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なぜなら/ソフィ・カル作品集
¥9,900
SOLD OUT
世界中から注目されるフランスの女性現代アーティスト、ソフィ・カル『なぜなら』日本語版、ついに登場。 なぜなら、赤ちゃんにほれぼれと見とれる 通りすがりの人に、その母親が 「だけどこの子の写真、見てませんよね!」と叫んだ、 あのストーリーを読んだから 2018年にソフィ・カルが作品シリーズ『Parce que』(なぜなら)を発表した際、フランス語と英語で書籍『Parce que』『Because』が刊行された。ギャラリーで展示された作品は、「なぜなら」から始まるテキストが刺繍された布がフレームを覆い、鑑賞者はテキストを読んだ後で布をめくり、そこにある写真と向き合うことで、言葉から受けたそれぞれのイメージを写真と重ね合わせるというもの。 書籍では、作品と同様にまず言葉を読み、その後で自ら写真を取り出すことでイメージを探るという構成を“本”という形で表現。ソフィ・カルの作品を本の形で追体験する実験的な作品集。 ソフィ・カル本人の希望により、初となる日本語版を刊行。仏英新版と同内容、新作6作を収録。近現代美術キュレータ岡部あおみの監修により、ソフィ・カルの作品世界を美しい日本語で示した。 [出版社より] 著 者|ソフィ・カル 翻訳監修|岡部あおみ 訳 者|ヤナガワ智予 出版社|青幻舎 定 価|9,000円+税 判 型|B5変形判/上製・布貼 頁 数|128 ISBN|978-4-86152-964-1 発 行|2025年01月 Author ソフィ・カル Sophie Calle 1953年、フランス生まれ。極めて日常的かつ私的な営みをベースに、写真や言葉を通じた物語性の高い作品を制作するコンセプチュアル・アーティスト。1980年代より現代美術作家として活動。日本国内では、2013年~2016年に原美術館・豊田市美術館・長崎県立美術館で巡回展、2019年には原美術館で個展を開催。2024年11月下旬より、三菱一号館美術館再開館記念として『「不在」―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル』展を開催。2024年高松宮殿下記念世界文化賞 絵画部門を受賞。
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不在/ソフィ・カル作品集
¥4,950
フランスの現代アーティスト、ソフィ・カル、「不在」を見つめた日本初の作品集。 画家オディロン・ルドンの壁画『グラン・ブーケ』(三菱一号館美術館所蔵)に着想を得てソフィ・カルが製作した《グラン・ブーケ》(2020年)をはじめ、テキストと写真の作品群『なぜなら』、盗難された絵画の額縁を見つめる人々が語る『あなたには何が見えますか』、ピカソ作品の不在を示す『監禁されたピカソ』、映像作品《海を見る》など、ソフィ・カルの名作と代表作を収録した日本初の作品集。 作品の一部ともいえるフランス語テキストを日本語に翻訳し、巻末に収録。作家の世界観を美しい装丁でも表現した、世界的現代アーティスト、ソフィ・カルへの理解が深まる一冊。2024年11月23日〜2025年1月26日 三菱一号館美術館で開催の『「不在」―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル』展公式図録兼書籍として刊行。 [出版社より] 著 者|ソフィ・カル 翻訳監修|岡部あおみ 出版社|青幻舎 定 価|4,500円+税 判 型|A4変形判/並製 頁 数|128 ISBN|978-4-86152-977-1 発 行|2024年11月 Author ソフィ・カル Sophie Calle 1953年、フランス生まれ。極めて日常的かつ私的な営みをベースに、写真や言葉を通じた物語性の高い作品を制作するコンセプチュアル・アーティスト。1980年代より現代美術作家として活動。日本国内では、2013年~2016年に原美術館・豊田市美術館・長崎県立美術館で巡回展、2019年には原美術館で個展を開催。2024年11月下旬より、三菱一号館美術館再開館記念として『「不在」―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル』展を開催。2024年高松宮殿下記念世界文化賞 絵画部門を受賞。
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[図録]モダン・タイムス・イン・パリ 1925——機械時代のアートとデザイン展
¥3,080
