軟膏を拭うスポンジ / そのスポンジを絞り上げる……奇妙な医療にまつわる、奇妙な論争 ●物の本質について……世界で最初の快楽主義者は、この世の真理を語る ●サンゴルスキーの「ルバイヤート」……読めば酒に溺れたくなる、水難の書物 ●椿井文書……いまも地域に根差す、江戸時代の偽歴史書 ●ビリティスの歌……古代ギリシャ女流詩人が紡ぐ、赤裸々な愛の独白 Author 三崎 律日 Ritsuka Misaki 1990年、千葉県生まれ。会社員として働きながら歴史や古典の解説を中心に、ニコニコ動画、YouTubeで動画投稿を行う。代表作「世界の奇書をゆっくり解説」のシリーズ累計再生回数は600万回を超え、人気コンテンツとして多くのファンを持つ。
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イラストで見るUFOの歴史
¥1,870
空に浮かぶ奇妙な光、畑に現れた謎のサークル……。未確認飛行物体やオーパーツ(場違いな人工物)は、何十年間にも渡って人々の関心を集め、時に世の中を熱狂や混乱の渦に巻き込んできました。 本書は、世界各地に残るUFO目撃談やエイリアンとの遭遇事件、エイリアンが登場する創作物などをイラストで紹介。UFO史の入門書として最適の1冊です。 「空飛ぶ円盤」や「エイリアン」のビジュアルの共通認識は、どこから始まったのか。エイリアン支持者と科学者、そして陰謀論者たちのあくなき戦い。各地で発生したアブダクション(エイリアンによる誘拐事件)、その顛末とは……。 英国人著者によるクールかつ軽快な語り口と、シンプルながら味わい深いイラストで、UFOを取り巻く世界の動向を図解します。 [出版社より] 原 書|An Illustrated History of UFOs 著 者|アダム・オールサッチ・ボードマン[絵と文] 訳 者|ナカイサヤカ 出版社|マール社 定 価|1,700円+税 判 型|A5変型判/並製 頁 数|128 ISBN|978-4-8373-6900-4 発 行|2022年06月 Contents はじめに UFO以前 古代の宇宙飛行士 謎の訪問者 宇宙から来た心霊 謎の飛行船 フー・ファイター 宇宙戦争 1940年代 サイエンスフィクションへの熱狂 空飛ぶ円盤 円盤が攻めてきた! ロズウェル事件 メン・イン・ブラック 政府の関与が始まる バミューダトライアングル 1950年代 コンタクティーの登場 映画の中の空飛ぶ円盤 太平洋のUFO 英国の空飛ぶ円盤専門調査委員会 ジャイアント・ロック宇宙船コンベンション スペースインベーダー 最初のアブダクティー 1960年代 ヒル夫妻誘拐事件 確認済み飛行物体 民間UFO研究団体 次元を越えて 軍の作戦行動 ケックスバーグ事件 アンドレアソン事件 1970年代 UFOカルト 薄気味悪い森 接近遭遇 トラヴィス・ウォルトン事件 ビッグフットはエイリアンなのか? ペトロザヴォーツク事件 ミステリーサークル 1980年代 カメラが捉えたUFO レンドルシャムの森事件 ホイットリー・ストリーバー ヘスダーレンの怪光 深い水の中に エリア51 1990年代 ダルシー基地 エイリアン・アジェンダ テレビのUFO アリエル学校事件 宇宙人解剖フィルム フェニックス・ライト 21世紀 政府の情報公開 米国国防省の円盤研究 SETI 現代のUFO研究 UFOに関わる人々 グロサリー(用語集) もっと詳しく知りたい人向けの参考文献 索引 Author アダム・オールサッチ・ボードマン Adam Allsuch Boardman イギリス、リーズを拠点に、イラストレーター、アニメーター、ライターとして活動する。細部への興味に突き動かされ、規則的な線とはっきりとした色遣いで物のディテールを描くのを得意とする。著書に、『イラストでわかる映画の歴史 いちばんやさしい映画教室』(フィルムアート社)(原題『An Illustrated History of Filmmaking』)がある。また、イギリス国立メディア博物館などイギリスの博物館でも数多く彼のイラストが使われている。アップル、デロイト、ジェットスターなど企業との仕事も多く、ダイレクトで分かりやすく情報を伝えるために、遊び心に溢れた作品を提供している。 Translator ナカイ サヤカ 翻訳家、ライター。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)運営委員。絵本翻訳者として出版翻訳をスタート。主な訳書に『探し絵ツアー』シリーズ(文溪堂)、『代替医療の光と闇』、『反ワクチン運動の真実』、『さらば健康食神話』(地人書館)。共著『科学リテラシーを磨くための7つの話』(あけび書房)。『超能力事件クロニクル』(彩図社)など、ASIOS名義の本にもライターとして参加している。
