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LOOP 映像メディア学 Vol.10
¥1,320
映像芸術の最先端を東京藝術大学から発信する「LOOP」第10号。 あいちトリエンナーレ参加アーティストとして事態の紛糾を受けて立ち上げた「Jアート・コールセンター」をめぐる高山明の論考、映画監督濱口竜介によるポン・ジュノ論に加え、2020年オリンピック後を念頭に東京論の更新をはかる大澤真幸や桂英史、松江哲明らによるシンポジウム「東京アーバニズム序説」などを収録。カニエ・ナハ、青柳菜摘、飯岡幸子による創作、藤幡正樹のこれまでの活動を総括する連続インタビュー最終回、さらには山村浩二によるコンテンポラリー・アニメーションの最前線を伝える公開講座4本を収めます。 [出版社より] 発 行|東京藝術大学大学院映像研究科 出版社|左右社 定 価|1,200円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|384 ISBN|978-4-86528-273-3 初 版|2020年3月 Contents 創作|9つの映像論と1つの映像学 カニエ・ナハ 講演|ポン・ジュノ Master of clear ambiguity 濱口竜介 講演|「Jアート・コールセンター」についての演劇的考察 高山明 [ コンテンポラリー・アニメーション入門 ] アーティスト・イン・レジデンスの現在 グザビエ・カワ=トポール 山村浩二 アニメーションの潜在的可能性 セバスチャン・ローデンバック 山村浩二 実験アニメーションの最前線 ボリス・ラベ 山村浩二 公開講座|虚と実 山村浩二+木越俊介 RAM Association OPEN LECTURE#08|東京アーバニズム序説 『個室都市 東京』をめぐって 大澤真幸+小林恵吾+高山明+松江哲明+桂英史 創作|ネルネロ/nel nero/in black 青柳菜摘 創作|アベヒロシ 飯岡幸子 インタビュー|クロニクル③ 「プロジェクト」のゼロ年代 ──97年〜03年── 藤幡正樹 サーベイ論文|変質の方法 布施琳太郎 サーベイ論文|物語に「外」などない:ヴィデオゲームの不自然な物語論 大岩雄典 Research Article|Noah’s Stories in Shaky Archipelago: Martinique, Haiti, Fukushima Ryuta Imafuku
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LOOP 映像メディア学 Vol.9
¥1,980
映像芸術の最先端を東京藝術大学から発信する「LOOP」第9号。 巻頭はプリツカー賞受賞の建築家・磯崎新による特別レクチャー、世界に類を見ない規模の都市計画を主導する建築家としての金正日論を収録。ほかに、後期資本主義下における芸術を論じた桂英史「歓待のゲーム」、映画批評家で映画作家のアラン・ベルガラと諏訪敦彦の特別講義、カンヌ映画祭に招かれ注目された佐藤雅彦率いるc-projectへのインタビュー、山村浩二によるコンテンポラリーアニメーション講座などを収めます。 [出版社より] 発 行|東京藝術大学大学院映像研究科 出版社|左右社 定 価|1,800円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|440 ISBN|978-4-86528-231-3 初 版|2019年3月 Contents [ geidaiRAM2 OPEN LECTURE#03 ] 「応答せよ……ピョンヤン……」建築家金正日 アーキテクチャー論 磯崎新+高山明+桂英史 論考|歓待のゲーム 芸術実践の論理と倫理 桂英史 創作|葦笛 飯岡幸子(解題:高山明) [ コンテンポラリー・アニメーション入門 ] 線のメタファーとマルチ画面 ポール・ドリエセン 山村浩二 だまし絵、主と従の反転 ライムント・クルメ 山村浩二 個と世界 ウェンディ・ティルビー&アマンダ・フォービス 山村浩二 特別講義|映画教育をめぐって アラン・ベルガラ 諏訪敦彦 インタビュー|映画を作ることは、未来を作ること c-project(佐藤雅彦) [ 研究ノート ] 受容者としての美術制作者たち:川俣正と目の現場を中心に 村田萌菜 映画における詩的身体の生成 蔣雯 アーティスト・イン・レジデンスにおける地域とよそ者についての考察 AIR-Hを事例に 東方悠平 映像による環境動態の表象の可能性と限界 伊阪柊 Augmented Realityにおける視覚的連続性と積層構造 的場真唯 紙芝居の表現論 宇田敦子 ヴァルールの可視化の試み 古澤龍
