

小林秀雄の批評芸術——エクスタシーの哲学[OUTLET]
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関東大震災後の混乱の中から登場した小林秀雄の最初期の文芸批評「様々なる意匠」「アシルと亀の子」などを精緻に読み解く。ロマン主義的な"印象批評"としての小林秀雄の本質を鋭く解析する本書は、現在的な、スリリングな批評となった。
[出版社より]
著 者|佐藤公一
出版社|アーツアンドクラフツ
定 価|2,400円+税
判 型|四六判/上製
頁 数|256
ISBN|978-4-901592-93-2
発 行|2013年12月
Contents
第1章 ロマン主義批評の確立 「様々なる意匠」
第2章 エドガー・アラン・ポーの光線 「志賀直哉」
第3章 小林秀雄の光臨 「アシルと亀の子 Ⅰ」
第4章 超越的な《母》としての印象批評 「アシルと亀の子 Ⅱ」
第5章 印象批評のピンとキリ 「アシルと亀の子 Ⅲ」
第6章 マルクス主義的言語観? 「アシルと亀の子 Ⅳ」
第7章 批評対象の欠乏 「アシルと亀の子 Ⅴ」
第8章 起伏に富んだ文学散歩 「文学は絵空ごとか」
第9章 「機械」と『上海』 「横光利一」
第10章 関東大震災と「尖端女性」 政治的方向音痴と「物質への情熱」
第11章 レーニンの悟達 「マルクスの悟達」
第12章 芸術作品を受容する能力 「文芸時評」
第13章 「吾(あ)が仏、尊し」 「心理小説」
第14章 エクスタシーの哲学 「文芸批評の科学性に関する論争」
Author
佐藤 公一 Koichi Sato
昭和29年秋田県生。昭和52年早稲田大学教育学部卒業、昭和57年北海道大学大学院修士課程修了、平成7年秋田大学教育学部非常勤講師、現在、文芸批評家として活躍。
著書『講座 昭和文学史 第2 巻』(有精堂 昭和63年 分担執筆) 『モダニスト 伊藤整』(有精堂 平成4年)『エクリチュールの横断』(無明舎 平成5年)『時代別 日本文学史事典 現代編』(東京堂 平成11年分担執筆) 『言葉の調楽』(満作舎 平成12年 私家版)『言葉の調楽 補記』(満作舎 平成14年 私家版) 『小林秀雄の永久革命』(アーツアンドクラフツ 平成18年)
『小林秀雄のコア』(アーツアンドクラフツ 平成19年) 『小林秀雄の超=近代』(アーツアンドクラフツ 平成21年) 『小林秀雄の日本主義』(アーツアンドクラフツ 平成22年)
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