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Painting / ゲルハルト・リヒター作品集
¥2,970
SOLD OUT
2015年にワコウ・ワークス・オブ・アートで開催されたゲルハルト・リヒターの新作展 「Painting」の展覧会カタログ。 世界初公開となった新作の抽象油彩画を中心に、写真の上に描く作品〈オイルオンフォトグラフ〉シリーズや、ガラスに直接描かれる〈アラジン〉シリーズなどが出品された。本著には会期中の未展示作品を含む全35作品の図版と展示風景、更に油彩画の筆致をとらえた作品ディテールの写真を収録。 評論家の清水穣による書き下ろしテキストでは、デジタル技術を駆使して制作した〈Strip〉シリーズ(2011-2015年)を経た後、リヒターが再びアブストラクト・ペインティングを開始した意味について考察されている。 [出版社より] 著 者|ゲルハルト・リヒター 寄 稿|清水穣 翻 訳:| パメラミキアソシエイツ デザイン|森 大志郎 写 真|木奥 恵三 出版社|ワコウ・ワークス・オブ・アート 定 価|2,700円+税 判 型|21 x 26.5 cm 頁 数|71 ISBN|978-4-902070-45-3 初版|2015年11月
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Strip Paintings and 8 Glass Panels / ゲルハルト・リヒター作品集
¥3,300
SOLD OUT
開廊20周年を記念して行われた、作家自身のディレクションによる個展からのカタログ。1990年の自身の油彩作品を複雑にデジタル加工した 「Strip」の最新作、8枚のガラスによる立体作品「8 Glass Panels」、写真の上にエナメルで彩色を施した「MV」シリーズの他、当画廊での展示風景を収載。 また「Strip」シリーズの制作プロセス解説、林寿美(インディペンデント・キュレーター)によるエッセイを、ともに日本語と英語で収載。スリーブケース入り。ワコウ・ワークス・オブ・アート20周年記念展カタログ。 [出版社より] 著 者|ゲルハルト・リヒター 寄 稿|林寿美 翻 訳|クリストファー・スティヴンズ デザイン|森大志郎 写 真|五十嵐隆裕 出版社|ワコウ・ワークス・オブ・アート 定 価|3,000円+税 判 型|19.7 x 40 cm 頁 数|64 ISBN|978-4-902070-41-5 初版|2012年12月
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ゲルハルト・リヒター:PATH
¥2,200
SOLD OUT
2019年4月20日から6月1日まで、ワコウ・ワークス・オブ・アートで開催したゲルハルト・リヒター「PATH」展の展覧会カタログ。本展で世界初公開されたエディション作品《PATH》(Edition Catalogue Raisonne: 176)全25点の図版に加え、日本未公開の7点のアーティストプルーフの図版も掲載。 通算176作目のエディション作品となった《PATH》は、インクジェットで紙にプリントした森の小径の風景写真に、スクラッチによるひっかき傷で、白い線上の描写を施したユニークエディション作品。インクジェットプリントとスクラッチを用いた表現方法は、リヒターの絵画史上本作で初めて用いられた。 *本カタログは図版集です。テキストは含まれておりません。 [ギャラリーより] 発行|ワコウ・ワークス・オブ・アート デザイン|北村孝子 撮影|Bernd Borchardt (p.23) 定価|2000円+税 判型|21.5×15.2cm ページ数|108[カラー図版7点] ISBN|978-4-902070-51-4 初版|2019年4月 Contents 《PATH》全25点+アーティストプルーフ(日本未公開)全7点図版
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ミリアム・カーン:美しすぎることへの不安
¥1,980
SOLD OUT
2019年から2020年にかけて、ヨーロッパ内3館を巡回している個展「I AS HUMAN(人としての私)」のカタログから4編を邦訳。 カトリーン・ビューラー(ベルン美術館担当キュレーター)による、作家の50年にわたる活動を伝記的な視点から執筆した「宣戦布告」。エリック・ド・シャセイによる、カーンの作品に備わる抽象性と具象性の境界を「パフォーマンス」、「身体」や「距離、即時性、そして真実」といったテーマとともに考察した「美しい、無力さの記録」。2014年「Corporel(身体的な)」展の際に行われたミリアム・カーンへのインタビューの書き起しテキスト「私の作品にとって、その日その日が重要なのです」(インタビュワー: パトリシア・ファルギエール、エリーザベト・レボヴィシー、ナターシャ・ペトレシン=バシュレーズ) 。マルタ・ヂェヴァニスカ(ワルシャワ美術館主任研究員)による、カーンとオーストリアの詩人クリスティーネ・ラヴァントを引き合わせた強烈な評論「ある家(精神病院)の回想録」。 以上の4編に加えて、「美しすぎることへの不安」展 (会場:ワコウ・ワークス・オブ・アート)で展示された油彩19作品の図版と、あいちトリエンナーレ2019での展示風景と19作品の図版もカラーで収載。