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LOOP 映像メディア学 Vol.5
¥1,100
映像メディア学を追求する東京芸術大学大学院映像研究科では、さまざまなメディアを駆使した制作と教育を行うとともに、映像文化に関わるメディアのあるべき方向性について多様な観点から研究している。「LOOP 映像メディア学Vol.5」では、世界的メディア・アーティスト藤幡正樹の70〜80年代を聞くインタビュー、都市と芸術になにが出来るかアート・フェスティバルの未来を問う、相馬千秋・五十嵐太郎・桂英史鼎談ほかの記事を掲載しています。 [編集部より] 発 行|東京藝術大学大学院映像研究科 出版社|左右社 定 価|1,000円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|256 ISBN|978-4-86528-112-5 初 版|2015年3月 Contents [ クロニクル 技術・メディア・表現―73年〜83年— ] 藤幡正樹 聞き手・構成=編集部 [ アート・フェスティバルの未来 ] 都市と芸術、そしてあたらしいオーディエンス 相馬千秋+五十嵐太郎+桂英史 [ コンテンポラリー・アニメーション入門 ] 個人作品と商業作品 ―イーゴリ・コヴァリョフ インタビュー 社会批評としてのアニメーション:チャンネル4の歴史 ―クレア・キッソン インタビュー 山村浩二 [ インタビュー ] 音楽劇におけるインターメディア ―ニコラ・サーニ インタビュー 田中麻里奈 編集者 川島章正 ―川島章正インタビュー 横山昌吾 [ テクニカルノート ] 縄文土器のための展示技術開発 デジタルファブリケーションの活用 木村稔+桐山孝司+千葉毅 [ 研究ノート ] さようなら、コンピュータアート ――槌屋治紀インタビュー 馬定延 [ 論文 ] 現代演劇における、音のドラマトゥルギー〜空間を作曲する〜 田中麻里奈 [ 資料 ] 水曜会リスト
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LOOP 映像メディア学 Vol.8
¥1,100
メディアアートの最先端を東京藝術大学から発信する「LOOP」第8号。 ポスト・メディア時代ともいうべき現在のアーカイヴをめぐる論考、桂英史「ポスト・アーカイヴ型アーキテクチャをめぐって」、近年ブームとも呼べる状況にあるアーニメーション・ドキュメンタリーについて、国際的に活躍するマチュー・ラベェユ監督を招いたインタビュー、アラン・ベルガラを迎えた特別講義の模様などを収めます。 [出版社より] 発 行|東京藝術大学大学院映像研究科 出版社|左右社 定 価|1,000円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|144 ISBN|978-4-86528-207-8 初 版|2018年6月 Contents 論考|ポスト・アーカイヴ型アーキテクチャをめぐって 桂英史 コンテンポラリー・アニメーション入門|アニメーション・ドキュメンタリー1 マチュー・ラベェユ インタビュー 山村浩二 特別講義|アラン・ベルガラ ゴダールに関する特別講義 筒井武文+市山尚三 サーベイ論文|写真的対象 ワリード・ベシュティにおける「装置」について 永田康祐 研究ノート|「視点の移動」をテーマとした全方位映像表現の研究 木村稔+桐山孝司
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LOOP 映像メディア学 Vol.7
¥1,980
