-
ちゃぶ台 13 三十年後
¥1,980
大地震、地球沸騰化、食糧危機、生物種激減……。 こうした事態が確実に起こっている、三十年後。不安ばかりが先行するが、今、私たちは何をどう考えていけばいいのだろう? ・巻頭漫画 益田ミリ「コーヒーを飲みながら」 ・巻頭インタビュー 松村圭一郎「日本の最先端は周防大島にあり」 ・三浦豊×宮田正樹「森と土を愛してやまない二人が語る『三十年後』」 ・特集「三十年後」書き下ろしエッセイ6本! 万城目学/土井善晴/佐藤ゆき乃/上田誠/白川密成/猪瀬浩平 ・尾崎世界観 書き下ろし小説「げーと」 *装画=ミロコマチコ [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|1,800円+税 判 型|四六変型判・並製 頁 数|192 ISBN|9784911226117 発 行|2024年10月 Contents 益田ミリ「コーヒーを飲みながら」(漫画) 松村圭一郎「日本の最先端は周防大島にあり」(インタビュー) ●特集 書き下ろし6本! 万城目学「来たるべき時代」(エッセイ) 土井善晴「私たちの『私』を知る」(随筆) 佐藤ゆき乃「永眠のためのアイスクリーム」(エッセイ) 上田誠「劇団と劇の残しかた 時をかけるか、劇団」(エッセイ) 白川密成「三十年後もボクは坊さん?」(エッセイ) 猪瀬浩平「『三十五年に一度マツリが生まれるんだよ』」(エッセイ) ●ちゃぶ台の中の周防大島 三浦豊×宮田正樹(対談)「森と土を愛してやまない二人が語る『三十年後』」 中村明珍「声がやってくるところ」(エッセイ) 内田健太郎「三十年後の僕へ、あるいは君へ」(エッセイ) ●連載 伊藤亜紗「会議の研究(4) 福祉事業所の合意未満」(論考) 斉藤倫「三十年」(児童文学) 齋藤陽道「私がそこにいない風景をあるがままに愛するには」(フォトエッセイ) 榎本俊二「ギャグマンガ家山陰移住ストーリー PART12」(漫画) 藤原辰史「民と文字文化」(論考) 益田ミリ・平澤一平「未来」(漫画) 尾崎世界観「げーと」(小説) 寄藤文平「絵の話。未来の描き方その7」(絵と言葉) 書店、再び共有地(レポート) 本灯社〈福岡県福岡市〉 ほなび〈広島県庄原市〉 三島邦弘(ブックレビュー) 編集後記 Editor ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。
-
ちゃぶ台 12 捨てない、できるだけ
¥1,980
私たちが日々している「捨てる」って、なんだろう? 捨てない生活、仕事、商売は、できる? 地球環境が「九回裏」の状況にある今、ゴミ処理最前線の町と本づくりの現場から探る! ・藤原辰史さんインタビュー「九回裏の『捨てる』考」 ・「上勝町ゼロ・ウェイストセンター」ってどんなところ?(レポート) ・土井善晴×大塚桃奈「『ゼロ・ウェイスト』ってなんですか?」(対談) ・平尾剛×中野遼太郎「下手でも『楽しい』を捨てない これからのスポーツ考」(対談) [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|1,800円+税 判 型|四六変型判・並製 頁 数|164 ISBN|9784909394989 発 行|2023年12月 Contents 藤原辰史「九回裏の『捨てる』考」(インタビュー) 「『上勝町ゼロ・ウェイストセンター』ってどんなところ?」(レポート) 土井善晴×大塚桃奈「『ゼロ・ウェイスト』ってなんですか?」(対談) 益田ミリ「列車・箱・宝物」(漫画) 津村記久子「持たされるゴミと缶と保冷剤」(エッセイ) 伊藤亜紗「会議の研究(3) ワーカーズコープの共同想像」(論考) 平尾剛×中野遼太郎「下手でも『楽しい』を捨てない これからのスポーツ考」(対談) 斉藤倫「しっぽをなくした、むかしのじんるい」(児童文学) 齋藤陽道「沁みた記憶」(フォトエッセイ) 「シナノ印刷さんに訊く! 本づくり、どれくらいのゴミが出てますか?」(インタビュー) 「新レーベル『捨てないミシマ社』って何?」