DVDブック：岩波映画「夜明けの国」

現代中国のルーツに迫る！
中国現地撮影中に突然起こった大衆運動。巻き込まれるように紅衛兵に出会った日本の記録映画を見直すことでいま見えてきた文化大革命の実像！

1967年公開のドキュメンタリー映画『夜明けの国』をいま鑑賞しなおすことで、日本で消されてしまった「中国の60年代」を考えるとともに、この映画を見た竹内好と「日本の60年代」をも考える。今だからこそできた多元的アプローチ！
［出版社より］


編著者｜土屋昌明
出版社｜太田出版
定　価｜3,333円+税
判　型｜A5判／波製
頁　数｜208

ISBN｜9784778311100
初　版｜2008年4月


Contents
はしがき
第一部　見ながら考える
第二部　見たあとで考える
『夜明けの国』について
あとがき


Editor
土屋 昌明　Masaaki Tsuchiya
1960年生。専修大学経済学部教授、中国語・国際事情担当。中国文学・思想史。主な著書：『神仙幻想－道教的生活』（春秋社）、「「理性の国」と文化大革命－梁漱漠における儒教の変容」（土屋編『東アジア社会における儒教の変容』（専修大学出版局））ほか。