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反アパルトヘイトの嵐が吹き荒れる南アフリカ。末期ガンの70歳の女性カレンは、庭先に住み着いたホームレスの男と心を通わせていく。差別、暴力、遠方の娘への愛。ノーベル賞作家が描く苛酷な現実。
[出版社より]
著 者|J・M・クッツェー
訳 者|くぼたのぞみ
出版社|河出書房新社
定 価|1,200円+税
判 型|文庫判
頁 数|336
ISBN|978-4-309-46718-4
初 版|2020年5月
Author
J・M・クッツェー John Maxwell Coetzee
1940年南アフリカ生まれ。現在の世界文学を代表する作家のひとり。74年『ダスクランド』で作家デビュー。『マイケル・K』(83)と『恥辱』(99)ではブッカー賞受賞。2003年ノーベル文学賞受賞。
Translator
くぼた のぞみ Nozomi Kubota
北海道生まれ。翻訳家、詩人。東京外国語大学卒業。訳書に、クッツェー『マイケル・K』、アディーチェ『なにかが首のまわりに』『アメリカーナ』、シスネロス『マンゴー通り、ときどきさよなら』ほか多数。
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