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イラストで見るゴーストの歴史
¥1,980
夜中に聞こえる「ごとん」という音、床のきしみ、そしてただならぬ部屋の冷たさ……。幽霊は、世界各地に伝説や心霊スポットを生み出してきました。また映画や小説、ゲームといった創作物の題材としても、多く取り上げられています。 本書は、そんな幽霊たちの歴史とそれに関連した文化をイラストで解説。私たちを惹きつけてやまない、幽霊の「恐ろしい」魅力が詰まった、ホラー文化の入門書としておすすめの一冊です。 死後の世界、歴史に残る怪奇事件、有名な心霊スポット、幽霊信仰によるイカサマとそれを暴こうとする懐疑主義者たち……。 最古の心霊現象や、現代ならではのデジタルな幽霊なども紹介。味わい深いポップなイラストと著者の軽快な語り口とともに、幽霊の世界に一歩足を踏み入れてみませんか? [出版社より] 原 書|An Illustrated History of Ghosts 著 者|アダム・オールサッチ・ボードマン[絵と文] 訳 者|ナカイサヤカ 出版社|マール社 定 価|1,800円+税 判 型|A5変型判/並製 頁 数|128 ISBN|978-4-8373-6901-1 発 行|2023年06月 Contents はじめに 幽霊とは何か? ホーンティングとは何か? 懐疑的調査 近代以前 死後の世界 ハントゥ ダピー 幽霊の訪問 季節のお祝い 歴史に残るホーンティング 魔物 霊との交信 怪しい古城 護符 コック・レーンの幽霊 19世紀 心霊主義 降霊術 日本の幽霊 北アメリカの幽霊伝説 霊応盤 人里離れた怪しい場所 心霊写真 クラブと協会 超常現象を表現した建築 20世紀 インチキを暴く 想念形態 幽霊が出る廃墟 ゴーストハンター 心霊調査の道具 戦争と幽霊 最恐の心霊スポット リミナル・スペース お化けアトラクション タイムスリップ ドッペルゲンガー 20世紀中頃 乗り物の亡霊 不気味な人形たち 異次元 不快な渦 幻の動物 幽霊の出る病院と学校 メディアの中の幽霊 ポストモダン期 ハイゲイト墓地 取り憑かれた物 ゴーストタウン ホワイト・レディ アミティヴィルの幽霊屋敷 幽霊写真 悪魔パニック メディアに登場するゴーストハンター 21世紀 ゴーストハンティング テレビ番組 現代のホーンティング 幽霊が出るホテル インターネット幽霊 消えない伝説 世界の幽霊たち 現代の幽霊 幽霊伝説に関わる人々 グロサリー(用語集) もっと詳しく知りたい人向けの参考文献 もっと詳しく知りたい人向けの映像作品 索引 Author アダム・オールサッチ・ボードマン Adam Allsuch Boardman イギリス、リーズを拠点に、イラストレーター、アニメーター、ライターとして活動する。細部への興味に突き動かされ、規則的な線とはっきりとした色遣いで物のディテールを描くのを得意とする。著書に、『イラストでわかる映画の歴史 いちばんやさしい映画教室』(フィルムアート社)(原題『An Illustrated History of Filmmaking』)がある。また、イギリス国立メディア博物館などイギリスの博物館でも数多く彼のイラストが使われている。アップル、デロイト、ジェットスターなど企業との仕事も多く、ダイレクトで分かりやすく情報を伝えるために、遊び心に溢れた作品を提供している。 Translator ナカイ サヤカ 翻訳家、ライター。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)運営委員。絵本翻訳者として出版翻訳をスタート。主な訳書に『探し絵ツアー』シリーズ(文溪堂)、『代替医療の光と闇』、『反ワクチン運動の真実』、『さらば健康食神話』(地人書館)。共著『科学リテラシーを磨くための7つの話』(あけび書房)。『超能力事件クロニクル』(彩図社)など、ASIOS名義の本にもライターとして参加している。
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超能力事件クロニクル