(お知らせ) 作・益田ミリ、絵・平澤一平「げっ歯の会」(漫画) 内田健太郎「ペー君と茶碗」(エッセイ) 榎本俊二「ギャグマンガ家山陰移住ストーリー PART11」(漫画) 藤原辰史「捨てる民の精神誌 生態と消費のはざまで」(論考) 「書店、再び共有地」(レポート) Books & Cafeコトウ〈福島県福島市〉 ReBuilding Center JAPAN〈長野県諏訪市〉 中村明珍「頭髪は偉大、頭皮は憩いの場」(エッセイ) バッキー井上「あとはオボロ、オボロ影。そしてまた俺は、真俯瞰にいる。 第三部 そして俺たちは欲どおしい。」(コラム) 寄藤文平「図の話。未来の描き方その6」(絵と言葉) 三島邦弘(ブックレビュー) 編集後記 Editor ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。
-
ちゃぶ台 11 自分の中にぼけを持て
¥2,200
SOLD OUT
世の中は、ピントを合わせる方向に進みすぎている、かも――。 生活にも、制度にも、仕事にも、あらゆることに、「ぼけ」が効いてくるのではないか? ・村瀨孝生さん(「宅老所よりあい」代表) 随筆「僕の老い方研究」 ・山極壽一さん インタビュー「山極先生、ゴリラは『ぼけ』るんですか?」 ・若林理砂さん(鍼灸師)、上田誠さん(劇作家)、平野愛さん(写真家) 特別エッセイ「自分の中にぼけを持つための3箇条」 ・・・など、「ぼけ」の力に迫る読み物を多数収録。 [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|2,000円+税 判 型|四六変型判・並製 頁 数|196 ISBN|9784909394897 発 行|2023年06月 Contents 村瀨孝生「僕の老い方研究」(随筆) 益田ミリ「桜の下で」(漫画) 斉藤倫「ひぐれのうえき」(児童文学) 平野愛「自分の中にぼけを持つための三箇条」(エッセイ) 津村記久子「共にぼける」(エッセイ) 土井善晴「パンドラの箱を開けるな!」(随筆) 上田誠「自分の中にぼけを持つための三箇条」(エッセイ) バッキー井上「あとはオボロ、オボロ影。そしてまた俺は、真俯瞰にいる。」(コラム) 伊藤亜紗「会議の研究(2) 建築現場の青空会議」(論考) 若林理砂「自分の中にぼけを持つための三箇条」(エッセイ) 益田ミリ・平澤一平「宿題」(漫画) 藤原辰史「蛇と民の叙事詩」(論考) 齋藤陽道「一枚と一枚のあいだに、ちいさな祈りがこもるとき」(フォトエッセイ) 榎本俊二「ギャグマンガ家山陰移住ストーリー PART10」(漫画) 山極壽一「山極先生、ゴリラは『ぼけ』るんですか?」(インタビュー) 尾崎世界観「カット」(小説) 内田健太郎「メメント森田さん」(エッセイ) 「書店、再び共有地」(レポート) 恭文堂書店〈東京・学芸大学〉 句読点〈島根・出雲〉 中村明珍「いぶしてこそ人生」(エッセイ) 滝口悠生「御身と御前」(小説) 寄藤文平「動勢の話。未来の描き方その5」(絵と言葉) 三島邦弘(ブックレビュー) 編集後記 Editor ミシマ社は、「原点回帰の出版社」として2006年10月に創業。東京・自由が丘、京都府京都市の二拠点で、「一冊入魂」の出版活動を展開中。取次店などを介さない「直取引」という営業スタイルで「一冊」を全国の書店に卸している。
-
ちゃぶ台 8 さびしいがひっくり返る
¥1,870
SOLD OUT
土井善晴(随筆)、津村記久子(エッセイ)、齋藤陽道(フォトエッセイ)、三好愛(絵と言葉)、斉藤倫(創作)、益田ミリ(漫画)・・・など、いま、私の「さびしい」が、足元から変わっていく! 生活者のための、新しい運動のかたちがここに――。 ・松村圭一郎×村瀨孝生(対談)「弱さとアナキズム」(イベントアーカイブ動画も販売中) ・藤原辰史(論考)「民間人について」 ・工藤律子(ルポ)「人のつながり、命のつながり パンデミック下のスペインより」 他にも、珠玉の読み物が集結!! 滝口悠生(書き下ろし小説)、寄藤文平(絵と言葉)、榎本俊二(漫画)、中村明珍(エッセイ)、内田健太郎(聞き書き)、益田ミリ・平澤一平(漫画)、須山奈津希(絵と言葉)、「面白い本屋さん」紹介コーナー・・・など。 さらに、ミシマ社創業15周年記念鼎談も必読! 