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デヴィッド・ボウイ 無を歌った男

¥ 5,390

誘惑する異星人か、ロック共同体の救世主か、はたまた死者を連れた亡霊か――。ロックとロックならざるものの境界を、変幻するスタイルでラディカルに問いつづけたボウイ。多彩な煌めきを曳いて流れたその星(スター)の軌跡に、或る一貫した「作家性」を認め、綿密な作品批評を通してひとつの稀代の美学・思想として読み解く。渾身の作家論。
[出版社より]


著 者|田中純
出版社|岩波書店
定 価|4,900円+税
判 型|A5判/上製
頁 数|646

ISBN|9784000240611
初 版|2021年02月


Contents
序   鉱石ラジオに始まる
第一部 途上にて(オン・ザ・ロード)
第二部 ジギー・スターダストの受難(パッション)
第三部 アメリカに落ちて来た男
第四部 ベルリン生息、70年代への訣別
第五部 星(スター)の上昇と没落(ライズ・アンド・フォール)
第六部 前衛への復帰
第七部 さまざまな晩年の(レイト)スタイル
第八部 後の生(ナーハレーベン)
結   無(ナシング)を歌った男
跋   絶対的な初心者として


Author
田中 純 Jun Tanaka
1960年宮城県仙台市生まれ、千葉県で育つ。東京大学教養学部および同大学院総合文化研究科でドイツ研究を学ぶ。博士(学術)。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は表象文化論。近現代の思想史・文化史のほか、さまざまな芸術ジャンルの作品を縦横に論じる。著書に、『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』(青土社、サントリー学芸賞)、『都市の詩学─場所の記憶と徴候』(東京大学出版会、芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『政治の美学─権力と表象』(東京大学出版会、毎日出版文化賞)、『イメージの自然史──天使から貝殻まで』(羽鳥書店)、『冥府の建築家──ジルベール・クラヴェル伝』(みすず書房)、『過去に触れる──歴史経験・写真・サスペンス』(羽鳥書店)、『歴史の地震計──アビ・ヴァールブルク『ムネモシュネ・アトラス』論』(東京大学出版会)など、訳書に、サイモン・クリッチリー『ボウイ──その生と死に』(新曜社)がある。2010年、フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞受賞。モットーとするボウイの言葉は、「ぼくが与えなければならなかったのは/夢見ることの罪だけだった」(〈時間〉)。

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