¥2,200
『UFO事件クロニクル』、『UMA事件クロニクル』につづく、シリーズ第三弾! 本来見えないはずのものが見えてしまう〝透視〟、未来の出来事を見事に言い当てる〝予言〟、そこにないはずのものを出現させる〝アポーツ〟……。 この世には、その正体は科学的に解明されていないものの、常識を超えた能力を持つとされる者たちがいる。はたしてその能力は、本物なのか。本当に、超能力は存在するのか。「謎解き超常現象」シリーズでお馴染みのASIOSが古今東西の有名能力者を徹底検証。超能力の真実に迫る! [出版社より] 著 者|ASIOS 出版社|彩図社 定 価|2,000円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|320 ISBN|978-4-8013-0487-1 発 行|2020年10月 Contents 【第一章】1940年以前の超能力事件 長南年恵/クレバー・ハンス/御船千鶴子/三田光一/出口王仁三郎…ほか 【第二章】1950、60年代の超能力事件 L・ロン・ハバード/ブルーノ・グレーニング/ジーン・ディクソン…ほか 【第三章】1970年代の超能力事件 ニーナ・クラギーナ/ユリ・ゲラー/関口淳/清田益章/山下裕人…ほか 【第四章】1980、90年代の超能力事件 桐山靖雄/麻原彰晃/サティヤ・サイ・ババ/関英男…ほか 【第五章】2000年代の超能力事件 ジョー・マクモニーグル/ナターシャ・デムキナ/ジュセリーノ…ほか Author ASIOS Association for Skeptical Investigation of Supernatural 2007年に日本で設立された超常現象などを懐疑的に調査していく団体。名称は「Association for Skeptical Investigation of Supernatural」(超常現象の懐疑的調査のための会)の略。海外の団体とも交流を持ち、英語圏への情報発信も行う。メンバーは超常現象の話題が好きで、事実や真相に強い興味があり、手間をかけた懐疑的な調査を行える少数の人材によって構成されている。
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UFO事件クロニクル
¥2,200
1947年6月、実業家のケネス・アーノルドがアメリカ西海岸のワシントン州を自家用機で飛行中、レーニア山付近で超高速で飛行する謎の物体を目撃する――これがすべての始まりだった。この日以降、世界中の空で未確認飛行物体が目撃され、従来の常識では説明できないような数々の“怪事件”が巻き起こるようになる。 首都ワシントンの上空を複数の未確認飛行物体が襲った「ワシントンUFO侵略事件」、大勢の人々がUFOとその乗員を目撃した「ギル神父事件」、森林作業員がUFOのさらわれた「トラビス・ウォルトン事件」、日本の貨物機がUFOと遭遇「日航ジャンボ機UFO遭遇事件」……。 なぜUFOは現れるのか。その謎を解くべく、UFO史に名を残す難事件の真相をASIOSが解説。UFO人物辞典や用語集、UFO事件年表など、付随する情報も網羅。この一冊を読めば、UFOの謎と歴史がよくわかる。UFOファン必携の書。 [出版社より] 著 者|ASIOS 出版社|彩図社 定 価|2,000円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|320 ISBN|978-4-8013-0252-5 発 行|2017年08月 Contents 第一章 1940年代のUFO事件 モーリー島事件 ケネス・アーノルド事件 ロズウェル事件 マンテル大尉事件 アズテック事件 イースタン航空機事件 ゴーマン少尉の空中戦 コラム:ナチスドイツとUFO 第二章 1950年代のUFO事件 捕まった宇宙人の写真 ワシントンUFO侵略事件 フラットウッズ・モンスター プロジェクト・ブルーブック ロバートソン査問会 チェンニーナ事件 ケリー・ホプキンスビル事件 トリンダデ島事件 ギル神父事件 コラム:実在した空飛ぶ円盤 円盤翼機、全翼機の世界 第三章 1960年代のUFO事件 イーグルリバー事件 リンゴ送れシー事件 ヒル夫妻誘拐事件 ウンモ事件 ソコロ事件 ブロムリー円盤着陸事件 コンドン委員会 エイモス・ミラー事件 コラム:宗教画に描かれるUFO 第四章 