中島岳志×辻山良雄(本屋Title)×三島邦弘「著者、書店主と考える これからの本のこと」 あまりに面白い雑誌になり、驚くばかりです。――本誌編集長・三島邦弘 [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|1,700円+税 判 型|四六変型判・並製 頁 数|200 ISBN|978-4-909394-60-6 発 行|2021年11月 Contents 益田ミリ「仮りの世界」(漫画) 津村記久子「『さびしい』をひっくり返す」(エッセイ) 三好愛「おかえりアイロン」(絵と言葉) 斉藤倫「ビルさん」(創作) 村瀨孝生/松村圭一郎「弱さとアナキズム」(対談) 工藤律子「人のつながり、命のつながり パンデミック下のスペインより」(ルポ) 藤原辰史「民間人について」(論考) 齋藤陽道「人間が始まる」(フォトエッセイ) 榎本俊二「ギャグマンガ家山陰移住ストーリーPART7」(漫画) 滝口悠生「梅干と金盥」(小説) 内田健太郎「アロハ警察、山火事に遭う」(エッセイ) 土井善晴「地球と料理」(随筆) 寄藤文平「配置の話。 未来の描き方その2」(絵と言葉) 中村明珍「ダイナミック野景」(エッセイ) 中島岳志/辻山良雄/三島邦弘「著者、書店主と考える これからの本のこと」(鼎談) 益田ミリ/平澤一平「万年じいさま」(漫画) 面白い本屋さん 1/井戸書店 2/曲線 3/本屋・生活綴方(レポート) 須山奈津希「Reflection」(漫画) 編集後記
-
ちゃぶ台 6 非常時代を明るく生きる
¥1,760
SOLD OUT
リニューアル創刊号! 「ミシマ社の雑誌」から「生活者のための総合雑誌」へと装いを改め、特集には、「非常時代を明るく生きる」を据えました。 益田ミリ「のび太と遊んだ空き地」、土井善晴「地球とAIと人間」、藤原辰史×松村圭一郎「分解とアナキズム」、町屋良平「猫の顎のしたの三角のスペース」、齋藤陽道「時間が残った」、タルマーリー・渡邉麻里子「なるべくお金を払うようにしたい」など、すべての執筆者・登場者による渾身の記事ばかりが揃いました。 気候変動も、感染症も、人類が一度も経験したことのないスケールで起きています。必然、私たちの生き方も大きく変えざるをえません。日々を不安に過ごしていたり、モヤモヤから抜けでれずにいる多くの生活者たちに、切実に届けたい一誌となりました。 [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|1,600円+税 判 型|四六変型判・並製 頁 数|190 ISBN|978-4-909394-42-2 発 行|2020年11月 Contents 益田ミリ のび太と遊んだ空き地 土井善晴 地球とAIと人間 藤原辰史×松村圭一郎 分解とアナキズム 町屋良平 猫の顎のしたの三角のスペース 中村明珍 土と子と木と水と火、形が似てる 齋藤陽道 時間が残った 平川克美 止むを得ず贈与経済。 変わるものと、変わらないもの、変えられるものと、変えられないものについて 渡邉麻里子(タルマーリー) なるべくお金を払うようにしたい 猪瀬浩平 さびしい社会、にぎやかな世界 前田エマ 習字のこと 高橋久美子 約束/夜の手紙 中田兼介 いきものを見る目 サマースクールを終えて 木村俊介 「文藝」編集長・坂上陽子さんインタビュー 榎本俊二 ギャグマンガ家山陰移住ストーリーPART5 春日太一 時代劇聖地巡礼は突然に 内田健太郎 暮らしと浄土 JODO & LIFE 松村圭一郎 国家なき社会の政治リーダー考――はじめてのアナキズム(2)
-
ちゃぶ台 Vol.5 宗教×政治
¥1,760
SOLD OUT