ヨーロッパ、アメリカ、そして日本。1920年代の機械と人間との関係を技術と美術でめぐる。 1920年代、フランスの首都パリをはじめとした欧米の都市では、第一次世界大戦からの復興によって工業化が進み、「機械時代」(マシン・エイジ)と呼ばれる華やかでダイナミックな時代を迎えました。 本書は、1920ー1930年代のパリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間との関係をめぐる様相を紹介します。特にパリ現代産業装飾芸術国際博覧会(アール・デコ博)が開催された1925年は、変容する価値観の分水嶺となり、工業生産品と調和する幾何学的な「アール・デコ」様式の流行が絶頂を迎えました。 日本では1923年(大正12)に起きた関東大震災以降、東京を中心に急速に「モダン」な都市へと再構築が進むなど、世界は戦間期における繁栄と閉塞を経験し、機械や合理性をめぐる人々の価値観が変化していきました。 コンピューターやインターネットが高度に発達し、AI(人工知能)が人々の生活を大きく変えようとする現代において、本展覧会は約100年前の機械と人間との様々な関係性を問いかけます。 [出版社より] 編 著|ポーラ美術館 出版社|青幻舎 定 価|2,800円+税 判 型|B5変形判・並製 頁 数|224 ISBN|978-4-86152-942-9 発 行|2023年11月 Contents 第1章 機械と人間:近代性のユートピア 第2章 装う機械:アール・デコと博覧会の夢 第3章 役に立たない機械:ダダとシュルレアリスム 第4章 モダン都市東京:アール・デコと機械美の受容と展開 エピローグ 21世紀のモダン・タイムス 寄稿 河本真理(美術史学者、日本女子大学教授) 千葉真智子(豊田市美術館 学芸員) 白政晶子(小田原市立図書館 学芸員)
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マンガって何? マンガでわかる マンガの疑問
¥1,980
マンガミュージアムが、マンガ愛を込めておくるQ & A。今さら聞けないマンガの「?」をともに考える、マンガ研究の入門書! 本書は「マンガって何?」の問いに対してマンガの歴史や作り方、広がり方などさまざまな切り口で考える内容です。意外と知らないマンガにまつわる疑問を考えることで、今まで感じていたマンガの魅力が何倍にもふくらみ、より立体的に楽しめるはずです。浮世絵から海外マンガ、数字でみるマンガ産業、拡大する電子出版……。マンガをとりまくトピック盛りだくさんでご紹介します。 ◎マンガとイラストを織り交ぜながら紹介 本書の登場人(ニャン)物は、京都国際マンガミュージアムで働くことになった新人・ねこ学芸員と教育係のねこ博士。おっちょこちょいだけどやる気とマンガ愛に溢れるねこ学芸員が、ときに熱く、ときに冷静に、博士から教えを受けながら日々成長していく物語です。 [出版社より] 監修・編集|京都国際マンガミュージアム・京都精華大学国際マンガ研究センター 出版社|青幻舎 定 価|1,800円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|144 ISBN|978-4-86152-950-4 発 行|2024年05月 Contents 第1章 マンガのはじまりっていつなの? 第2章 マンガって誰が読むの? 第3章 マンガの作り方 第4章 マンガのお約束 第5章 マンガ家はお金持ちなの? 第6章 広がるマンガの楽しみ方 第7章 マンガは世界中で読まれているの? 第8章 世界のマンガにはどんなものがあるの? 実録! ねこ学芸員、中のひと Edit 京都国際マンガミュージアム 博物館と図書館の機能をあわせもったマンガ専門の文化施設。保存されるマンガ資料は、江戸期の戯画浮世絵から明治・大正・昭和初期の雑誌、戦後の貸本から現在の人気作品、海外のものまで約30万点。京都市と京都精華大学の共同事業で、マンガの収集、保管、公開、マンガ文化に関する調査研究やそれらの資料と調査研究に基づく展示やイベントを行っている。 京都精華大学国際マンガ研究センター マンガとその周辺に関する研究機関。40年にわたる京都精華大学での「マンガ」文化に関する教育・研究の蓄積と研究基盤に必要な人的・情報ネットワークを十全に活用することによって、京都国際マンガミュージアムの中核を担う研究機関としての役割を果たしている。
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スイッチョねこ
¥1,980
