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映画芸術 476号 ドライブ・マイ・カー
¥1,615
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出版社|編集プロダクション映芸 定 価|1,468円+税 判 型|B5判 頁 数|160 初 版|2021年07月 Contents 『ドライブ・マイ・カー』 巧みな演出法と話法で新作毎に注目される俊英・濱口竜介が村上春樹の短編に挑んだ『ドライブ・マイ・カー』、チェーホフの「ワーニャ叔父さん」の舞台劇を交差させ、登場人物の多重な心理に繊細な眼差しを向ける濱口演出、本領発揮の出来。その背景を探る 【インタビュー】濱口竜介 現場で何かが起こる、その可能性を高めるためにはできるだけ準備をすることに尽きます 『サンマデモクラシー』 1963年の沖縄、サンマにかかっていた関税の還付を求めてひとりの女性・玉城ウシが裁判を起こした――「ウシがアメリカに喧嘩を売った」、この過去の出来事を突破口にして、複雑な沖縄自治の課題に挑んだひとりのテレビマン・山里孫存に、数々の秀作を作り、現在はNHK沖縄に在籍する渡辺考が熱い思いを寄せる 【対談】山里孫存×渡辺 考 こんな沖縄があった、こんな人たちが生きていた……。復帰以前の沖縄を伝えていくのは、自分の宿命だという思いがあります 音 好宏 半植民地的な米軍統治への怒りがここに 緊急特集 遠ざかるピンク映画 その見えざる現場でいま何が起こっているか? ・内藤忠司 『ハレンチ君主 いんびな休日』に早くから関わってしまった私の、裁判傍聴記 ・いまおかしんじ 痴漢保健室 ・菅 孝行 週刊新潮が「作った」不敬映画 『ハレンチ君主 いんびな休日』を読む ・井上淳一 私の初めてのピンク映画の行方 ・坂本 礼 『まったくなぁ。』 ・[シナリオ]ハレンチ君主 いんびな休日 荒木太郎+いまおかしんじ 東アジア反日武装戦線をめぐって、ふたたび ・[再録] 鈴木邦男 『テロ 東アジア反日武装戦線と赤報隊 新版』第2部 戦争・原罪意識そして〈狼〉 ・稲川方人 黒川芳正『母たち』を見る 政治的戦略としての「母性」 インタビュー フランソワ・オゾン 取材・文 魚住桜子 一途な感情や幻想、思い込みによる失望、そこには普遍性があり、ホモセクシュアリティとは直接的な関係はありません 新作レビュー 『アイダよ、何処へ?』 後藤和夫 事実を直視せずに明日はない 『MINAMATA-ミナマタ-』 代島治彦 ドキュメンタリーとは異なる地平へ 北園現代史 自由の裏に隠された衝撃の実態 一般公開Ver. 桃井 章 学校の外は、政治の嵐の只中にある 『浜の朝日の嘘つきどもと』 ・大内 靖 映画は今日も嘘をつく。だって何もはじまっていないのだから キネマの神様 ・荻野洋一 現代日本映画にとって山田洋次とは何なのか? 特別座談会 配給会社はいまどうしている? ・私たちがいま担うべきもの ・志村大祐(ザジフィルムズ) 加藤武史(アンプラグド) ・村田敦子(ミモザフィルムズ) 小林三四郎(太秦) ・田井 肇(シネマ5支配人) 北條誠人(ユーロスペース支配人) ・寺脇 研(映画運動家) 連載トーク第2回 映画たちよ!私たちのディスクール 映画はどこで自由となりどこで不自由となるのだろうか 川口敦子 児玉美月 岩槻 歩 近藤希実 追悼 清水邦夫 ・石橋蓮司 蜷川さんが去って、蟹江もいなくて、清水さんも逝ってしまって、甘美な時は終わった 追悼 谷口晃 ・吉村英夫 好敵手谷口晃との40年 ・いまおかしんじ 倫理の先生 ・林 久登 脚本から見えてくる景色 ・[遺文] 谷口 晃 シナリオ修業体験記 ・[谷口晃遺稿シナリオ] ブント・ノスタルジア 追悼 李麗仙 ・足立正生 わが時代の女王は、最後には能楽劇を演じつつ、逝ってしまった 太陽肛門スパパーン 新作アルバムを聴け! ・花咲政之輔 円谷幸吉の魂を先頭に、東京オリンピックを阻止し、近代オリンピックを廃絶しよう! 