没後三十年、フーコーの思想の画期となったコレージュ・ド・フランス開講講義『言語表現の秩序』を四十二年ぶりに気鋭が新訳。六十年代の知の考古学から七十年代の権力分析への転換を予示しつつ、言説の領界を権力の領界へと開くことで、その後の思想と政治に大きな影響を与えた名著。
[出版社より]
著 者|ミシェル・フーコー
訳 者|慎改康之
出版社|河出書房新社[河出文庫]
定 価|1,000円+税
判 型|文庫判/並製
頁 数|200
ISBN|978-4-309-46404-6
初 版|2014年12月
Contents
言説の領界 コレージュ・ド・フランス開講講義
訳注
解題 『言説の領界』を読む(慎改康之)
Author
ミシェル・フーコー Michel Foucault
1926~84年。20世紀後半における最も重要な思想家。著書『狂気の歴史』『言葉と物』『知の考古学』『監獄の誕生』『知への意志』『自己への配慮』『快楽の活用』など。
Translator
慎改 康之 Yasuyuki Shinkai
1966年生まれ。現在、明治学院大学教授。共著書『法の他者』、訳書、フーコー『異常者たち』『精神医学の権力』『生政治の誕生』、P・ヴェーヌ『フーコーその人その思想』など。
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