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自叙伝

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本読みの僕はいつもみんなの牛耳をとっていた––。

1921(大正10)年――、雑誌『改造』の求めで連載を起こすも、関東大震災下の「甘粕事件」により、未完で遺された傑作。「陛下に弓をひいた謀叛人」西郷南洲に肩入れしながら、未来の陸軍元帥を志す一人の腕白少年が、日清・日露の戦役にはさまれた「坂の上の雲」の時代を舞台に、自由を思い、権威に逆らい、生を拡充してゆく。 日本自伝文学の三指に数えられる、ビルドゥングスロマンの色濃い青春勉強の記。
[出版社より]

著者|大杉栄
出版社|土曜社
定価|952円+税
判型|ペーパーバック判
ページ数|312
ISBN|978-4-9905587-1-0
初版|2011年9月

Contents
一 最初の思い出
二 少年時代
三 不良少年
四 幼年学校時代
五 新生活
六 母の憶い出
七 お化けを見た話 自叙伝の一節

編注/略年譜/解説[大杉豊]

Author
大杉栄〈おおすぎ・さかえ〉
1885年、丸亀市に生まれる。「旧い日本を根本的に変革して、新しい日本を建設する」ことを目指した。【評論】『生の闘争』、『社会的個人主義』、『労働運動の哲学』、『クロポトキン研究』、『正義を求める心』、『二人の革命家』(伊藤野枝共著)、『無政府主義者の見たロシア革命』、『自由の先駆』ほか。【随筆・記録・創作】『獄中記』、『乞食の名誉』、『悪戯』、『漫文漫画』、『日本脱出記』、『自叙伝』ほか。【翻訳】ダーウィン『種の起原』、ル・ボン『物質不滅論』、ルソー『懺悔録』(生田長江共訳)、ルトウルノ『男女関係の進化』、ロマン・ロラン『民衆芸術論』、クロポトキン『相互扶助論』、同『革命家の思出』、ハード・ムーア『人間の正体』、ファーブル『昆虫記一』、同『自然科学の話』(安成四郎共訳)、同『科学の不思議』(伊藤野枝共訳)。

Commentary
大杉豊〈おおすぎ・ゆたか〉
1939年、横浜市に生まれる。大杉栄が殺された当日に訪ねた弟が父であり、そこで生まれた。東京都立大学社会学科卒業。東京放送(TBS)入社、調査・営業・編成部門を経て定年退職。東放学園専門学校・常磐大学国際学部講師。編著書に『日録・大杉栄伝』(社会評論社)。

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