映芸ジャーナル うみべの女の子/サマーフィルムにのって/かば/最後にして最初の人類/素晴らしき、きのこの世界/東京自転車節/黄龍の村 岩槻歩/菊井崇史/桝田 豊/武隈風人/大久保渉/柴垣萌子/磯田 勉 Books Reviews ・佐藤美鈴 荒井晴彦、森 達也、白石和彌、井上淳一著「映画評論家への逆襲」 ・高橋伴明 藤森益弘著「夢の炎 映画に恋した男たち」 ・松岡錠司 岸惠子著「岸惠子自伝」 ・坪井里緒 川本三郎著「映画のメリーゴーラウンド」 ・児玉美月 西森路代+ハン・トンヒョン著「韓国映画・ドラマ──わたしたちのおしゃべりの記録2014~2020」 ・井上淳一 安井国穂著「仮面の狂騒 警視庁機動捜査隊216」 ・川口敦子 猿渡由紀著「ウディ・アレン追放」 ・編集部の一冊 寺脇 研著「西部邁が支持したアメリカ映画論」 連載 ・菅孝行の戦後史 ことにおいて後悔せず ・大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から ・わたなべりんたろう 日本未公開傑作ドラマ紹介 ・サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線 ・志村秀人 そこに風は吹いているか ・邦洋★映画合戦 荒井晴彦×寺脇 研 ・春日信一 雀の涙 ・荒井晴彦ノート
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映画芸術 473号 ジオラマボーイ・パノラマガール
¥1,615
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出版社|編集プロダクション映芸 定 価|1,468円+税 判 型|B5判 頁 数|160 初 版|2020年07月 Contents [ 『ジオラマボーイ・パノラマガール』 ] バブル末期を描いた岡崎京子の世界観を継承しながら、やがて来るはずだったオリンピックを待つ2019年の揺れ動く東京の風景に瀬田なつき固有の自在な感情を交差させる心地よい1篇が完成した。 ・鼎談 瀬田なつき 山田杏奈 鈴木仁 「2019 年、コロナ以前の街。あの時にしか撮れなかった東京です」 ・レビュー 福本明日香 超絶に前向きなファンタジー [ 『空に住む』 ] 『共喰い』以後、7年。多部未華子を主演に青山真治が撮った新作は、曖昧な日常を高層マンションの一室で猫とともに送る女性の不安を見つめる。その柔軟な完成度に何を思うか、荒井晴彦が迫る。 ・対談 青山真治 荒井晴彦 「今回は今までとは違うアプローチをしたんだと思われた方がいい」 [ 『傍観者あるいは偶然のテロリスト』 ] ・インタビュー 後藤和夫 「パレスチナの荒野をハリー・ディーン・スタントンのように歩いて私はどこに辿り着いただろうか」 [ 「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」を見る ] ・柏原寛司 みんな、ベルモンドが好きなんだね ・大森一樹 ベルモンドがいなかった世界を想像してみよう ・須藤健太郎 くせになるひとベルモンド ・宇田川幸洋 ベルモンドのアクションは自然体である [ ミニシアターはいまどうしている? 総括 ] ・諏訪敦彦 使い馴れない言葉で私たちは何を語っただろうか [ 新作レビュー ] ・『スパイの妻』 小野沢稔彦 良心的歴史修正主義を逆なでする ・『星の子』 井坂洋子 じぶんをさぐる旅をするような映画 ・『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』 森達也 ドキュメンタリーを舐めるな 中島雄人 リチャードやリックのことも語ってほしかった ・『異端の鳥』 山㟢高裕 動物と罪 [ 82 年生まれ、キム・ジヨン ] ・児玉美月 悲劇/喜劇─その症候としての「憑依」 [ インタビュー ロベール・ゲディギャン ] 取材・文 魚住桜子 「人々は過去の過ちや恐怖を忘れつつある。