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9・11テロは我々の内なる欲望を映し出す鏡だった―あの破局をもたらした根源的要因をさぐり、資本主義社会の閉塞を突破して奇跡的に到来する「共存」への道筋を示してみせた画期的論考。逆説に満ちた、スリリングな展開は大澤社会学の真骨頂。10年をへだてた2つの「11」から新たな思想的教訓を引き出す3・11論を増補。
[出版社より]
著 者|大澤真幸
出版社|河出書房新社[河出文庫]
定 価|850円+税
判 型|文庫判/並製
頁 数|304
ISBN|9784309410975
初 版|2011年08月
Contents
序章 9・11テロ、そして社会哲学の失効
第1章 文明の内的かつ外的な衝突
第2章 イスラームと資本主義
第3章 原理主義的転回
第4章 弱くかつ強い他者たちへ
補章 倫理の偶有的な基礎―9・11と3・11の教訓
Author
大澤 真幸 MasachI Osawa
1958年生まれ。社会学者。『身体の比較社会学(Ⅰ・Ⅱ)』『虚構の時代の果て』『文明の内なる衝突』『不可能性の時代』『ナショナリズムの由来』『生きるための自由論』など。
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