1970年代のUFO事件 介良事件 パスカグーラ事件 ベッツ・ボール事件 甲府事件 トラビス・ウォルトン事件 セルジー・ポントワーズ事件 バレンティッチ行方不明事件 ブルーストンウォーク事件 コラム:円盤の出てくる活字SF 第五章 1980、90年代のUFO事件 レンデルシャムの森事件 キャッシュ・ランドラム事件 毛呂山事件 開洋丸事件 日航ジャンボ機UFO遭遇事件 マジェスティック12 カラハリ砂漠UFO墜落事件 ベルギーUFOウェーブ 異星人解剖フィルム コラム:7人のオルタナティブ・コンタクティー コラム:オカルト雑誌「ムー」 正しいUFO記事の読み方 第六章 UFO人物事典 海外のUFO関連人物 日本のUFO関連人物 巻末付録 UFO用語集 UFO事件年表 Author ASIOS Association for Skeptical Investigation of Supernatural 2007年に日本で設立された超常現象などを懐疑的に調査していく団体。名称は「Association for Skeptical Investigation of Supernatural」(超常現象の懐疑的調査のための会)の略。海外の団体とも交流を持ち、英語圏への情報発信も行う。メンバーは超常現象の話題が好きで、事実や真相に強い興味があり、手間をかけた懐疑的な調査を行える少数の人材によって構成されている。
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アニメオタクとビデオの文化社会学
¥3,080
SOLD OUT
1980年代に拡大したビデオというメディアは、オタク文化の代表とも見なされるアニメの視聴経験をどのように変えていったのか。アニメオタクはビデオを利用することを通じて、どのような映像文化を形成し、そこにはいかなる社会的な意味があったのか。 1970年代後半から80年代のアニメブームと呼ばれる時期に焦点を当て、「ビデオジャーナル」「アニメージュ」「Animec」「アニメV」などの雑誌を読み込んで、アニメファンのビデオ利用によってアニメが個人の趣味として立ち現れるようになったプロセスを描き出す。 ビデオがアニメの保存や操作を可能にしたことでファンの交流を促して、「趣味としてのアニメ」の新たな流通経路を作り出し、それが個人の収集(コレクション)やレンタル市場の形成につながっていった。ファン・産業・技術が絡み合いながらアニメ独自の市場を形成した1980年代のうねりを照らし出し、ビデオが切り開いた映像経験の文化的なポテンシャルを明らかにする。 [出版社より] 著 者|永田大輔 出版社|青弓社 定 価|2,800円+税 判 型|A5判/並製 頁 数|280 ISBN|978-4-7872-3545-9 発 行|2024年09月 Contents 序 章 映像を趣味にする経験とビデオ技術 1 オタクとビデオの結び付き 2 アニメというファン領域 3 本書の分析資料 4 本書の構成 第1部 アニメを趣味にする条件とビデオ技術 第1章 ビデオのファン利用とオタクという主体 1 本書の問いをめぐる議論の配置 2 オタクとビデオの関連性について 3 ビデオを取り扱うことの意義づけ 4 ビデオをめぐるメディア論的視点 5 アニメという対象 第2章 ビデオにおける「教育の場」と「家庭普及」――一九六〇年代後半―七〇年代の業界紙「ビデオジャーナル」にみる普及戦略 1 ビデオ受容をめぐる諸議論 2 資料の特性 3 教育の場とビデオ 4 「教育」と「家庭」の間 5 結論 第3章 「テレビを保存する」ことと読者共同体の形成――アニメ雑誌「アニメージュ」を事例として 1 「テレビを保存するという実践の成立」と「新たなアニメファン」 2 「テレビを保存する」ことの前提条件 3 「テレビを録る」ということを軸とした読者共同体の形成 第2部 アニメが「独自の趣味」になる過程とビデオ技術 第4章 アニメ雑誌における「第三のメディア」としてのOVA――一九八〇年代のアニメ産業の構造的条件に着目して 1 本章で取り扱う分析資料 2 OVAをめぐる構造的条件 3 「第一のメディア」と「第二のメディア」 4 「第三のメディア」としてのOVA 5 結論 第5章 コンテンツ消費における「オタク文化の独自性」の形成過程――一九八〇年代のビデオテープのコマ送り・編集をめぐる語りから 1 「オタク文化の独自性」をめぐる先行研究・分析視角・分析対象 2 