それは大きな問題です」 [ アラン・パーカー、追悼 ] ・川口敦子 そこに息づくやわらかさをどう見るか [ 追悼 渡 哲也 ] ・小澤啓一 渡哲也さんとの闘いの日々を偲んで ・小谷承靖 『ゴキブリ刑事』殉死す ・渡辺武信 ”プログラム・ピクチャー”黄金期に乗り遅れた逸材 [ 追悼 森﨑東 ] ・長尾啓司 映画監督というもの ・桃井章 すき焼きと下山事件と ・近藤昭二 森﨑東監督の愛め づらしい表情をしのびます ・濱田毅 次回作は、お兄さんの森﨑湊さんを撮ってもらいたかった ・榎戸耕史 それは1本の電話に始まった! ・志摩敏樹 罪な人だとつくづく思う ・丸内敏治 低く太い声 [ 追悼 桂千穂 ] ・内藤誠 多重映画教師の思い出 ・山口剛 究極のミザントロープ ・伊藤彰彦 悪罵の名人 ・三輪令子 長の どか閑な時間 ・細谷隆弘 私が知ってる桂さん [ 文芸編集者 小山晃一を追悼する ] ・中沢けい じっと人の顔を見ている小山さん ・中野美代子 小山晃一さんをしのんで ・富岡幸一郎 編集者・小山晃一さんの思い出 ・関 絢 言葉を愛し、言葉の世界に生きた父でした ・冊子再録 御挨拶 小山晃一 [ 映芸ジャーナル ] 『ホモ・サピエンスの涙』『パピチャ 未来へのランウェイ』『 VIDEOPHOBIA 』『空に聞く』『PLAY 25 年分のラストシーン』『本気のしるし 劇場版』『佐々木、イン、マイマイン』 菊井崇史 桝田 豊 岩槻 歩 武隈風人 大久保渉 高木 愛 磯田 勉 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020 井上智貴 ゆうばりの夢はコロナ禍の夏の夜にこっそりとひらいた [ Book Reviews ] ・島尾トシヲ 丹羽美之著「日本のテレビ・ドキュメンタリー」 ・河原一邦 都立立川高校「紛争」の記録を残す会編「鉄筆とビラ 「立高紛争」の記録1969 ─ 1970」 ・渡辺花 渡辺考著「まなざしの力 ヒューマンドキュメントの人々」 ・編集部の一冊 上島春彦著「鈴木清順論 影なき声、声なき影」 [ 連載 ] ・日本未公開傑作ドラマ紹介 わたなべりんたろう ・サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線 ・邦洋★映画合戦 寺脇 研×荒井晴彦 ・大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から ・志村秀人 そこに風は吹いているか ・菅 孝行の戦後史 ことにおいて後悔せず ・雀の涙 春日信一 ・編集子雑言 ・荒井晴彦ノート
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映画芸術 472号 ミニシアターはいまどうしている? その後
¥1,615
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予想を超えた多くの場所に届いた前号の特集。劇場運営に関わるひとたちの声は、コロナ禍を生きる私たちの普遍の声だった。いまなお危機は止むことがない。今号では、札幌から石垣島まで、劇場の現場にいるひとたちに再度、寄稿をお願いした。 [編集部より] 出版社|編集プロダクション映芸 定 価|1,468円+税 判 型|B5判 頁 数|160 初 版|2020年07月 Contents [ ミニシアターはいまどうしている?その後 ] K’s cinema ルミエール シネ・ヌーヴォ シアター・エンヤ ゆいシネマを守る会 宮崎キネマ館 進富座 シアター・イメージフォーラム シアターシエマ フォーラムネットワーク シネマスコーレ フォーラム仙台 ヒカリ座 京都シネマ 金沢シネモンド シネマテークたかさき Denkikan シネマ尾道 八丁座 ソレイユ 萩ツインシネマ 御成座 深谷シネマ 元町映画館 シアターキノ 静岡シネギャラリー 前橋シネマハウス ユーロスペース 函館シネマアイリス シネマルナティック シネマイーラ ほとり座 横浜シネマ・ジャック&ベティ シネマ5 別府ブルーバード劇場 名古屋シネマテーク 桜坂劇場 