大佛次郎が「一代の傑作」と語る、叙情豊かな文章を朝倉摂がやわらかく、瑞々しいタッチで描き出す。不朽の名作絵本『スイッチョねこ』をふたたび刊行。 秋の庭から、いろいろな虫の声が聞こえてきます。子ねこの白吉は、こんなにきれいな声で歌う虫は、きっと美味しいに違いないと考えます。食べたくて仕方がありません。 白吉は虫をとろうとしますが、失敗をくりかえし、夜が更けていきます。そのうち、眠くなってきます。大きなあくびをした、その時、口の中に飛び込んできたなにかをまるのみにしてしまいます。 すると、お腹の中から、「スーイッチョ! 」と大きな声が聞こえてきて……。 夏に生まれた子ねこたちが、思わぬ出来事に遭遇しながら、はじめての秋を過ごします。そんなお話です。 [出版社より] 著 者|朝倉摂[絵]/大佛次郎[文] 出版社|青幻舎 定 価|1,800円+税 判 型|A4判・上製 頁 数|40 ISBN|978-4-86152-892-7 初 版|2022年07月 Author 朝倉 摂 Setsu Asakura 1922-2014。画家・舞台美術家。東京都生まれ。彫刻家の父・朝倉文夫の方針により学校へは通わず、自邸に招かれた様々な分野の教師から学ぶ。《働く人》で第三回上村松園賞を受賞。絵本の挿絵に『三月ひなのつき』『ごんぎつね』ほか、多数の作品がある。1972年、『スイッチョねこ』で講談社出版文化賞(絵本部門賞)を受賞。60年代から本格的に取り組んだ舞台美術の仕事は1600を超え、1989年の朝日賞をはじめ、数々の賞を受賞した。 大佛 次郎 Jiro Osaragi 1897-1973。小説家。横浜市生まれ。1921年、東京帝国大学法学部を卒業。代表作に『鞍馬天狗』『赤穂浪士』『帰郷』『パリ燃ゆ』など、相次いで珠玉の名作を発表。昭和のはじめごろから少年少女のために「角兵衛獅子」「ゆうれい船」などを発表。愛猫家として知られ、『スイッチョねこ』は、代表的な童話の一つ。1964年に文化勲章を受章。横浜港を見下ろす「港の見える丘公園」内に大佛次郎記念館がある。
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マイ・ファースト・リチ——上野リチのデザイン
¥2,420
はじめまして、リチ! ウィーンから京都へやってきたデザイナー、上野リチのめくるめくデザインの世界。 ウィーンと京都を拠点に、壁紙やテキスタイルの室内装飾や日用品など、多彩なデザインを手がけてきた上野リチ・リックス(1893-1967)。本書は、リチが作り出したファンタジックな装飾芸術を、壁紙、壁面装飾、七宝、テキスタイル、アクセサリーに分けて紹介。美術、小説、デザインの世界で活躍し独自の道を切り拓いてきた女性たちによる、創造性豊かな作品の眺め方やテキストを手がかりに、リチの魅力に迫ります。 [出版社より] 著 者|青幻舎編集部 出版社|青幻舎 定 価|2,200円+税 判 型|A5変型判・並製 頁 数|192 ISBN|978-4-86152-873-6 初 版|2021年11月 [ 執筆者 ] 池田祐子(京都国立近代美術館) 鶴岡真弓(多摩美術大学美術館館長、装飾芸術史、ケルト芸術文化史) 小池一子(クリエイティブ・ディレクター) 青木陵子(美術作家) 藤野可織(小説家) 角山朋子(神奈川大学准教授、デザイン史、美術史)
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街場の芸術論
¥1,870
内田樹氏による芸術論集成、「街場」シリーズ最新作!! 思想家・内田樹がこれまで発表してきた文章の中から、アートに関する評論を編んだ「芸術論」がついに誕生! 芸術を生むための基層となる表現の自由や言論の自由、民主主義について考察し、三島由紀夫、小津安二郎、宮崎駿、村上春樹、大瀧詠一、キャロル・キングなどのアーティストとその作品を、ウチダ的視点で読み解きます。 また、劇作家・演出家、芸術文化観光専門職大学学長の平田オリザ氏との特別対談を収録。日本と世界、反知性主義、コロナ禍における社会のあり方を存分に語ります。 分断されて閉塞感が漂う社会のなかで、人間の精神は常に希望に満ちている。 そう感じさせてくれる、知的好奇心にあふれた〈芸術への世界〉が開かれた一冊。 [出版社より] 著 者|内田樹 出版社|青幻舎 定 価|1,700円+税 判 型|四六判/並製 頁 数|282 ISBN|978-4-86152-839-2 初 版|2021年05月 Contents 序章 表現の自由、言論の自由、民主主義 第1章 三島由紀夫 第2章 小津安二郎 第3章 宮崎駿 第4章 村上春樹 第5章 音楽と、その時代 特別対談 内田樹×平田オリザ Author 内田 樹 Tatsuru Uchida 1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部名誉教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。著書に『日本習合論』(ミシマ社)など。
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世界の台所探検——料理から暮らしと社会がみえる
¥2,200
SOLD OUT