「無宗教です」は通じない! 無政府状態は始まっている!? あの「周防大島40日間断水」で、何が起こったのか? 日本の問題がすべてここに凝縮していた…。 尾崎世界観(インタビュー)、滝口悠生(小説)、藤岡拓太郎、岡田武史「今治からの小さな革命」、内田樹、益田ミリ、森田真生ほか。ミシマ社の雑誌、第5弾! [ ミシマ社の雑誌『ちゃぶ台』とは? ] お金や政治にふりまわされず、「自分たちの生活 自分たちの時代を 自分たちの手でつくる」。創刊以来、その手がかかりを、「移住」「会社」「地元」「発酵」などさまざまな切り口から探ってきました。本号では、「宗教」と「政治」を特集の二本柱に据えました。これからの宗教とは? 政治にどう向き合えばいいか? 災害、毎年のように起こる人災。くわえて、外国人労働者受け入れ策など議論なきまま進む政策。すさまじい勢いで進む人口減少。 大きな問題に直面する現代、私たちはどうすれば、これまでとまったく違う価値観を大切にする社会を構築できるのか。「ちゃぶ台」が、未来にたいして、明るい可能性を見出す一助になればと願ってやみません。 ——本誌編集長 三島邦弘 [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|1,600円+税 判 型|四六判・コデックス装 頁 数|224 ISBN|978-4-909394-42-2 発 行|2019年10月 Contents 益田ミリ なぞのバスツアー 内田樹 街場の宗教論(序) 150年の怨讐の彼方から蘇る「動く宗教性」 ミシマ社編集部 周防大島の断水は『非常時』ではなかった!? 松村圭一郎 はじめてのアナキズム 藤岡拓太郎 2ページまんが ちゃぶ台 タルマーリー 渡邉格 田舎のパン屋が語る政治の話 三浦豊 森の案内人、「糺の森」の言霊に迫る! 木村俊介 尾崎世界観さんインタビュー 音楽は、「寝っ転がってやる、ものづくり」 滝口悠生 競馬と念仏 石井美保 花をたむける 榎本俊二 ギャグマンガ家山陰移住ストーリーPART4 最相葉月×三田一郎 物理学者は“神”を見る ブックレビュー『それしかないわけないでしょう』 藤原辰史 縁食論(4)――食を聴く 中村明珍 こみゅにてぃわ 内田健太郎 地域力という生命線 白川密成×岡田武史 今治からの小さな革命 釈徹宗 「無宗教です」が通じない時代 森田真生 聴(ゆる)し合う神々 編集後記
-
ちゃぶ台 Vol.2 革命前々夜
¥1,760
SOLD OUT
ミシマ社の雑誌 第二弾! 景気や政治や時代にふりまわされることなく育ちつつある「未来の小さな形」を、「食」と「会社」という切り口から追う。カンパニー(一緒に食べる)、複業・百姓(百の仕事)、地方(じかた)、手作り......希望の「今」がここに。 もともと、会社というのは、以前、鷲田清一先生に教えていただいたように「食をともにする」ために人類が産み出した共同体のはずです。ところが、現状の会社は、株主のほうばかりを向いて、利益、効率が最優先。顧客もそこで働く人たちの気持ちも置いてけぼり。まして、「一緒に食べるために一緒に働いている」なんてことは、はるか遠くに......。 はたして、これから会社はどうなっていくのか? 今が末期とすれば、「次のかたち」は、もうすでに水面下で起きているにちがいない。 ――「はじめに」より [出版社より] 出版社|ミシマ社 定 価|1,600円+税 判 型|四六判・コデックス装 頁 数|192 ISBN|978-4-903908-85-4 発 行|2016年10月 Contents *特集0 「食×会社」を考える 周防大島の農家さんを訪ねて 山本ふみこ /おみおつけの<み>を何にするか *特集1 会社の終わり、companyの始まり 平川克美 /株式会社の終焉 近藤淳也 /会社の人たちと「食べる」ことについて 中山咲子 /まかないのさっこちゃん 山口ミルコ /ダーチャでニチェボー 藤原辰史 /縁食論――孤食と共食のあいだ 植本一子 /言葉をもらう 榎本俊二 /ギャグマンガ家山陰移住ストーリー ブックレビュー 内澤旬子『漂うままに島に着き』 佐藤ジュンコ/甘辛ジュンコの人生案内 矢萩多聞 /おなじ釜のビリヤーニー *特集2 百姓のすすめ 宮田正樹 /命をつなぐ仕事を 小野邦彦 /ブレのある野菜を流通・販売する 後藤正文 /どんな音楽を選んで聴くのかも、どこかで社会に関わってる 井川直子 /過去のすべてに恩返しする 鷲田清一 /集団として生き延びていくために 中村明珍 /里山のDIY野郎 内田健太郎 /マルシェを「つづける」ということ 加地猛 /コンビニをやりたい 益田ミリ /なんとなく、未来の夏休み 少し長めの編集後記