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上野さんはかくれた映画フリークで、かつては終夜3本立ての常連、今も超多忙の間隙を縫ってのDVD鑑賞の日々。しごとの息抜きに観た映画の評論を書いて仕事にしてしまい、『クロワッサンPremium』に5年間連載したものをこの一冊にまとめました。
厖大な鑑賞作品の中から、選りすぐられた映画への上野千鶴子流オマージュ・賛嘆・皮肉・慨嘆・叱咤・激励の数々が熱いコトバで表出され続けます。
[出版社より]
著 者|上野千鶴子
出版社|第三書館
定 価|1,900円+税
判 型|A5判
頁 数|186
ISBN|978-4-8074-1399-7
初 版|2014年3月
Contents
ちづこ流映画の観方・娯しみ方 その1
ー大衆の娯楽が出自の総合芸術ー
1.みんな老いさらばえて長生きしよう・・・ 7作品
2.この女の生き方を見よ、見つめよ・・・15作品
ちづこ流映画の観方・娯しみ方 その2
ー役者とともに年齢を重ねるー
ちづこ流映画の観方・娯しみ方 その3
ーこだわりたい、戦争ものー
3.戦争の現実から目を外らせない・・・11作品
4.あるある人々のありえない運命は・・・11作品
ちづこ流映画の観方・娯しみ方 その4
ー映画のオチはエンタメの宿命ー
5.この国のありよう、壊れようの果てに・・・6作品
6.映画が教えてくれる“あのときの真実”・・・13作品
ちづこ流映画の観方・娯しみ方 その5
ー「つくられた現実」に見る「真実」ー
7.それでも人は生き続け暮らしていく・・・6作品
ちづこ流映画の観方・娯しみ方 その6
ー「写真」が「活動」する映像芸術ー
8.映画ならではの映画、映画に恋す・・・9作品
ちづこ流映画の観方・娯しみ方 その7
ー男もすなる映画監督に引退なしー
ちづこ流映画の観方・娯しみ方 その8
ーだから映画は、三度おいしいー
あとがき かくれたシネマフリークとして
Author
上野千鶴子 Chizuko Ueno
1948年富山県生まれ。立命館大学特別招聘教授。東京大学名誉教授。社会学者。女性学、ジェンダー研究、介護研究のトップランナー。現在、認定NPO法人WAN(ウィメンズアクション・ネットワーク)理事長。
著書:『セクシィ・ギャルの大研究』『女という快楽』『家父長制と資本制』『ナショナリズムとジェンダー』『おひとりさまの老後』『ケアの社会学』『女たちのサバイバル作戦』ほか多数。
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