世界の台所探検家による、初のエッセイ。世界16カ国/地域の台所を紹介! インドネシア山奥の台所でココナッツオイルを作る幸福な香りに包まれ、オーストリアの台所で自慢のチョコケーキの秘密を教わる。中東パレスチナでは停電の中でチキン料理を仕上げるのに奮闘し、南米コロンビアではふわふわのホットチョコレートにうっとり——。 「世界の台所探検家」として世界各地の台所をめぐっている著者が、現地の人と一緒に料理や食事をして体験した、リアルな暮らしと文化のストーリーをたくさんの写真と共に紹介。コラムでは、台所を飛び出して、市場や調理道具、その地域ならではの食習慣も味わえます。 家庭の台所と食卓からは、その土地の歴史や社会背景までもが見えてきます。 観光ガイドブックとは違う、その国に住む“普通の人々の暮らし"の旅へ! 現地家庭で教わった、料理レシピ13品も収録しています。 [ 訪問国 ] インドネシア・タイ・インド・中国・オーストリア・コソボ・ブルガリア・モルドバ・ウクライナ・キューバ・コロンビア・スーダン・ボツワナ・イスラエル・パレスチナ・ヨルダン [出版社より] 著 者|岡根谷実里 出版社|青幻舎 定 価|2,000円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|192 ISBN|978-4-86152-820-0 初 版|2020年12月 Contents [ レシピ ] ・ココナッツオイルとタイミニャのサンバル/インドネシア ・レーリュッケン/オーストリア ・リュテニツァ/ブルガリア ・フリホーレス/キューバ ・フラン/キューバ ・チョコラテ/コロンビア ・バミヤ/スーダン ・チキンスープ/イスラエル ・モロッカンフィッシュ/イスラエル ・スィニア・ダジャージ・オ・バタタ/パレスチナ ・マクルーバ/パレスチナ ・マンサフ/ヨルダン ・モロヘイヤ/ヨルダン Author 岡根谷 実里 Misato Okaneya 世界の台所探検家。1989年、長野県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修士修了後、クックパッド株式会社に勤務。世界各地の家庭の台所を訪れて一緒に料理をし、料理を通して見える暮らしや社会の様子を発信している。クックパッドニュース、日経DUAL等で記事やレシピを連載中。また、全国の小中高校への出張授業も精力的に行なっている。訪問国/地域は60以上。
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オカルトの美術——現代の神秘にまつわるヴィジュアル資料集
¥3,520
SOLD OUT
占星術・心霊・魔術などのテーマから芸術にまつわる摩訶不思議なエピソードを徹底大解剖。未知なる世界を描き、時空を超越した不可思議な作品たち…。 芸術におけるオカルトについて、知られざるテーマを読み解く。霊的信仰や魔術の技法、神話や幻想的な体験から触発され創造された作品を選りすぐり、古今東西約200点の作品を紹介。 ■収録作家 アルチンボルド ウォーターハウス カンディンスキー クレー ピカソ ミュシャ モンドリアン マーク・ライデン リキテンスタイン ルドン レオナルド・ダ・ヴィンチ …etc. [出版社より] 著 者|S. エリザベス 出版社|青幻舎 定 価|3,200円+税 判 型|B5変型判・上製 頁 数|240 ISBN|978-4-86152-816-3 初 版|2021年03月 Author S. エリザベス 作家。神秘芸術に関するエッセイやインタビュー記事をオカルト系雑誌などに発表。占星術師と建築家の両親のもとに生まれ、魔術への関心と、視覚芸術への情熱を、書くことを通して追求している。
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ファッション イン ジャパン1945-2020ー流行と社会
¥3,850
SOLD OUT
もんぺからサステイナブル、さらにその先へ、戦後の日本ファッション史をたどる——。 戦中戦後のもんぺ、国際的に華々しく活躍する日本人デザイナーの台頭、ゴスロリ……。日本が生み出してきた装いの文化は、その独自の展開で世界を驚かせてきた。豊かな表現を生み出すきっかけとなった明治期以降の社会状況や流行を発端に、戦後から現在に至るまで日本のファッションを包括的に紹介。衣服、写真、雑誌、映像など豊富な資料を通して、 流行の発信者と衣服をまとう私たち、その両者をつなぐメディア、それぞれの視点から各時代のファッションを紐解く。 ●戦前~2020年のファッションの潮流を約700点以上の図版で総覧 VAN ジュン HANAE MORI ニコル イッセイミヤケ KENZO ユキトリヰ KANSAI YAMAMOTO ビームス コムデギャルソン TAKEO KIKUCHI コシノジュンコ ア ベイシング エイプ アンダーカバー ユニクロ ケイタマルヤマ TSUMORI CHISATO ミナペルホネン Mame Kurogouchi サカイ アンダーカバー アンリアレイジ…etc. ●戦後日本におけるユニークな装いの軌跡を「流行」と「社会」から追随する ●井上雅人、難波功士ら豪華執筆陣による寄稿多数。 [出版社より] 著 |国立新美術館・島根県立石見美術館 出版社|青幻舎 定 価|3,500円+税 判 型|A4変型判・PUR製 頁 数|368 ISBN|978-4-86152-781-4 初 版|2021年04月 <関連展示> ファッション イン ジャパン 1945-2020ー流行と社会 島根県立石見美術館 2021年3月20日(金)~5月16日(日) 国立新美術館 2021年6月9日(水)~9月6日(月)