ビデオデッキの普及環境に関して 3 コマ送りが可能とする視聴実践 4 形成される相互循環 5 結論 第6章 アニメの制度化のインフラとしてのアニメ制作者の形成――一九七〇―八〇年代の労働規範に着目して 1 アニメーターの職務概要 2 分析枠組みと資料の分析上の位置づけ 3 アニメブーム期の労働を読み解く視点 4 制作者の労働規範の変容 5 結論 第3部 ビデオを通じて再定式化される「オタク」経験とアニメ文化 第7章 ビデオをめぐるメディア経験の多層性――「コレクション」とオタクのカテゴリー運用をめぐって 1 「オタクの代表」の宮﨑勤 2 一九八九年時点のビデオの社会的配置と有徴性 3 「真のオタク」ではない宮﨑勤 4 変容するコレクションの意味論 5 結論――オタクが語られだす論理 第8章 ビデオ受容空間の経験史――「趣味の地理学」と一九八〇年代のアニメファンの経験の関係から 1 先行研究 2 コンテンツ受容空間と経験史 3 有徴な空間としてのビデオ店 4 レンタルビデオ店経験の両義性 5 ビデオ店利用の個別性 終 章 映像視聴の文化社会学に向けて 1 ビデオが開いた映像視聴経験とアニメファン 2 メディア文化にビデオ技術がもたらしたもの 3 コレクションのメディア論 4 子どもの民主主義とオタク文化――「共同視聴」の文化社会学に向けて 引用・参考文献 あとがき Author 永田 大輔 Daisuke Nagata 1985年、栃木県生まれ。明星大学など非常勤講師。専攻はメディア論、文化社会学、映像文化論、労働社会学。共編著に『アニメと場所の社会学――文化産業における共通文化の可能性』『アニメの社会学――アニメファンとアニメ制作者たちの文化産業論』『消費と労働の文化社会学――やりがい搾取以降の「批判」を考える』(いずれもナカニシヤ出版)、共著に『産業変動の労働社会学――アニメーターの経験史』(晃洋書房)、『ビデオのメディア論』(青弓社)、論文に「「二次創作」はいかなる意味で「消費」であるのか――大塚英志の消費論を中心に」(「日本研究」第65号)など。
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マンガって何? マンガでわかる マンガの疑問
¥1,980
SOLD OUT
マンガミュージアムが、マンガ愛を込めておくるQ & A。今さら聞けないマンガの「?」をともに考える、マンガ研究の入門書! 本書は「マンガって何?」の問いに対してマンガの歴史や作り方、広がり方などさまざまな切り口で考える内容です。意外と知らないマンガにまつわる疑問を考えることで、今まで感じていたマンガの魅力が何倍にもふくらみ、より立体的に楽しめるはずです。浮世絵から海外マンガ、数字でみるマンガ産業、拡大する電子出版……。マンガをとりまくトピック盛りだくさんでご紹介します。 ◎マンガとイラストを織り交ぜながら紹介 本書の登場人(ニャン)物は、京都国際マンガミュージアムで働くことになった新人・ねこ学芸員と教育係のねこ博士。おっちょこちょいだけどやる気とマンガ愛に溢れるねこ学芸員が、ときに熱く、ときに冷静に、博士から教えを受けながら日々成長していく物語です。 [出版社より] 監修・編集|京都国際マンガミュージアム・京都精華大学国際マンガ研究センター 出版社|青幻舎 定 価|1,800円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|144 ISBN|978-4-86152-950-4 発 行|2024年05月 Contents 第1章 マンガのはじまりっていつなの? 第2章 マンガって誰が読むの? 第3章 マンガの作り方 第4章 マンガのお約束 第5章 マンガ家はお金持ちなの? 第6章 広がるマンガの楽しみ方 第7章 マンガは世界中で読まれているの? 第8章 世界のマンガにはどんなものがあるの? 実録! ねこ学芸員、中のひと Edit 京都国際マンガミュージアム 博物館と図書館の機能をあわせもったマンガ専門の文化施設。保存されるマンガ資料は、江戸期の戯画浮世絵から明治・大正・昭和初期の雑誌、戦後の貸本から現在の人気作品、海外のものまで約30万点。京都市と京都精華大学の共同事業で、マンガの収集、保管、公開、マンガ文化に関する調査研究やそれらの資料と調査研究に基づく展示やイベントを行っている。 京都精華大学国際マンガ研究センター マンガとその周辺に関する研究機関。40年にわたる京都精華大学での「マンガ」文化に関する教育・研究の蓄積と研究基盤に必要な人的・情報ネットワークを十全に活用することによって、京都国際マンガミュージアムの中核を担う研究機関としての役割を果たしている。
