解き放たれた無——啓蒙と絶滅
¥6,490
SOLD OUT
ー
ニヒリズムは思弁の好機であり、哲学は絶滅の思考機関だ。世界を脱魔術化し、「空虚」を解き放ちながら「絶滅の真理」へと赴く──。
思弁的実在論が生み出した空前の問題作であると同時に、その並外れたスタイル、深遠な哲学的ヴィジョン、硬質な批評性が、現在にいたるまで世界中の読者を知的に惹きつけてやまない現代の最重要哲学書が、ついに刊行。
[出版社より]
「自然科学と情報がすべてだという今、哲学を「無化する」ぎりぎりまで追い詰めていくのだから、この本は難しい。その難しさが、面白い」
——千葉雅也
原 書|Nihil Unbound: Enlightenment and Extinction
著 者|レイ・ブラシエ
監 訳|仲山ひふみ
訳 者|小林卓也・島田貴史
出版社|河出書房新社
定 価|5,900円+税
判 型|四六変型判・上製
頁 数|484
ISBN|978-4-309-23175-4
発 行|2026年03月
Contents
第一部 明白なイメージを破壊すること
信念の自死
啓蒙の擬死
実在論の謎
第二部 否定の解剖学
空虚を解き放つこと
無であること
第三部 時間の終わり
死の純粋で空虚な形式
絶滅の真理
Author
レイ・ブラシエ Ray Brassier
1965年イギリス生まれ。2001年ウォーリック大学哲学科にて博士号を取得。2002~2008年までミドルセックス大学の近代ヨーロッパ哲学研究センター(CRMEP)に研究員として所属。現在は、ベイルート・アメリカン大学哲学科で教授を務める。同地の大学外研究組織、BICARの共同創設者の一人。2007年に刊行した本書Nihil Unboundによって「思弁的実在論」の代表者として広く認知される。
Translator
仲山 ひふみ Hifumi Nakayama
1991年生。批評家
小林 卓也 Takuya Kobayashi
1981年生。ソトのガクエン代表。京都産業大学ほか非常勤講師
島田 貴史 Takafumi Shimada
1986年生。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程単位取得退学