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博覧会の世紀 1851-1970
¥2,750
SOLD OUT
江戸時代の見世物から明治、大正、昭和におよぶ国内外の博覧会を辿る——。 1851年のロンドン万国博覧会から、パリ、ウィーンなど欧米各国に広まった博覧会。江戸時代から「見世物」の文化が根付いていた日本で、諸外国の博覧会をどのように受け入れ、独自の広がりを見せたのか。江戸時代の見世物から明治、大正、昭和におよぶ国内外の博覧会の歴史を、乃村工藝社所蔵の博覧会関係資料を中心に紹介し、人々が博覧会とどのように向き合ってきたのかをひもとく。 [出版社より] 「時代とともにそのあり方を変えつつも、世紀を跨ぎつつ、内外にあって博覧会と称する展示会の方法論は継承されている。国家を単位とした社会がある限り、また近未来の生活モデルを示す場が求められる限り、従来のようなかたちであるかどうかはさておき、博覧会という「文明の装置」は継承されることだろう」 ——橋爪紳也[「博覧会の世紀」より] 著・監修|橋爪紳也 編 集|乃村工藝社 出版社|青幻舎 定 価|2,500円+税 判 型|B5変型判・並製 頁 数|176 ISBN|978-4-86152-828-6 初 版|2021年02月 Contents 1851年 ロンドン万国博覧会 1867年 パリ万国博覧会 1873年 ウィーン万国博覧会 1893年 シカゴ万国博覧会 1900年 パリ万国博覧会 1910年 日英博覧会 1871年 京都博覧会 1872年 湯島聖堂博覧会 1877年 第1回内国勧業博覧会 1904年 セントルイス万国博覧会 1926年 電気大博覧会 1933年 満洲大博覧会 1940年 紀元2600年記念日本万国博覧会(幻の日本万国博覧会) 1964年 ニューヨーク万国博覧会 1970年 日本万国博覧会(大阪万博) Author 橋爪 紳也 Shinya Hashizume 1960年大阪市生まれ。大阪府立大学研究推進機構特別教授、観光産業戦略研究所所長。京都大学工学部建築学科卒、同大学院修士課程、大阪大学大学院博士課程修了。建築史・都市文化論専攻。工学博士。著書は80冊以上。日本観光研究学会賞、日本建築学会賞、日本都市計画学会石川賞など受賞
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SAPEURS ファッションで道を切り拓く、サプールという生き方
¥3,850
SOLD OUT
粋で優雅なコンゴの「サプール」たちが帰ってきた! 「流行は廃れるが、スタイルは永遠である」 サプールの自由な自己表現が多くの人を魅了し、独特のファッション文化である「サップ」の精神に対する賛同の声は、いまや世界中に広がっています。以前は、伝統的に父から息子へ受け継がれる男性主流の文化であった「サップ」。しかし最近は「サプーズ」と呼ばれる女性のサプールが登場したり、「プチ・サップ」というサプール見習いの子どもたちまで現れたり、新しい動きが目立っています。 本書では、老若男女さまざまな「サップ」の精神をもつファッショニスタたち一人ひとりの年齢・職業など丁寧に紹介。ロンドンを拠点に活動する写真家タリーク・ザイディによる美しい写真が、彼らの存在をより力強く訴えかけます。彼らが身につけているアイテムを、余すところなく1点ずつ解説する点も、これまでにない、本書の大きな魅力のひとつ。謎のベールに包まれていた一人ひとりのサプールたちの素顔や背景に迫ることで、単に社会的な一大ブームには留まらない、彼らの生き様やシュプレヒコールが見えてきます。 [出版社より] 著 者|タリーク・ザイディ 出版社|青幻舎 定 価|3,500円+税 判 型|B5変型判・並製 頁 数|176 ISBN|978-4-86152-804-0 初 版|2021年01月 Author タリーク・ザイディ Tariq Zaidi ロンドンを拠点に活動するフリーランスの写真家。2014年1月、タリークは、人の尊厳、強さ、生き様といったものを、その人物が暮らす環境の中で捉えたいという強い想いに突き動かされ、会社の経営幹部という地位を捨ててカメラの道に進むことを決意した。これまで、主に発展途上にある国を中心に撮影を行ってきた彼の作品は、米国の「国際写真賞(POY)」、全米報道写真家協会(NPPA)「フォトジャーナリズム大賞」、ユニセフ「Photo of the Year(フォト・オブ・ザ・イヤー)」、「国際写真賞(IPA)」、「PDN Photo Annual(PDNフォト・アニュアル)」賞など、数々の名誉ある賞を受賞している。世界各地で起きている社会問題や不平等、また各地の伝統や存亡の危機にあるコミュニティの実状を記録することに焦点を当て、写真家としての活動を続けている。
