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行き詰まった現実も、ちょっと見方を変えれば可能性に満ちている。文化、経済、情報、社会、あらゆる分野をまたにかけ、でかい態度にリリシズムをひそませた明晰な言葉で語られた、いま必要な〈教養〉書。
[出版社より]
著 者|山形浩生
出版社|河出書房新社[河出文庫]
定 価|760円+税
判 型|文庫判/並製
頁 数|336
ISBN|978-4-309-40844-6
初 版|2007年04月
Contents
1 人間・情報・メディアを考える
情報処理で世界は変わるか?―二十一世紀の生産性向上にむけて
生物としての限界を超えた自由を夢見て―スタニスワフ・レム『虚数』序にかえて ほか
2 ネットワークと経済を考える
消費税を七%に上げよう!―スーパー・アクロバチック不景気脱出策
メディアと怪談とインターネット ほか
3 ぼくたちの文化のあり方を考える
フリー翻訳マニフェスト―プロジェクト杉田玄白について
日本文化のローカル性を超えるために―青空文庫から読みとれるもの ほか
4 平和・人権・民主主義―社会システムを考える
平和の危険性と戦争の効用
権利はただのお約束にすぎない ほか
5 「おもしろさ」の秘密について考える
セックスは消滅するか?
おもしろさを伝えることのむずかしさについて ほか
Author
山形浩生 Hiroo Yamagata
1964年東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学大学院修士課程修了。大手シンクタンク勤務の一方、幅広い分野で執筆、翻訳を行う。
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