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LOCUST vol.5 北海道/北に散りばめられて
¥1,760
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旅する批評誌「LOCUST vol.05 北海道」刊行のお知らせ。日本各地を旅行し、その土地を批評してきたLOCUST(ロカスト)の最新号は北海道特集になります。広大すぎる土地、コロナ禍の旅行。2つの難題に悩みながら作られた一冊です。 ー ■LOCUST(ロカスト)とは… 批評の言葉で作る、新しい旅行の本です。本の作り手たち(編集者、執 筆者、デザイナー etc.)が直接その街・その場所に足を運び、互いに言 葉を交わしあい、そこで感じたことを文章や写真などの表現に変えていきます。とても遠回りな、だからこそ様々な可能性に開かれた旅行ガイドを、『LOCUST』は目指しています。 [編集部より] 発 行|LOCUST編集部 定 価|1,600円+税 判 型|182mm*128mm 頁 数|188 初 版|2021年11月 Contents [ 特集:北に散りばめられて ] 北海道の地図/中村紗千 北海道へのアクセス/旅程 北海道年表 「北国」を盗んだ大地/春木晶子 ロカスト Vol.05 北海道座談会 群れと食事/太田充胤 コラム「北海道とアニメ」「セカイ系」揺籃の地?/北出 栞 北海道フィクション座談会 旅の記録(網走・稚内) バーン・アフター・リーディング(For Your Eyes Only)/イトウモ Because I love(d) you― 桜庭一樹『私の男』を巡る極私的旅行記/西村紗知 網走の夜に、ロシア人の打ち明け話を思い出す/谷 美里 北海道の動物ガイド 旅の記録(釧路・標茶町−阿寒湖・旭川) 体温なき〈乳房喪失〉— 中城ふみ子における北国の景/河野咲子 形式なき形式 北海道の建築に関する覚書/谷繁玲央 相米慎二の「北国三部作」/伏見瞬 ルーツとの対 話:『アイヌモシリ』監督 福永壮志 イ ン タ ビ ュ ー 旅の記録(小樽・夕張−月形−美唄−札幌・札幌) インタビュー 野本和宏(月形樺戸博物館 解説員) 寿命、観光、水曜どうでしょう。最終日までを生きるためのガイド 嬉野雅道氏へのインタビュー/玉木 青 148「寿命、観光、水曜どうでしょう。」の余白に 旅をする、土地を読む/斧田小夜 ニトリ― 北海道の「チェーン」ストア/谷頭和希 あの魔法をもう一度 札幌のあるマジシャンの話/南島 興 別の遊びの方へ― ロカストのいま、ロカストのこれから
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LOCUST vol.4 長崎への困難な旅路
¥1,760
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旅行×批評誌『LOCUST』vol.4! 旅の体験から言葉を紡いでいくイナゴの群れ。 コロナ禍の中、「旅行へ行く」こと自体が重たい意味を帯びるようになってしまった。厳密な安全か、思考放棄かーー。極端な思考に流れ落ちる前に、「真剣ななんとなく」にとどまること。「長崎」という、様々な苦難の歴史を重ねた土地から我々が感じたのは、「真剣ななんとなく」の実践だった? 遠藤周作とキリスト教、カズオ・イシグロと架空の長崎、野田秀樹と軍艦島。小田原のどかと語る記念碑と記憶の問題。原爆、火山、禁教。あらゆるテーマが絡み合う場所を、蛇行するように進む旅の記録/批評です。 ー ■LOCUST(ロカスト)とは… 批評の言葉で作る、新しい旅行の本です。本の作り手たち(編集者、執 筆者、デザイナー etc.)が直接その街・その場所に足を運び、互いに言 葉を交わしあい、そこで感じたことを文章や写真などの表現に変えていきます。とても遠回りな、だからこそ様々な可能性に開かれた旅行ガイドを、『LOCUST』は目指しています。 [編集部より] 発 行|LOCUST編集部 定 価|1,600円+税 判 型|182mm*128mm 頁 数|178 初 版|2020年12月 Contents [ 特集:長崎への困難な旅路 ] ・ロカスト座談会第1部 長崎という土地について ・ロカスト座談会第2部 コロナ禍を経て「旅行」の意義を見つめ直す ・永井隆と痛みの神話 / 伏見 瞬 ・ ポスト・ナショナリズムはどこにある?― 小田原のどかと長崎を語る― ・ あてにならない地図 ― カズオ・イシグロの長崎を迷う / 河野 咲子 ・ 旅行の擁護/寺門信 ・ 瓦礫を讃える戯曲集 ― 野田秀樹についての覚書 / イトウモ ・ フィクションの中のナガサキ ・ 長崎の三つの歌碑 / 灰街 令 ・ 沈黙のパジャマパーティー / マリコム ・ 対馬の朝鮮通信使 ・ トンチンカンな長崎と人形 / 南島 興 ・ 長崎のミュージアム ・ 静かなる連想のコラージュ / 谷 美里 ・ 五島列島の教会 ・ 霧と双眼鏡のある風景 鬼岳 長崎県五島市上大津町 ・ インタビュー 中園成生(平戸市生月町博物館・島の館 学芸員) ・ 雲仙地獄とハウステンボス― もうひとつのテーマパーク史 / 谷頭 和希 ・ 自然と人間の相互干渉の歴史 諫早湾の干拓事業 ・ 新しい「距離」を考えるための移動(デジタル・)オブジェクトとしての軍艦島と私 / 北出 栞 ・ ガラス工房「瑠璃庵」オーナー・竹田克人さんとの対話から辿る「ガラスの道」 ・ 長崎の食 ・ 長崎の宿 ・Series 連載 特別企画 北出がまろんにお悩み聞きにゆく