戦争と一人の作家 坂口安吾論[OUTLET]
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君はもう堕落している——。「戯作」を求めた作家・坂口安吾はなぜ特攻を賛美したのか? あらゆる安吾論を無に帰しながら“現在”を撃つ、かつてない思想の雷撃。「爆心地の無神論者——『はだしのゲン』が肯うもの」収録。

安吾を徹底的に読み直すことでその限界をあきらかにしながら、あらゆる安吾論を葬りさり、文学と思想の本質にせまる決定的な論考。
[出版社より]


著 者|佐々木中
出版社|河出書房新社
定 価|2,200円+税
判 型|四六判・上製
頁 数|285

ISBN|9784778318130
発 行|2016年02月


Contents
戦争と一人の作家——坂口安吾論
 ファルスの定義
 初期ファルスの実際とその蹉跌
 「吹雪物語」へ
 「吹雪物語」の挫折
 「文学のふるさと」と芋虫の孤独
 「イノチガケ」——合理主義と死
 「紫大納言」から「桜の森の満開の下」へ、そしてその彼方へ——消滅のカタルシス
 安吾の文体論——「文章のカラダマ」の「必要」
 イノチガケの特攻―「日本文化私観」と「特攻隊に捧ぐ」
 堕落・政治・独創―「堕落論」「続堕落論」再考
 戦争と美と一人の女と
 ファルスの帰結——明日は天気になれ、もう軍備はいらない

ゲン、爆心地の無神論者——『はだしのゲン』が肯うもの


Author
佐々木 中 Ataru Sasaki
1973年青森県生。哲学者・理論宗教学者・作家。東京大学文学部卒業、同博士課程修了、博士(文学)。主な著書に『定本 夜戦と永遠』(上・下)『切りとれ、あの祈る手を』『九夏前夜』『踊れわれわれの夜を、そして世界に朝を迎えよ』他多数。
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