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最重要テクストを精選、鏤骨の新訳。その核心と全貌を凝縮した究極のアンソロジー。善と美、力、労働、神、不幸、非人格的なものをめぐる極限的にして苛烈な問いが生み出す美しくきびしい生と思考の結晶。
[出版社より]
著 者|シモーヌ・ヴェイユ
訳 者|今村純子
出版社|河出書房新社[河出文庫]
定 価|1,300円+税
判 型|文庫判
頁 数|480
ISBN|978-4-309-46474-9
初 版|2018年07月
Contents
・『グリム童話』における六羽の白鳥の物語
・美と善
・工場生活の経験
・『イーリアス』、あるいは力の詩篇
・奴隷的でない労働の第一条件
・神への愛と不幸
・人格と聖なるもの
Author
シモーヌ・ヴェイユ Simone Weil
1909−43年。フランスの実存的思想家。ユダヤ系医師の家に生まれ、高等師範学校卒業後、高等中学校の哲学教師となる。34年から1年間アルストム、ルノー等の工場で労働、『工場日記』を遺す。スペイン内戦では人民戦線側で戦う。38年ソレムの修道院で「キリストの受難」の思想を学ぶ。40年のパリ陥落後マルセイユでペラン神父らと親交。42年、アメリカに亡命するも、自由フランス政府で働くべくロンドンに渡り客死。著書に『根をもつこと』『重力と恩寵』『ヴェイユの哲学講義』などがある。
Translator
今村 純子 Junko Imamura
哲学/芸術批評。著書に『シモーヌ・ヴェイユの詩学』、訳書に『前キリスト教的直観』、ヴェトー『シモーヌ・ヴェイユの哲学』、編著に『現代詩手帖特集版 シモーヌ・ヴェイユ』など。
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