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革命論集

¥ 1,848

稀代の革命家アントニオ・グラムシ(1891-1937年)が1914年10月から逮捕・収監される直前の1926年10月に残した論考群。イタリア共産党結成に参加し、逮捕状を出されながらもムッソリーニのファシスト政権と対決し続けたグラムシは執筆活動でも戦闘を展開した。のちの「獄中ノート」に結実する独自の思想の土壌を形成する時期の論考を精選・収録した本書は、その大部分が本邦初訳となる第一級の文献である。
[出版社より]


著 者|アントニオ・グラムシ
編訳者|上村忠男
出版社|講談社[講談社学術文庫]
定 価|1,680円+税
判 型|文庫判/並製
頁 数|624

ISBN|978-4-06-292407-8
初 版|2017年02月


Contents
第一部 第一次世界大戦とロシア革命の衝撃
積極的かつ能動的な中立
社会主義と教養
南部と戦争
三つの原理、三つの秩序
ロシア革命にかんする覚え書き
ロシアの最大限綱領主義派
『資本論』に反する革命
批判的批判
われわれのマルクス
ユートピア
国家と主権

第二部 「赤い二年間」とトリーノ工業評議会運動 (1)
歴史の代価
労働者民主主義
国家の征服
労働者と農民
革命の発展
フィアットの中央工場ならびにブレヴェッティ工場の職場代表委員へ
労働組合と評議会
サンディカリズムと評議会
職場代表委員の綱領
一二月二─三日の事件
アナーキストたちへ

第三部 「赤い二年間」とトリーノ工業評議会運動 (2)
迷信と現実
社会党の革新のために
工場評議会
タスカ報告とトリーノ労働会議所大会
二つの革命
トリーノにおける工場評議会運動
『オルディネ・ヌオーヴォ』の綱領
共産党
赤い日曜日
フィアットは協同組合になるのだろうか

第四部 共産党の創設とファシズムの登場
労働者国家
猿の民
人民党員たちの危機?
革命家マリネッティ?
リヴォルノ大会
カポレットとヴィットリオ・ヴェネト
戦争は戦争である
労働者統制
イタリアとスペイン
イタリア議会
社会主義者たちのマニフェスト
反動的転覆主義
なぜブルジョワジーは国を統治できないのか
首領たちと大衆
二つのファシズム
イタリアにおける農地闘争
諸政党と大衆
一年
総力を結集した行動のための金属労働者たちの経験

第五部 ファシズム政権の下で
ペシミズムに抗して
小ブルジョワジーの危機
イタリアの危機
わが党の内部状況と来たるべき大会の諸任務
南部問題のいくつかの主題
付録 イタリアの状況とイタリア共産党の任務

アントニオ・グラムシ小伝(上村忠男)
編訳者あとがき
人名および新聞・雑誌名一覧


Author
アントニオ・グラムシ Antonio Gramsci
1891-1937年。イタリアの思想家。1921年にイタリア共産党の結成に参加。ムッソリーニ政権と対決姿勢をとったため、1926年に逮捕される。獄中で鍛え抜かれた独自の思索は33冊に及ぶノートに書き残され、ヘゲモニー論をはじめ、後世に多大な影響を与えた。

Translator
上村 忠男 Tadao Uemura
1941年生まれ。東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。東京外国語大学名誉教授。専門は、学問論・思想史。著書に、『ヴィーコ』、『回想の1960年代』ほか。訳書に、ジャンバッティスタ・ヴィーコ『新しい学』、ジョルジョ・アガンベン『身体の使用』ほか。

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