挟み込みとしてカーンが2012年に日本で初個展をした際に書き下ろしたテキストを同封。森大志郎デザインによる、テキストシリーズ第7弾。 [ギャラリーより] 発行|ワコウ・ワークス・オブ・アート デザイン|森 大志郎 翻訳|清水穣、大坂直史、和光環 撮影|今井智己(p.2-24)、谷川ヒロシ+植村タカシ(p.121-136) 定価|1800円+税 判型|18.9×11.6cm ページ数|108[カラー図版7点] ISBN|978-4-902070-52-1 初版|2019年9月 Contents ミリアム・カーン 宣戦布告 カトリーン・ビューラー 美しい、無力さの記録 エリック・ド・シャセイ 『わたしの作品にとってぇあ、その日その日が重要なのです』ミリアム・カーンとの対話 パトリシア・ファルギエール、エリーザベト・レポヴィシー、ナターシャ・ペトレシン=パシュレーズ 石の言葉、石のイメージ ある家(精神病院)の回想録 マルタ・ヂェヴァニスカ
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竹岡雄二:もうひとつの台座考
¥1,782
SOLD OUT
国立国際美術館、埼玉県立近代美術館、遠山記念館で開催された、彫刻家・竹岡雄二の国内初の回顧展「台座から空間へ」を記念して、テキストシリーズの第6弾を、遠山邸内でのカラー展示風景を収録して刊行。 台座の歴史的な役割と指定文化財・遠山邸における竹岡作品の在り方を論じた遠山公一によるテキスト「もうひとつの台座考」、竹岡作品に宿る詩性や彫刻という制度を論じた建畠晢によるテキスト「メタフィジックとポエジー」の書き下ろし2篇に加え、ゲルハルト・マルクスハウスの学芸員イヴェット・ディーシヴが論じる竹岡作品における言葉の役割の考察編「言葉と形式」を、多数の参照図版とともに収録。 また、本著の為に行われた埼玉県立近代美術館の梅津元/平野到と作家との対話編では、作家自身の哲学的な思考に踏み込んでいる。80年代からドイツを基盤にし、一貫して現代アートにおける「呈示」の在り方を追求している竹岡雄二の世界を、多角的なテキストから考察する1冊。デザインは森大志郎。 *この本には正誤表があります。画廊の公式HPで発表しております。 [ギャラリーより] 発行|ワコウ・ワークス・オブ・アート デザイン|森 大志郎 翻訳|清水穣 口絵カラー写真|椎木静寧 定価|1620円+税 判型|18.9×11.6cm ページ数|108[カラー図版7点] ISBN|978-4-902070-47-7 初版|2016年6月 Contents もうひとつの台座考 遠山邸における竹岡雄二 遠山公一 言葉と形式 竹岡雄二の空間概念における書記の痕跡 イヴェット・ディシーヴ 対話 竹岡雄二+梅津元+平野到 メタフィジックとポエジー 建畠哲
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リュック・タイマンス:流出
¥1,650
リュック・タイマンス自身によるエッセイ「たんなるイメージ」と、トークの書き起しテキスト「本のキュレーション」の2編の他、ライター/キュレーターのケン・プラットがタイマンスの最新作5点について述べた書き下ろし1編と、ライター/評論家のパブロ・シッグが、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」を始めとした様々な映画、物語等に言及しながらタイマンスについて論じたテキスト2編を収載。モノクロ挿図11点、2013年に日本で発表された新作のカラー図版5点。森大志郎デザインによるテキストシリーズ第5弾。 [ギャラリーより] 発行|ワコウ・ワークス・オブ・アート デザイン|森 大志郎、原田 光丞 定価|1500円+税 判型|18.9×11.6cm ページ数|72[カラー図版8点] ISBN|978-4-902070-42-2 初版|2013年3月 Contents たんなるイメージ リュック・タイマンス 本のキュレーション リュック・タイマンス 流出 ケン・プラット[ライター/キュレーター] 引き延ばされた世界 パブロ・シッグ[評論家] 三つのクリティカル・ケース パブロ・シッグ
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フィオナ・タン:エッセイ
¥1,650
SOLD OUT
イメージ、時間、記憶、言葉といった主題について、映像やインスタレーションで思考してきたフィオナ・タンによるエッセイと対話。森大志郎デザインによるワコウ・ワークス・オブ・アートのテキストシリーズ第4弾。モノクロ図版56点をあわせて収録。 発行|ワコウ・ワークス・オブ・アート デザイン|森 大志郎 定価|1500円+税 判型|18.9×11.6cm ページ数|96[モノクロ図版56点] ISBN|978-4-902070-37-8 初版|2011年9月 *版元品切れ、再版なし Contents 記憶とは、反復ではない ブルース・グレンヴィル[評論家/キュレーター] ひとつの世界のそれぞれの側面 サラキア・ボスとの対話 フィオナ・タン リ・テイク リン・クック[評論家/キュレーター] チェンジリング[取替え子]日本語スクリプト 雲と島と *瀬戸内海の犬島での撮影を振り返ったタンによるショート・エッセイ