ここは、おしまいの地[OUTLET]
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スーパーの鮮魚コーナーを物色していた父が、一匹八十円と書かれた蟹を見て
「虫より安いじゃねえか」と呟いた。

著者の実話を描いた私小説『夫のちんぽが入らない』。その衝撃の関係性が口コミで瞬く間に広まり、発売からいままでで13万部(2017年12月現在)に到達し異色のデビューとなった。

主婦こだまの満を持してのデビュー2作目「ここは、おしまいの地」は、家族や職場、これまで経験してきた著者の半生を描く。

何もない“おしまいの地”に生まれた実家は空き巣に何度も入られ、訪問販売の餌食だったこと。
中学の卒業文集で「早死しそうな人」「秘密の多そうな人」ランキングで1位を獲得したこと。
引越し業者でさえ「これは最強っすね」と袖口で鼻を押さえながら言ってくる「臭すぎる新居」での夫との生活……。

生まれ持った気質なのか、見事なまでに災難に巻き込まれる“おしまいの地”での出来事。
[出版社より]


著 者|こだま
出版社|太田出版
定 価|1,200円+税
判 型|四六判・並製
頁 数|248

ISBN|978-4-7783-1612-9
発 行|2018年01月


Contents
父、はじめてのおつかい/雷おばさんの晩年/ふたりのおばさん/私の守り神/ここは、おしまいの地/金髪の豚/川本、またおまえか/モンシロチョウを棄てた街で/春の便り/先生のうわさ/巻き込まれの系譜/穂先メンマの墓の下で/偽者/傘/言えない/すべてを知ったあとでも/いちご味の遺品/春の便り、その後/首に宿る命/父のシャンプーをぶっかけて走る/あとがき


Author
こだま Kodama
エッセイスト・作家。実話を元にした私小説『夫のちんぽが入らない』でデビューし、Yahoo!検索大賞を2年連続で受賞(第3回、第4回)。二作目のエッセイ『ここは、おしまいの地』で第34回講談社エッセイ賞を受賞。
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