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ビデオのメディア論
¥1,980
1980年代以降、テレビ番組を録画・再生できるビデオデッキが普及したことでタイムシフト視聴が可能になり、ビデオは私たちの映像経験に大きな変容をもたらした。ビデオはどう受容され、メディアとしてどのような射程をもっていたのか。 放送技術であるビデオがニューメディアとして注目されるプロセス、教育現場での受容から家庭への普及、音楽ファンのエアチェック文化とミュージックビデオ受容の連続性、アニメファンのビデオ受容、レンタルビデオ店の成立とそれを可能にした条件――。録画・編集・流通・所有・交換・視聴・消費など、様々な視点からビデオのメディア史に光を当てて、ビデオの社会的な受容の複数性と映像経験の多層性を明らかにする。 DVDの登場や「Netflix」などの定額制の動画配信サービス、各種の動画共有サービスに目配りしながらも、ビデオというメディアの固有性とかつてあった可能性を歴史から掘り起こす。 [出版社より] 著 者|永田大輔・近藤和都・溝尻真也・飯田豊 出版社|青弓社[青弓社ライブラリー] 定 価|1,800円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|256 ISBN|978-4-7872-3513-8 初 版|2022年10月 Contents 序 章 ビデオのメディア論に向けて 永田大輔/近藤和都/溝尻真也/飯田 豊 1 拡張する映像文化とビデオ 2 映像の文化社会学から、ビデオのメディア論へ 3 拡散するビデオ研究とその体系化の困難 4 ビデオの普及/利用をめぐる歴史社会的文脈 5 本書の視角と限界 6 本書の構成 第1部 ビデオのメディア考古学 第1章 放送技術からニューメディアへ――一九五〇―六〇年代における「ビデオ」概念の拡張 飯田 豊 1 ビデオとはテレビである 2 放送技術としてのビデオテープ――初期の放送用VTRの利用 3 作り手と送り手の分離――番組制作会社の誕生 4 ビデオはテレビではない――コミュニケーションのためのニューメディアへ 5 「ビデオ・パッケージ旋風」――視聴者のためのニューメディアへ 第2章 ビデオにおける「教育の場」と「見ること」――一九六〇年代後半―七〇年代の業界紙「ビデオジャーナル」にみる普及戦略を中心に 永田大輔 1 ビデオ受容をめぐる諸議論 2 資料の特性 3 教育とビデオ 4 「教育」と「家庭」の距離 5 結論 第2部 ビデオの社会的受容 第3章 放送番組の保存と所有をめぐる系譜学――一九七〇―八〇年代の音楽ファンとエアチェック文化 溝尻真也 1 エアチェックの流行と感覚の変容 2 一九六〇―七〇年代のラジオ 3 ラジカセの普及とエアチェックの拡大 4 ミュージックビデオ番組とビデオエアチェック 5 「楽しさ」がもたらすメディア普及 第4章 「ビデオが普及すること」が作り出すファン経験の変容過程――一九七〇―八〇年代のアニメ雑誌を素材として 永田大輔 1 普及を経験するということ 2 一般理論としての「普及理論」 3 ビデオ普及の諸特性 4 アニメファンにとっての普及経験 5 結論 第5章 レンタルビデオ店という文化装置――店舗の大規模化を介した旧作ソフトの価値転換 近藤和都 1 レンタルビデオ店の生成 2 違法店から正規店へ 3 「レンタル生活様式」の形成 4 複合化・大規模化するレンタルビデオ店 終 章 ビデオのその後と現在 溝尻真也 1 「ビデオの時代」の始まりと終わり 2 デジタル化される映像 3 撮る技術としてのビデオカメラの展開 4 「YouTube」とSNSの時代にビデオを問い直す 補 論 ビデオとは何か?――その基本的な特徴と歴史 溝尻真也 1 映像記録装置としてのフィルムとビデオ 2 ビデオの基本的な特徴 3 オープンリール式からカセット式へ 4 規格統一と企業間競争 Author 永田 大輔 Daisuke Nagata 1985年、栃木県生まれ。明星大学など非常勤講師。専攻はメディア論、文化社会学、映像文化論、労働社会学。