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絵画の歴史——洞窟壁画からiPadまで[増補普及版]
¥3,850
SOLD OUT
現代美術界の巨匠デイヴィッド・ホックニーが、美術批評家マーティン・ゲイフォードとの対談を通して有史以来の視覚芸術に通底する表現の本質に迫る。 デイヴィッド・ホックニーによれば、画像(Picture)を用いることは目で見たものを説明する唯一の方法です。しかし、三次元の人物、物、場所などを、二次元の絵画に置き換えるには、どうすればよいのかー。絵筆、カメラ、コンピューター・ソフトウェア用いて描かれた「画像」は、私たちが周囲の世界、ひいては私たち自身をどのように見ているかを理解するにはための大きな手がかりとなります。 本書は、絵画(画像)の歴史を、著名な芸術界の第一人者同士の対話によって叙述したものです。鋭い洞察を備え、自由な思考を促し、現実を表現する様々な方法に関する私たちの理解を深めるのに大いに役立つことでしょう。 [出版社より] 「絵画の歴史は、絵画だけ追っても見えてこない 」 ——椹木野衣[美術評論家] 著 者|デイヴィッド・ホックニー、マーティン・ゲイフォード 訳 者|木下哲夫 出版社|青幻舎 定 価|3,500円+税 判 型|B5判・並製 頁 数|368 ISBN|978-4-86152-799-9 初 版|2020年10月 Contents 画像、美術、そして歴史 画像と現実 徴をつける 影とごまかし 時間と空間を描く ブルネレスキの鏡とアルベルティの窓 鏡と映像 ルネサンス:自然主義と理想主義 紙、絵具、複製される画像 舞台を描く、絵画を上演する カラヴァッジョとカメラのような目付きの男たち フェルメールとレンブラント:手、レンズ、そして心 「理性の時代」の真実と美 1839年以前と以後のカメラ 写真、真実、そして絵画 写真を使う絵画、使わない絵画 スナップショットと動く映像 映画とスチル写真 終わりのない画像の歴史 Author デイヴィッド・ホックニー David Hockney 評論家から高い評価を受け、世界中で高い人気を誇る美術界の第一人者。これまで絵画、素描、舞台装飾、写真、版画などありとあらゆるメディアを駆使して作品を制作し、それぞれの領域を拡大してきた。 マーティン・ゲイフォード Martin Gayford スペクテイター誌に美術評論を寄稿するかたわら、ゴッホ、コンスタブル、ミケランジェロを主題とする著書で高い評価を得ている。
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ソール・ライターのすべて
¥2,750
SOLD OUT
ソール・ライター財団全面協力 完全日本オリジナル作品集。 作品と言葉で紡ぐ、ソール・ライターの人生哲学と美意識。 映画「急がない人生で見つけた13のこと」で話題を呼んだソール・ライター。我々日本人を引きつけてやまない、人生観、情緒的表現、浮世絵の影響を感じされる構図、色彩など、その深遠なる魅力の謎に迫る。初期のストリートフォトから広告写真、プライベートヌード、ペインティングなど約200点とともに、アトリエ写真、愛用品などの資料も収録。 [出版社より] 著 者|ソール・ライター 寄 稿|柴田元幸、ソール・ライター財団 出版社|青幻舎 定 価|2,500円+税 判 型|A5判・並製 頁 数|312 ISBN|978-4-86152-616-9 初 版|2017年05月 Author ソール・ライター Saul Leiter 1923年、アメリカ、ビッツバーク生まれ。1940年代、絵画のようなカラー写真の先駆者として、また「ヴォーグ」「ハーパーズ・バザー」などの有名ファッション誌の表紙を飾ったソール・ライター。商業性が強く求められる80年代になると表舞台から姿を消してしまいました。2006年、ドイツのシュタイデル社から初の写真集が刊行されるや“巨匠の再発見”と熱狂的に受け入れられ、現在世界中で展覧会が開催、ドキュメント映画公開されるなど続く。2013年ニューヨークで死去。
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I Stand Alone
¥2,200
