Using : ¥910 / 3 installments
子供の愛玩用に開発された人工フレンドのクララ。好奇心旺盛で店のウィンドウから外の世界を観察するのが大好きだ。ある少女の家庭に買われていったクララは、やがて一家の大きな秘密を知ることに……愛とは、知性とは、家族とは? 根源的な問いに迫る感動作。ノーベル文学賞受賞第一作、カズオ・イシグロ最新長篇。
[出版社より]
著 者|カズオ・イシグロ
訳 者|土屋政雄
出版社|早川書房
定 価|2,500円+税
判 型|四六判/上製
頁 数|448
ISBN|9784152100061
初 版|2021年03月
Author
カズオ・イシグロ Kazuo Ishiguro
1954年11月8日長崎生まれ。1960年、5歳のとき、海洋学者の父親の仕事の関係でイギリスに渡り、以降、日本とイギリスのふたつの文化を背景に育つ。その後英国籍を取得した。ケント大学で英文学を、イーストアングリア大学大学院で創作を学ぶ。1982年の長篇デビュー作『遠い山なみの光』で王立文学協会賞を、1986年発表の『浮世の画家』でウィットブレッド賞を受賞した。1989年発表の第三長篇『日の名残り』では、イギリス文学の最高峰ブッカー賞に輝いている。2017年にはノーベル文学賞を受賞。2018年に日本の旭日重光章を受章し、2019には英王室よりナイトの爵位を授与された。
新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。