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人類は、分断と災厄を超えて、さらなる高みへと進化する――。
壮大なスケールで描かれるサピエンスの全史。コロナ禍の暗い時代の前途を照らす知の光明。現代の困難を乗り越える鍵はここにあった!伝説の東大講義、遂に成る。
[出版社より]
著 者|立花隆
出版社|講談社[講談社現代新書]
定 価|1,300円+税
判 型|新書判
頁 数|400
ISBN|978-4-06-522530-1
発 行|2021年02月
Contents
はじめに
第1章 すべてを進化の相の下に見る
第2章 進化の複数のメカニズム
第3章 全体の眺望を得る
第4章 人間の位置をつかむ
第5章 人類進化の歴史
第6章 複雑化の果てに意識は生まれる
第7章 人類の共同思考の始まり
第8章 進化論とキリスト教の「調和」
第9章 「超人間」とは誰か
第10章 「ホモ・プログレッシヴス」が未来を拓く
第11章 終末の切迫と人類の大分岐
第12章 全人類の共同事業
解説 不安な時代の知の羅針盤(緑慎也)
Author
立花 隆 Takashi Tachibana
1940年生まれ。東京大学文学部仏文科卒業後、文藝春秋入社。66年退社し、東京大学文学部哲学科に学士入学。その後ジャーナリストとして活躍。74年、『文藝春秋』誌に「田中角栄研究 その金脈と人脈」を発表。79年『日本共産党の研究』で第1回講談社ノンフィクション賞受賞。83年、第31回菊池寛賞、98年第1回司馬遼太郎賞を受賞。著書に『中核vs革マル』『宇宙からの帰還』『「知」のソフトウェア』『サル学の現在』『臨死体験』『ぼくはこんな本を読んできた』『天皇と東大』『自分史の書き方』『知の旅は終わらない』など多数。
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