福井メトロ劇場 京都みなみ会館 出町座 第七芸術劇場 埼玉映画文化協会 松本シネマセレクト ロフト・プロジェクト TRASH MASTERS ・うちの一推し あまや座 はちどり 新潟シネ・ウィンド すずしい木陰 シアタードーナツ・オキナワ ココロ、オドル [ 君が世界のはじまり ] 【インタビュー】 ふくだももこ 変化? ないんちゃいます? [ zk /頭脳警察50 未来への鼓動 ] 【対談】PANTA+末永 賢 絶景かな! [ アトランティックス ] 【インタビュー】取材・文 魚住桜子 マティ・ディオップ 映画館を出て議論が始まる、 それが私の映画の定義です [ 新作レビュー ] 切通理作『横須賀綺譚』 忘れようとしても、思いだせない! もぎりのやぎちゃん『ぶあいそうな手紙』 手紙を待つ時間 近藤希実『mid90s』 子供たちが……遊んでいる映画です [ 追悼 大林宣彦 ] 小谷承靖 《成城シネマカップ》があった頃 三本木久城 映像が汗をかいた16年 小林竜雄 かけがえのない人 大林恭子 大林宣彦と共に過ごした映画の時間 [ 追悼、松田政男 ] 足立正生 松田政男という〝思想〟 伊藤清美 私は、「風景」の野に立つ 風は、強く吹く 後藤和夫 マメなテクノクラート 小野沢稔彦 越境の運動者 新崎盛吾 松田政男との20年 寺脇 研 松田さんの○印 [再録]寺脇 研+松田政男 公開往復書簡 [再録]松田政男の作業日誌 [ 追悼 伊地智啓 ] 岡田 裕 イッチーのこと 多賀英典 伊地智さんがいたから、日本映画に変化があった 榎戸耕史 冷静、沈着、正論の一文字さん [ 追悼 古川恒一 ] 井上ユリ いつも穏やかに、颯爽と 犬塚 弘 最高のマネージャー 古川多恵子 ちょっとお先に [ 追悼 井上正子 ] 小川智子 やわらかく、やさしく、時に鋭く [ 映芸ジャーナル ] ヴィタリナ/セノーテ/ソワレ/Challenged チャレンジド/傍観者あるいは偶然のテロリスト/ぶあいそうな手紙/薬の神じゃない! 岩槻 歩 武隈風人 磯田 勉 大久保渉 菊井崇史 折田侑駿 桝田 豊 [ Book Reviews ] 上野昻志 「贖罪 ナチス副総統ルドルフ・ヘスの戦争」 晏 妮 土屋昌明、鈴木一誌編著「ドキュメンタリー作家王兵 現代中国の叛史」 関川夏央 高澤秀次著「評伝 西部邁」 磯田 勉 寺脇 研著「昭和アイドル映画の時代」 [ 連載 ] サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線 笠原和夫日記 菅孝行の戦後史ことにおいて後悔せず 大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から 志村秀人 そこに風は吹いているか 邦洋★映画合戦 寺脇研×荒井晴彦 春日信一 雀の涙 わたなべりんたろう 日本未公開傑作ドラマ紹介 荒井晴彦ノート
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映画芸術 471号 ミニシアターはいまどうしている?
¥1,615
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数々の受賞歴を誇る脚本家、荒井晴彦が編集・発行人をつとめる日本で唯一の映画批評誌。 日本映画界の最前線で活躍する監督、プロデューサー、脚本家などのインタビューや対談、話題作についての批評・論考を掲載。作り手の本音や業界の実情を知ることができる唯一の映画雑誌です。「情報」ではなく「肉声」が聞きたい、「タテマエ」よりも「ホンネ」が知りたいと考える本質志向の映画ファンにお勧めします。 [編集部より] 出版社|編集プロダクション映芸 定 価|1,468円+税 判 型|B5判 頁 数|160 初 版|2020年4月 Contents [ ミニシアターはいまどうしている? ] ガーデンズシネマ/黒岩美智子 人生を変えてくれた場所 やっぱり映画を伝え続けたい 川越スカラ座/飯島千鶴 もはや家みたいな場所です シアタードーナツ・オキナワ/宮島真一 お客さんの思い出を作る 上田映劇/もぎりのやぎちゃん 転がり込んだ街の中で、もぎりは今日も考える 横川シネマ/溝口 徹 ミニシアター正史から遠く離れて 新潟・市民映画館 シネ・ウインド/井上経久 映画上映という武器を使って新潟の風景を変えたい 元・金沢ロキシー/志村秀人 そこで何を深めるのかを問う場 横浜シネマリン/八幡温子 柴田駿さんとフランス映画社のこと 元・銀座テアトルシネマ/榎本憲男 クラシック・イズ・モダンって? 長野相生座・ロキシー/田上真里 ミニシアター体験と今、働いている劇場のこと キノコヤ/黒川幸則 キノコヤは映画の寺子屋と宮崎大祐監督が言った ガシマシネマ/堀田弥生 “太陽の真下で” 元・シネマアートン下北沢/大木雄高 街と或る映画館──その誕生と終焉 元・三鷹オスカー/鶴田浩司 フランス映画社との出会い あまや座/大内 靖 お客さんが映画を作る場所、その光を信じて あきた十文字映画祭/勝田睦樹 良い映画は自分の嗅覚で探すのだ 高田世界館/上野迪音 ミニシアター文化とは逆のベクトルで [ 無頼 ] インタビューⅠ/井筒和幸 ヤクザたちは資本主義を強姦しながら生きるしかない。それが、まさしく弱肉強食を生き抜いた昭和です インタビューⅡ/柳ゆり菜 皆ギラギラしていたし、闘いに来ている感じでした レビュー/森重 晃 『ガキ帝国 悪たれ戦争』の集合写真を見ながら [ 燕 Yan ] 鼎談/水間ロン・山中 崇・今村圭佑 台湾-日本 ココロの居場所を探す [ 小林 旭vs宍戸 錠 ] インタビュー/小林 旭 錠さんがいつも「お前は自然主義者だ」と言っていました 再録/宍戸 錠 ジョン・ウェインが最後まで頑張ったように 俺も老俳優のあざとさを見せるよ [ 追悼 小林壽夫 ] 座談会/丸内敏治・佐伯俊道・宮島秀司・山田耕大・荒井晴彦 壮絶な生き様に潜んでいたもの 滝田洋二郎 陳さん、オレのキリスト、ありがとう 渋谷正一 私をメジャーに連れてって [ 追悼 木内みどり ] 山本太郎 民主主義を体現しつづけた人 越川道夫 心に鍵をかけないということ 岩井俊二 記憶の中の彼女 落合恵子 鮮やかな句読点 [ 追悼 仙元誠三 ] 柳島克己 仙元さん、もう懐かしいです。 [ 追悼 アンナ・カリーナ ] 浜田 毅 札幌狸小路のアンナ・カリーナ [ 映画『パラサイト 半地下の家族』考 ] 森 達也 面白い、はい、確かにそうですね 川村 湊 地下に棲む怪物 小野沢稔彦 権威的家族のアポリア 時代の闇をどう暴くのか [ 「映画秘宝」休刊そして復刊 ] 放談/岩田和明・荒井晴彦・吉田伊知郎 三浦理高 日本中の映画少年を引き連れて 切通理作 映画秘宝という「人」との出会い [ 新作レビュー ] 『海辺の映画館-キネマの玉手箱』 小林竜雄 『その手に触れるまで』 小川智子 『デッド・ドント・ダイ』 城戸朱理 『窮鼠はチーズの夢を見る』 児玉美月 『シャドウプレイ』 川口敦子 『死霊魂』 鈴木一誌 [ 特別寄稿 ] 布村 建 "インディアン"は差別用語ではない [ 映芸ジャーナル ] あなたの顔/タゴール・ソングス/ミセス・ノイズィ/罪と女王/タッチ・ミー・ノット ローラと秘密のカウンセリング/街の上で/おろかもの 菊井崇史 桝田 豊 磯田 勉 武隈風人 大久保渉 寺本郁夫 近藤希実 [ Book Reviews ] 花咲政之輔 小出裕晃著「フクシマ事故と東京オリンピック」 菊井崇史 松本圭二著「松本悲歌」 中島雄人 岡村幸宣著「未来へ 原爆の図丸木美術館学芸員 作業日誌2011-2016」 編集部の一冊 高崎俊夫・朝倉史明「芦川いづみ 愁いを含んで、ほのかに甘く」 [ 連載 ] サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線 菅孝行の戦後史ことにおいて後悔せず 邦洋★映画合戦 寺脇研×荒井晴彦 志村秀人 そこに風は吹いているか 大木雄高 「LADY JANE」又は下北沢周辺から 春日信一 雀の涙 荒井晴彦ノート
