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粋で優雅なコンゴの「サプール」たちが帰ってきた!
「流行は廃れるが、スタイルは永遠である」
サプールの自由な自己表現が多くの人を魅了し、独特のファッション文化である「サップ」の精神に対する賛同の声は、いまや世界中に広がっています。以前は、伝統的に父から息子へ受け継がれる男性主流の文化であった「サップ」。しかし最近は「サプーズ」と呼ばれる女性のサプールが登場したり、「プチ・サップ」というサプール見習いの子どもたちまで現れたり、新しい動きが目立っています。
本書では、老若男女さまざまな「サップ」の精神をもつファッショニスタたち一人ひとりの年齢・職業など丁寧に紹介。ロンドンを拠点に活動する写真家タリーク・ザイディによる美しい写真が、彼らの存在をより力強く訴えかけます。彼らが身につけているアイテムを、余すところなく1点ずつ解説する点も、これまでにない、本書の大きな魅力のひとつ。謎のベールに包まれていた一人ひとりのサプールたちの素顔や背景に迫ることで、単に社会的な一大ブームには留まらない、彼らの生き様やシュプレヒコールが見えてきます。
[出版社より]
著 者|タリーク・ザイディ
出版社|青幻舎
定 価|3,500円+税
判 型|B5変型判・並製
頁 数|176
ISBN|978-4-86152-804-0
初 版|2021年01月
Author
タリーク・ザイディ Tariq Zaidi
ロンドンを拠点に活動するフリーランスの写真家。2014年1月、タリークは、人の尊厳、強さ、生き様といったものを、その人物が暮らす環境の中で捉えたいという強い想いに突き動かされ、会社の経営幹部という地位を捨ててカメラの道に進むことを決意した。これまで、主に発展途上にある国を中心に撮影を行ってきた彼の作品は、米国の「国際写真賞(POY)」、全米報道写真家協会(NPPA)「フォトジャーナリズム大賞」、ユニセフ「Photo of the Year(フォト・オブ・ザ・イヤー)」、「国際写真賞(IPA)」、「PDN Photo Annual(PDNフォト・アニュアル)」賞など、数々の名誉ある賞を受賞している。世界各地で起きている社会問題や不平等、また各地の伝統や存亡の危機にあるコミュニティの実状を記録することに焦点を当て、写真家としての活動を続けている。
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