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ポスト・アートセオリーズ 現代芸術の語り方

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拡散する現代アートに対峙する理論とは何か。
芸術の終焉、ポストモダニズム、ポストセオリーの時代を越えて、来るべき理論を探る野心作。

1980年代、アーサー・ダントーは「芸術の終焉」を唱えた。しかし、その後、現代アートはグローバル資本主義の拡大に同伴するかのように爆発的な隆盛を見せる。一方、芸術に向き合ってきた人文学はポストモダニズムの席巻の後、社会主義の崩壊、メディア技術の発展やアート自体の拡散も相俟って、理論的なものが後退してゆく。果たしていまや、この事態に斬り込む言葉はあるのか。本書では、「理論」を牽引するジャーナル『オクトーバー』『クリティカル・インクワイアリー』の変遷を軸に、現代思想とアートの複雑な絡み合いを読み解く。米国を越えて加速する世界規模の知のサーキュレーションを背景に、かつての理論的地平の乗り越えを試みる。
[出版社より]


著 者|北野圭介
出版社|人文書院
定 価|2,300円+税
判 型|四六判・並製
頁 数|280

ISBN|9784409100448
初 版|2021年03月


Contents
はじめに

Ⅰ 理論

1 「芸術の終焉」以降のアートの語り方
「ポストアート」という語り方/「芸術とは何か」という問いの深化/「芸術とは何か」という問いとはどのような問いか/デュシャンとウォーホール/メタ実在論としての「芸術の終焉」論

2 ポストモダニズムとはどのようなものであったのか
ポストモダニズム美学、その前夜/ポストモダニズム美学、その祭りの後から/記号とは何でなかったのか/記号の前と後、あるいは形而上学の一歩手前/モノを旋回する『オクトーバー』/「対象性」の奈落①/「対象性」の奈落②/分析哲学の「オクトーバー」/作品なる対象を支えるメディウムの彷徨い

3 ポストセオリーという視座
理論の危機の諸相/二一世紀における知の基盤としてのメディア論/モノの迷路を問いただすミュージアム/ひとが作品を欲望するのか、作品がひとを欲望するのか/哲学を穿つメディア論/ポストメディウム論以後のメディア研究/モノ、メディウム、アートの三角形/折り重なるメディウム/「対象」なきあとの芸術実践/参加のダイナミズム/ダイナミズムのなかの参加/アートなる力動態、その形態学/人間、すなわち、イメージと画像が往還するメディウム/三つの展覧会が指し示すもの

Ⅱ 批評

1 分断された肉体――寺山修司
2 ポストモダニズムを射抜く――ミックスド・メディア・シアター
3 紅のバラ――ピナ・バウシュ「窓拭き人」
4 イメージのマテリアリティ――アラン・セクーラ
5 イメージの制御、その行方――「渚・瞼・カーテン チェルフィッチュの〈映像演劇〉」
6 呼び覚まされる声――三輪眞弘+前田真二郎「モノローグ・オペラ『新しい時代』」
7 黒いコードの群れ──クリスチャン・ボルタンスキー「Lifetime」

Ⅲ 討議

冷戦終結以降におけるアートと思想のサーキュレーション
――ミハイル・ヤンポリスキーを手がかりに[+乗松亨平、番場俊]
ヤンポリスキーと「理論」の行方/アメリカのヤンポリスキー――アヴァンギャルド、『オクトーバー』、ポスト冷戦/メディウムと存在論の狭間で

あとがき

人名索引



Author
北野 圭介 Keisuke Kitano
1963年生。ニューヨーク大学大学院映画研究科博士課程中途退学。ニューヨーク大学教員、新潟大学人文学部助教授を経て、現在、立命館大学映像学部教授。映画・映像理論、メディア論。2012年9月から2013年3月まで、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ客員研究員。著書に『ハリウッド100年史講義 夢の工場から夢の王国へ』(平凡社新書、2001年/新版2017年)、『日本映画はアメリカでどう観られてきたか』(平凡社新書、 2005年)、『大人のための「ローマの休日」講義 オードリーはなぜベスパに乗るのか』(平凡社新書、2007年)、『映像論序説 〈デジタル/アナログ〉を越えて』(人文書院、2009年)、『制御と社会 欲望と権力のテクノロジー』(人文書院、2014年)。編著に『映像と批評ecce[エチェ]』1~3号(2009年~2012年、森話社)、訳書にD・ボードウェル、K・トンプソン『フィルムアート 映画芸術入門』(共訳、名古屋大学出版会、2007年)、アレクサンダー・R・ギャロウェイ『プロトコル』(人文書院、2017年)など。

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