穴のあいたタルホ・ブック 人間人形時代
¥2,420
タルホの「本は暗いおもちゃである」を実現。本の中央に径7ミリの穴をあけた漆黒のオブジェ・ブック。「カフェの開く途端に月が昇った」、幻の名著「宇宙論入門」等を収録。
[出版社より]
著 者|稲垣足穂
造 本|杉浦康平
出版社|工作舎
定 価|2,200円+税
判 型|A5変型判/並製
頁 数|309
ISBN|978-4-87502-128-5
発 行|1975年01月
Contents
1 カフェの開く途端に月が昇った
2 人間人形時代
奇妙な区廓に就いて
香なき薔薇
ゴム臭いボートの話
放熱器
電気の敵
ディアボロ
耳隠しのかなた
ガス灯の記憶
クラシック・プレーン
3 宇宙論入門
第一章 怖ろしき未来
第二章 「円周なき円」
第三章 宇宙空間の極遠
第四章 相対論による宇宙模型
第五章 真紅の壁に囲まれた我等の郷土
第六章 世界は神の夢である
Author
稲垣 足穂 Taruho Inagaki
1900‐1977。大阪市船場生れ。関西学院中学部卒後、上京。佐藤春夫の知遇を得、小説を書き始める。1922(大正11)年、「チョコレット」を発表。翌年、『一千一秒物語』を処女出版。アルコール、ニコチン 中毒のため、一時文壇を離れるが、戦後活動を再開。私小説「弥勒」(’46年)、エッセー「A感覚とV感覚」 (’54年)は諸家の注目を集めた。’69年、『少年愛の美学』により第一回日本文学大賞受賞。