共編著に『アニメの社会学』『消費と労働の文化社会学』(ともにナカニシヤ出版)、共著に『産業変動の労働社会学』(晃洋書房)、論文に「コンテンツ消費における「オタク文化の独自性」の形成過程」(「ソシオロジ」第59巻第3号)など。 近藤 和都 Kazuto Kondo 1989年、愛知県生まれ。大妻女子大学社会情報学部准教授。専攻はメディア研究。著書に『映画館と観客のメディア論』(青弓社)、共編著に『技術と文化のメディア論』(ナカニシヤ出版)など。 溝尻 真也 Shinya Mizojiri 1979年生まれ、福岡県出身。目白大学メディア学部准教授。専攻はメディア論、文化社会学、ポピュラー音楽研究。共著に『音楽化社会の現在』(新曜社)、『スクリーン・スタディーズ』(東京大学出版会)、『改訂版 メディア技術史』(北樹出版)など。 飯田 豊 Yutaka Iida 1979年、広島県生まれ。立命館大学産業社会学部教授。専攻はメディア論、メディア技術史、文化社会学。著書に『テレビが見世物だったころ』(青弓社)、『メディア論の地層』(勁草書房)、共著に『新版 メディア論』(放送大学教育振興会)など。
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ユリイカ 2021年12月臨時増刊号 タロットの世界
¥2,420
SOLD OUT
タロットの起源から日本における受容の歴史まで、日本初の決定版タロット論集。鏡リュウジ=責任編集。 [編集部より] 責任編集|鏡リュウジ 出版社|青土社 定 価|2,200円+税 判 型|B5判/並製 頁 数|285 ISBN|978-4-7917-0409-5 初 版|2021年11月 Contents 総特集 タロットの世界 「はじめに」 鏡リュウジ I Tarot in History 起源と黎明 15 世紀から18 世紀 「ルネサンスにおけるタロットの創出――「マンテーニャのタロット」をめぐって」伊藤博明 「「マルセイユのタロット」史 概説」夢然堂 神秘への道 18 世紀から19 世紀 「フランスのタロティストたち――クール・ド・ジェブランからヴィルトまで」今野喜和人 「エリファス・レヴィにおけるタロット占いの意義」武内大 黄金の夜明け 19 世紀末から20 世紀 「ライダー・ウェイト・スミス・タロット登場の背景」江口之隆 「カードの女王――ホロスコープに見るパメラ・コールマン・スミスとライダー・ウエイト版タロット」マギー・ハイド 鏡リュウジ訳 「ケルト十字展開法の解明」マーカス・カッツ 松田和也訳 「アベイ座のタロット・リーディング」メアリ・K・グリア 松田和也訳 新時代の霊性を求めて 20 世紀から21世紀 「二十世紀前半のロシアにおけるタロットオカルティズム」ロナルド・デッカー、マイケル・ダメット 今野喜和人訳 「タロット・ユング・エラノス」鏡リュウジ 「水瓶座時代のタロットとポップオカルティズム」伊泉龍一 「グラストンベリーのタロット事情」河西瑛里子 II Tarot in Japan 「タロット・カードとともに歩んだ半世紀――タロット・カードを日本に初めて輸入販売した会社の物語」 佐藤元泰 「日本におけるタロットの受容史――澁澤、種村と「タロウかタロットか」論争」夢然堂 「タロット占いが教えてきたもの――雑誌『マイバースデイ』から読み解く」橋迫瑞穂 [対談] 「タロットに流れるエネルギーの系譜」 鏡リュウジ+伊泉龍一 III Tarot in Art 「アレイスター・クロウリー、絵画、及びパレルモ・コレクションの諸作品」マルコ・パーシ 松田和也訳 「映画における「愚者」」エミリー・オーガー 伊泉龍一訳 「ケアラケアクア女神オラクルカード」小田まゆみ [インタビュー] 「タロットを描く」天野喜孝 [図版構成]萩尾望都デザインタロットカード IV Tarot in Action 「タロットの与えてくれるもの」暮れの酉 「カードとカードの間からこぼれ落ちるもの」ニシー 「「占い」の、内なる道徳律。」石井ゆかり 「思考ツールとしてのタロット」米光一成 V Tarot in Life 「『はじめてのタロット』を作った日々」荒井良二 「タロットカードと僕」蒼井翔太 「ロンドン・タロット・ツアー」ジェラルディン・バスキン 鏡リュウジ訳 VI Tarot in Perception 「占いと知覚」千葉雅也 【ブックガイド】個性派タロット本・ブックガイド MU BOOK information forum 出張版 星野太朗 編集後記 鏡リュウジ