音楽、映画、アート、食、そして旅。 96のキーワードでひもとく立川直樹という生き方。 音楽、映画、アート、食、旅。いま語りおろされる、生きる巧者の日々。 1964年、まだ馴染みのなかったプロデューサーという仕事をして生きていくと15歳で心に決め、21歳でザ・タイガースを中心にした野外ライブの舞台美術を担当した立川直樹は、ピエール・バール、チェット・ベイカー、十八代中村勘三郎、デヴィッド・ボウイ、伊丹十三など、ジャンルにこだわらず、自由に、軽やかに、プロデューサー・ディレクター、音楽監督としてエンターテインメントを創造し、文筆家としてカルチャーを発信してきた。数々のアーティストとの逸話や、音楽を始め、映画、アート、食、旅、ファッションなど、本物を見抜く知性とセンスと愉しみを96のトピックで語りおろす。 [出版社より] 著 者|立川直樹・西林初秋 出版社|青幻舎 定 価|2,000円+税 判 型|四六判・仮フランス装 頁 数|252 ISBN|978-4-86152-814-9 初 版|2020年10月 Contents テオ・マセロ/演出家部屋/求められるもの/セルジュ・ゲンスブール/ボブ・ディラン/デヴィッド・ボウイ/謎の男/伊丹十三/音楽監督/ヴィスコンティ家/篠山紀信/中村勘三郎/居眠り/ややこしい人/ええかっこしい/ナンバー2/シャイン・オン・ユー・クレイジー・ダイヤモンド/1969/機械おんち/片づけ魔/長髪/車/魚屋/知らない場所/もやし炒め/失われた雲丹を求めて/デザート/端数/遅刻/好奇心/カム・レイン・オア・カム・シャイン/I Stand Alone など Author 立川 直樹 Naoki Tachikawa 1949年、東京で生まれる。70年代の始まりからメディアの交流をテーマに、プロデューサー/ディレクターとして音楽、映画、美術、舞台など幅広いジャンルで活躍。『セルジュ・ゲンスブールとの一週間』、『TOKYO1969』、『ザ・ライナーノーツ』など著書も多数。 西林 初秋 Hatsuaki Nishibayashi 1962年、大阪で生まれる。コピーライターとして数々の企業のプロモーションに携わり、大阪コピーライターズクラブ新人賞、毎日広告デザイン賞部門賞など広告賞も多数受賞。映画制作や雑誌の編集、ラジオDJなど活動も多岐にわたる。
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ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
¥4,070
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はじまり おわり すすみ もどる 心(こころ)と象(かたち)のつくるとつづく 皆川明が設立したブランド「ミナ ペルホネン」は、2020年に25周年を迎えます。「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、独自のものづくりを続けてきました。 つながる・連なる・循環など、生成のエネルギーを想起させる言葉、「つづく」をキーワードに、テキスタイルや衣服をはじめ、原画や挿絵、工場やアトリエなどものづくりの現場、皆川明自身の言葉など、その創作をたっぷりと収録しました。ミナ ペルホネンの25年の歩みを綴じ込めた、特別な一冊です。 [出版社より] 著 者|ミナ ペルホネン 出版社|青幻舎 定 価|3,700円+税 判 型|B5変型判・上製 頁 数|274 ISBN|978-4-86152-764-7 初 版|2020年02月 Contents 展覧会会場写真 実 tambourine 森 pieces of clothes 風 life and design 芽 designs for textiles 種 idea and study 根 drawings 土 memory of clothes 時 trip and time 空 Brief History of mina perhonen ・対談:中村好文×皆川 明 ものを作るための思考が喜びから生まれていたい ・対談:田根 剛×皆川 明 「つづく」冒険を伝える空間 ・ミナ ペルホネン/ 皆川明へ 出会いと今への問い 「ミナ ペルホネン/ 皆川明」をめぐる「つづく」 森 千花(東京都現代美術館学芸員) [ 関連展示 ] 2019年11月16日—2020年2月16日 東京都現代美術館
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つづくで起こったこと 「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展 93日間の記録
¥3,300
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140,414人が訪れた展覧会で何が起こったのか。 皆川明が各界で活躍するクリエイターやアーティスト12名と語り合った、クロストークファッションショー、演劇、食のイベント。東京都現代美術館で開催された「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」展93日間のドキュメント。 [出版社より] 著 者|ミナ ペルホネン/皆川明 出版社|青幻舎 定 価|3,000円+税 判 型|A5判・仮フランス装 頁 数|416 ISBN|978-4-86152-802-6 初 版|2020年08月 Contents [ トークイベント/関連イベント ] クロストーク 田根剛 クロストーク 木田隆子 クロストーク 藤田貴大 クロストーク 在本彌生 クロストーク 糸井重里 クロストーク 大竹伸朗 クロストーク 菊地敦己 クロストーク 葛西薫 クロストーク 中原慎一郎・岡本仁 関連イベント ナイトトーク 中村好文×皆川明 関連イベント 展覧会特別メニュー食事会とクロストーク 遠山正道×皆川明 関連イベント 皆川明 単独講演 [ ファッションショー ] mina perhonen 1995-2020 → SS/AW COLLECTION TIME・ME・IT [ 演劇公演 ] ミナ ペルホネン×マームとジプシー「Letter」 [ ライブペインティング ] 「life puzzle」 [ 関連展示 ] 2020年7月3日[金]-11月8日[日] 兵庫県立美術館
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KOKUFUBOOK / 國府理作品集[OUTLET]
¥1,600
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人と自然の“共存”を目指した作家の全軌跡。 2014年春、開催中の展覧会「相対温室」において、展示作品の点検中の事故により逝去した國府理。三回忌にあたる今年、彼の歴史を総覧する決定版作品集を刊行する。自動車など工業的なモチーフを作品に落とし込み、「純粋労働作業」の賜物とでも呼ぶべき彼の作品は、デジタル時代の今、特異な輝きを放つ。 [出版社より] 著 者|國府理 出版社|青幻舎 定 価|3,200円+税 判 型|A4変型判/並製 頁 数|168 ISBN|978-4-86152-556-8 初 版|2016年6月 Author 國府 理 Osamu Kokufu 1970年京都府生まれ。1994年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。「機械」や「乗り物」を中心に据えた作品を制作。過去の展示に2013年「未来のいえ」(西宮市大谷記念美術館)ほか。
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藤森照信のクラシック映画館
¥2,750
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はじめて解き明かされる日本の「映画館」の歴史! “映画黄金期”と呼ばれた昭和30年代には7,000軒以上が存在していた映画館も、今や多くが消え、昔ながらの姿を留める館は100軒に満たない。本書では、世を風靡しながらも見過ごされてきた「映画館」の歴史を、藤森氏が丹念に掘り起こす。 浅草にはじまり、関東大震災後のバラックを経て、新宿(武蔵野館)、有楽町(日劇)へと爆発的拡大をとげ、大正期に全国へ広がった映画館はどのようにして作られたのか?地方にわずかに残る映画館の探訪記も含む、「娯楽の殿堂」の特異な軌跡! [出版社より] 「僕らが毎週のようにつめかけた映画館は、どんな建物だったのかまったく覚えていない。夏は通路の窓はあけられ、暗幕がカーテンがわりで、天井には形ばかりの扇風機がいくつか回っているだけだった。それでも立ち見になり、ギュウギュウ詰めになり、やがて子供達は舞台によじのぼって、ゴロゴロ横になって、朝からズーッと同じ映画を暗くなるまで、見ていたっけ。昭和30年頃だったな」 ——宮崎駿 著 者|藤森照信 写 真|中馬聰 出版社|青幻舎 定 価|2,500円+税 判 型|A5変型判 頁 数|232 ISBN|978-4-86152-595-7 初 版|2019年9月 Contents はじめに 藤森照信 クラシック映画館への招待 高田世界館(新潟県上越市) 元宮映画劇場(福島県本宮市) 旧八千代館(京都府京都市) 内子座(愛媛県喜多郡) 旭館(愛媛県喜多郡) 映画館建築の歴史 一、浅草六区にはじまる 二、大正期の映画館 三、昭和の映画館 映画館で語る 藤森照信×元宮映画劇場・田村修司 「映写機やフィルムが残っているなんてみんな思ってなかった」 藤森照信×旭館・森秀夫 「町を支えた産業が消えても、その産業が遺したものは遺っている」 映写技師が歩いた“映画館東西” 2007-2019 写真・文 中馬聰 附録 映画館マップ 用語解説 おわりに 藤森照信 あとがき 中馬聰 図版撮影および出典、所蔵、提供一覧 Author 藤森照信 Terunobu Fujimori 1946年長野県生まれ。建築史家、建築家。東京大学名誉教授。著書に『日本の近代建築』『タンポポの綿毛』など多数。45歳で建築家としてデビュー以後、〈タンポポハウス〉、「ラ コリーナ近江八幡」の〈草屋根〉〈銅屋根〉など、自然と人工物が一体となった建物を多く手掛けている。 中馬聰 Satoshi Chuma 大阪府出身。映写技師として働くかたわら、2007年から全国の映画館を撮り続ける。著書に『中馬聰写真集 映画館』など。