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映画芸術 470号 日本映画2019年ベスト&ワースト
¥1,615
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数々の受賞歴を誇る脚本家、荒井晴彦が編集・発行人をつとめる日本で唯一の映画批評誌。 日本映画界の最前線で活躍する監督、プロデューサー、脚本家などのインタビューや対談、話題作についての批評・論考を掲載。作り手の本音や業界の実情を知ることができる唯一の映画雑誌です。「情報」ではなく「肉声」が聞きたい、「タテマエ」よりも「ホンネ」が知りたいと考える本質志向の映画ファンにお勧めします。 [編集部より] 出版社|編集プロダクション映芸 定 価|1,468円+税 判 型|B5判 頁 数|164 初 版|2020年1月 Contents [ 2019 年日本映画ベスト&ワースト ] 相田冬二 石飛徳樹 伊藤 雄 上野昻志 宇田川幸洋 浦崎浩實 大高宏雄 岡本安正 荻野洋一 小薗賀津雄 小薗裕美子 川口敦子 児玉美月 北村匡平 志村秀人 新宿かぼす会 田辺隆史 千浦 僚 出町光識 寺脇 研 中村賢作 藤原奈緒 ファビアン・カルパントラ 細谷隆広 前田耕作 山下絵里 吉田伊知郎 渡辺武信 渡辺葉子 「映画芸術」編集部 [ 『子どもたちをよろしく』 ] 対談/有森也実・鎌滝えり この映画の空気感は最初の2日間で決まりました インタビュー/隅田 靖 贅沢を言ったらキリがありませんが、無理や我慢はしていません 小野沢稔彦 最も身近な「敵」にレジストせよ 吉田伊知郎 安易な救いや希望を持たせない [ 『his』 ] インタビュー/今泉力哉 現場のテンションが高まると空気を見間違えないよう焦りました [ 追悼 ] 八千草薫 金子成人「八千草さんの運転手をしていた頃」」 梅宮辰夫 内藤 誠「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・バンチョウ」 川又 昻 川又武久「川又昻と『東京物語』50 ミリレンズ説の謎について」 西岡善信 成田裕介「遠近感のあるセットの造形が圧巻だった」 山谷初男足立正生「ハッポンのチョコレートソーダ」 和田 誠 渡辺武信「憧憬と友情の融合 畏友・和田誠追悼」 [ 特別寄稿 ] 「ピンク映画」は終わった。 荒木太郎 「映画評論」の道を歩き始めて50年 寺脇 研 [ 私はこれで決めました1989 -2020 パート2 ] 井筒和幸 伊藤俊也 今村 力 岡田 裕 掛札昌裕 金子修介 小谷承靖 小沼 勝 小水一男 崔 洋一 佐伯俊道 佐々木原保志 鹿水晶子 辻 智彦 筒井ともみ 内藤 誠 中原 俊 鍋島淳裕 成田尚哉 西岡琢也 浜田 毅 原田眞人 丸内敏治 丸山昇一 安川有果 荒井晴彦 [ 特別インタビュー(取材・構成=魚住桜子) ] ジュリエット・ビノシュ 生きている限りは身も心も進化を続けなければならないと思う オリヴィエ・アサイヤス 映画製作は難しくない 僕が伝えられることはそれしかない [ 新作レビュー ] 『風の電話』 山高裕 『Red』 児玉美月 『パラサイト 半地下の家族』 李相日 [ポーランド映画祭2019] 近藤希実 『死の教室』の興奮冷めやらぬ帰り道に [ 映芸ジャーナル ] テリー・ギリアムのドン・キホーテ/ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ 37 セカンズ/カゾクデッサン/コロンバス/インディペンデントリビング ザ・ピーナッツバター・ファルコン 近藤希実/寺本郁夫/磯田勉/菊井崇史/武隈風人/大久保渉/桝田豊 [ 連載 ] 菅 孝行の戦後史 ことにおいて後悔せず 大木雄高「LADY JANE」又は下北沢周辺から 笠原和夫日記 1961年6月〜7月 サエキけんぞうのシネマでカルチャー最前線 志村秀人 そこに風は吹いているか 韓米★映画合戦 寺脇 研×荒井晴彦 雀の涙 春日信一 日本未公開傑作ドラマ紹介 わたなべりんたろう 荒井晴彦ノート