カラヴァッジョ——ほんとうはどんな画家だったか[OUTLET]
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バロック美術の礎を築いた革新者でありながら殺人を犯したならず者……。巷に流布する「カラヴァッジョ神話」から、作風や生き様をわかりやすく光と闇にたとえ、評するのは容易だが、それはほんとうに正しいのか? 生涯をかけ作品に触れてきた西洋美術史の第一人者が、過去の伝記から最新研究まで丹念にひも解き、その時代の社会的背景に基づく現実的な解釈を加えながら実像に迫っていく。
「カラヴァッジョは「魔性の画家」だといったが、実際、彼は美術史家たちを悩ませてきた。カラヴァッジョをめぐる問題は、ある美術史家がいったように、しばしば「頭がおかしくなるほど」判断に迷うのだ。カラヴァッジョという画家とその作品は、正反対の解釈や評価さえ平然として飲み込んでしまうようなところがあり、文字通り一筋縄ではいかないのである」——「あとがき」より。
[出版社より]
著 者|石鍋真澄
出版社|平凡社
定 価|5,600円+税
判 型|A5判/上製
頁 数|618
ISBN|9784582652116
発 行|2022年08月
Contents
序章 カラヴァッジョの真実 二つの壁
第一章 ロンバルディア 領民と徒弟
第二章 ローマ 美術市場とパトロン
第三章 ローマ 革新と名声
第四章 ローマ 剣と絵筆
第五章 南イタリアとマルタ島 放浪と死
終章 カラヴァッジョの真実 一つの答え
註
参考文献
付録資料1 ガスパレ・チェーリオの「カラヴァッジョ伝」
付録資料2 カラヴァッジョの家財目録
あとがき
カラヴァッジョ作品一覧
人名索引
Author
石鍋真澄 Masumi Ishinabe
1949年生。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。フィレンツェ大学を経て、成城大学教授。現在、成城大学名誉教授。文学博士。著書に『聖母の都市シエナ』(吉川弘文館、1988、第12回マルコ・ポーロ賞)等。