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「cakes」の人気連載、芸能人批評「ワダアキ考」がついに書籍化。約50人を厳選し、増補。新たに「堂本剛」「宮崎あおい」ほか5人の書き下ろしを追加。回り道を重ねて芸能人の生態を観察、テレビの向こう側に私たちが感じるわだかまりを力の限りで受け止める。現代社会の「空気」をつかみ取り、テレビと私たちの緊張関係を取り戻す。2015年話題の1冊『紋切型社会』の著者が、放牧された芸能人を苛烈に問い直す1冊。
[出版社より]
著 者|武田砂鉄
出版社|青弓社
定 価|1,600円+税
判 型|四六判
頁 数|256
ISBN|978-4-7872-7391-8
初 版|2016年8月
Contents
まえがき
やっぱりEXILEと向き合えないアナタへ
ファシズム化する石原さとみの唇
紗栄子が生き急いでいる
軽部アナの蝶ネクタイが教えてくれること
フィギュア・八木沼純子の味気ない解説の味わい
SEKAI NO OWARIは「中二病」ではなく「高三病」
水原希子は巨大仏である
堂本剛と向き合いたい気持ちはあるけれど
能年玲奈民営化問題
池上彰依存社会
これからの「ピケティ」の話をしよう
メディアに消費されない宮間あや選手
森高千里が管理している若さについて
堀北真希の国語力に圧倒されたよ
ファンキー加藤とニッポンの労働
島崎和歌子論
マツコ・デラックスは毒舌ではないのだし
吹石一恵をブラトップだけで語るな
神木隆之介の好印象が果てしない
上戸彩の話をします
与沢翼は見た目が九割
YUKIのことを考えましたが、わかりませんでした
西島秀俊の結婚に失望する一体感
ウイスキーを作るべきは華原朋美
高橋ジョージのリーゼント・ハラスメント
夏目三久アナは「間」を統率する
僕たちは神田うのを更新しながら生きてきた
松本人志と時事問題
黒柳徹子は若者に苦言を呈さない
ざわちんは板野友美をやめてはいけない
女子力高い織田信成だけが男らしかった
大江麻理子アナは誰にも嫌われないはずだった
ネプチューン名倉潤を終電まで語り尽くす必要性
森三中の「女」の在り処について
柳沢慎吾のことが大好き
ベッキーの元気を直視できないボクらが悪い
「ゲスの極み乙女。」で大喜利しない勇気
沢尻エリカはいつまで不機嫌を待望されるのか
中山秀征はテレビ離れを食い止める
aikoの魅力がわからないんです
前園真聖の話術が阿川佐和子に近づいていく
吉田羊を「ミステリアス」と評するミステイク
なぜ小堺一機は語られないのか
やっぱりまだ、aikoの魅力がわからないんです
広瀬すずに謝らせようとする仕組み
唐突ですが、TRFのSAMについて考える
西野カナの話をすると人はつまらなくなる
安手のセクシーを引き受ける斎藤工は巧みだ
いつの間にかPerfumeの理解者になってる感じ
狂犬と強権を選択する加藤浩次
私は浅田舞に飽きてきたが皆様はどうか
「宮崎あおいとかが好き」の正体
星野源が嫌われない理由を探しに
あとがき
Author
武田 砂鉄 Satetsu Takeda
1982年生まれ。ライター。東京都出身。大学卒業後、出版社で主に時事問題・ノンフィクション本の編集に携わり、2014年からフリー。15年、『紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす』(朝日出版社)で、第25回「Bunkamuraドゥマゴ文学賞」を受賞。16年、第9回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞。「cakes」「文學界」「NEWSWEEK」「VERY」「SPUR」「Quick Japan」「暮しの手帖」「SPA!」などで連載を持ち、インタヴュー、書籍構成なども手がけている。
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