メディアアートの最先端を東京藝術大学から発信する「LOOP」最新号は、日本のアニメーションの黎明期から現在まで主要な作品や上映会、教育機関までを一望できる、山村浩二編「現代日本インディペンデントアニメーション年表」付! 2014年以来活動をつづけるリサーチ型アートプロジェクトのための人材育成プログラム「gendaiRAM」による国際シンポジウム「アジア零時」ほか主要な成果を収めた小特集、ならびに「コンテンポラリー・アニメーション入門」小特集では、現代日本のアニメーション事情をめぐる湯浅政明・和田淳・しりあがり寿との座談会に加え、ユーリー・ノルシュテイン監督インタビューも収録。アートの現在をめぐる本格論考、桂英史「序説 芸術の社会的な実践を考えるために」掲載。 [編集部より] 発 行|東京藝術大学大学院映像研究科 出版社|左右社 定 価|1,800円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|392+綴じ込み年表 ISBN|978-4-86528-162-0 初 版|2017年3月 Contents [ 小特集 geidaiRAM ] 1)国際シンポジウム「アジア零時」 龔卓軍×相馬千秋×高山明×桂英史(司会:林立騎) 2)「労働者」として携わるアート――人権と憲法から考える 須田洋平 3)闇・トラウマ・語り――《波のした、土のうえ》をめぐって 龔卓軍(翻訳:黃耀進+林立騎) 4)第1回国際アートプラクティス会議――アジア太平洋の芸術誌をめぐって オル太×リュウ・ルーシャン/玄宇民×シュウ・ファンツー/シュウ・ジャウェイ×林立騎 ピーター・エッカソール/龔卓軍/ジェームズ・オリヴァー/高山明 シンポジウム [ 小特集 コンテンポラリー・アニメーション入門 ] 1)モノとコト――ユーリー・ノルシュテイン インタビュー 山村浩二 2)現代日本のインディペンデント事情 湯浅政明×和田淳×しりあがり寿×山村浩二 【資料|現代日本インディペンデント・アニメーション年表 山村浩二編】 3)ステレオスコープにおけるナラティブと抽象――テオドル・ウシェフ インタビュー 山村浩二 4)イジー・バルタ インタビュー――チェコアニメーションの伝統と前衛 伊藤有壱 論考|序説 芸術の社会的な実践を考えるために 桂英史 翻訳|ノイズ ベルト・ノイマン追悼(1960.11.9–2015.7.30)(翻訳:林立騎+セバスチャン・ブロイ) 総説論文|ASD型自己の臨床知を基礎とした芸術知についての試論 西條朋行+桂英史 研究論文|コロガル公園シリーズ 未来の公園の5つの特徴 会田大也+菅沼聖+城一裕 研究ノート|学術的文献に見るアニメーション・ドキュメンタリー ニコラス・グアリン・レオン
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LOOP 映像メディア学 Vol.6
¥1,320
映像メディア学を追求する東京芸術大学大学院映像研究科では、さまざまなメディアを駆使した制作と教育を行うとともに、映像文化に関わるメディアのあるべき方向性について多様な観点から研究しています。 「LOOP 映像メディア学Vol.6」では、このたびフランスで全活動を収めたアーカイブが刊行されたメディア・アーティスト藤幡正樹のロングインタビュー第2弾を収録、1980年代から90年代末までの経験を語ります。 そのほかに、現在のメディア環境の中で私たちはいかなる主体たり得るのか、〈端末市民〉というキーワードの有効性を再び問う桂英史の論考「到来の思考 端末市民を問い続けること」、さらにはその状況認識を敷衍し芸術のおかれた状況を問う、黒瀬陽平・松井茂・桂英史鼎談ほかの記事を掲載しています。 [編集部より] 発 行|東京藝術大学大学院映像研究科 出版社|左右社 定 価|1,200円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|344 ISBN|978-4-86528-144-6 初 版|2016年3月 Contents クロニクルその2 技術・メディア・表現―83年〜99年— 藤幡正樹 聞き手・構成=編集部 到来の思考 端末市民を問い続けること 桂英史 [ コンテンポラリー・アニメーション入門 ] 岡本忠成の仕事 クエイ兄弟、失敗の迷宮 ―スザンヌ・バカン インタビュー 山村浩二 [ 鼎談 ] 批判的芸術と主体をめぐって 端末市民が演じる使役と知覚 黒瀬陽平+松井茂+桂英史 『アニメーションブートキャンプ』の挑戦 持続・発展する産学官連携の一事例 布山タルト 『ファッツァー』試論 ハンス=ティース・レーマン/林立騎訳 社会契約の結び直しとしての演劇 林立騎 [研究ノート]「移動する撮影者」という制作手法について 玄宇民 [テクニカルノート]コンピュータによる描画法の誕生と現在 牧奈歩美 [研究ノート]core of belles 2014年12ヶ月連続公演『怪物さんと退屈くんの12ヶ月』 池田武史 [論文]写真の概念と書画・浮世絵 松浦昇