他者を信じられなくなると、何が起こるか―。左翼の地下活動から、無差別爆撃、近年のセキュリティ技術までを一筋に描いてみせる、かつてない社会史。
[出版社より]
著 者|永井良和
出版社|河出書房新社[河出ブックス]
定 価|1,300円+税
判 型|B6判/並製
頁 数|236
ISBN|9784309624259
初 版|2011年2月
Contents
第1部 スパイの時代―仲間は私を裏切るかもしれない(秘密組織の「手工業」―指紋・尾行・街頭連絡;都市の敗北―顧順章事件)
第2部 「みなごろし」の時代―やつらは人間ではない(飛行機と空爆―虚空のかなた、見えない敵;目の前の標的―誰が敵で、誰が味方なのか)
第3部 プライベート・セキュリティの時代―信じなかったのは、私ではない(戦争の民営化―あるいは兵士の非人間化;監視と選別―リスクを未然に排除する;不信を断ち切る力―半分だけの思考停止)
Author
永井良和 Yoshikazu Nagai
一九六〇年、兵庫県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修退学。現在、関西大学社会学部教授(都市社会学・大衆文化論)
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