阿Q正伝・狂人日記 他十二篇(吶喊)
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人が人を食うという妄想にとりつかれた「狂人日記」の「おれ」,貧しい日雇い農民でどんなに馬鹿にされても「精神的勝利法」によって意気軒昂たる阿Q.表題二作とも辛亥革命前後の時代を背景に,妄想者の意識・行動をたどりながら,中国社会の欺瞞性を鋭くえぐり出す.魯迅最初の作品集『吶喊』の全訳.

魯迅が中国社会の救い難い病根と感じたもの、それは儒教を媒介とする封建社会であった。狂人の異常心理を通してその力を描く「狂人日記」。阿Qはその病根を作りまたその中で殺される人間である。こうしたやりきれない暗さの自覚から中国の新しい歩みは始まった。
[出版社より]


著 者|魯迅
訳 者|竹内好
出版社|岩波書店[岩波文庫]
定 価|780円+税
判 型|文庫判
頁 数|248

ISBN|9784003202524
発 行|1955年11月


Contents
自 序
狂人日記
孔乙己

明 日
小さな出来事
髪の話
から騒ぎ
故 郷
阿Q正伝
端午の節季
白 光
兎と猫
あひるの喜劇
宮芝居(村芝居)

訳 注
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