SOLD OUT
国立国際美術館、埼玉県立近代美術館、遠山記念館で開催された、彫刻家・竹岡雄二の国内初の回顧展「台座から空間へ」を記念して、テキストシリーズの第6弾を、遠山邸内でのカラー展示風景を収録して刊行。
台座の歴史的な役割と指定文化財・遠山邸における竹岡作品の在り方を論じた遠山公一によるテキスト「もうひとつの台座考」、竹岡作品に宿る詩性や彫刻という制度を論じた建畠晢によるテキスト「メタフィジックとポエジー」の書き下ろし2篇に加え、ゲルハルト・マルクスハウスの学芸員イヴェット・ディーシヴが論じる竹岡作品における言葉の役割の考察編「言葉と形式」を、多数の参照図版とともに収録。
また、本著の為に行われた埼玉県立近代美術館の梅津元/平野到と作家との対話編では、作家自身の哲学的な思考に踏み込んでいる。80年代からドイツを基盤にし、一貫して現代アートにおける「呈示」の在り方を追求している竹岡雄二の世界を、多角的なテキストから考察する1冊。デザインは森大志郎。
*この本には正誤表があります。画廊の公式HPで発表しております。
[ギャラリーより]
発行|ワコウ・ワークス・オブ・アート
デザイン|森 大志郎
翻訳|清水穣
口絵カラー写真|椎木静寧
定価|1620円+税
判型|18.9×11.6cm
ページ数|108[カラー図版7点]
ISBN|978-4-902070-47-7
初版|2016年6月
Contents
もうひとつの台座考 遠山邸における竹岡雄二 遠山公一
言葉と形式 竹岡雄二の空間概念における書記の痕跡 イヴェット・ディシーヴ
対話 竹岡雄二+梅津元+平野到
メタフィジックとポエジー 建畠哲
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