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「ランナーは、アーティストだ」
1970年代のある日、ランニングに魅せられた一人の若者がいる。彼の綴った言葉が、今もはっきりとビートを刻む。―― スポーツを通してウェルビーングを考えたいすべての人へ。ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーとなった、マインドフル・ランニングの名著を初邦訳でお届けします。
災害/紛争/分断/感染症の日々を過ごしながら、ふと走りはじめる。そうすると身体と心のバランスを取り戻すことができると直感的に感じているランナーも多いかもしれません。
本書は、走ることについての古今東西の哲学やヨガや様々なスポーツの体験談、トレーニングや食事法、エッセーや散文がまとめられた稀有な一冊です。
ぜひお楽しみください。
[出版社より]
著 者|マイク・スピーノ
訳 者|近藤隆文
出版社|木星社
定 価|2,500円+税
判 型|四六判・上製
頁 数|174
ISBN|978-4-910567-41-9
初 版|2021年12月
Contents
日本版のためのまえがき
統合トレーニングを目指して
第1章 わが道を走る
第2章 戦うランナーのためのトレーニング
第3章 総合芸術としてのトレーニング
第4章 未来のアスリート
第5章 ランニングの精神性について
ヨガとしてのスポーツ
あとがきにかえて
参考文献
Author
マイク・スピーノ Mike Spino
Ph.D.(博士)。ランニング・コーチ、「スピーノ・ランニング&ザ・マインドフル・ランナーズ」ファウンダー、CEO。シラキュース大学卒業、リールII大学でメンタル・トレーニングと管理についての研究で博士号を取得。ジョージア州立大学教育・人間開発学カレッジの大学院プログラムで教壇に立つ。1970年代から90年代にかけてエサレン・スポーツ・センターのディレクター、ジョージア工科大学及びライフ大学でのコーチ、国際連合の「The International Year of Sport and Physical Education 2005」における米国でのスポーツ・開発・平和に関するプログラムのディレクターを歴任。スポーツにおける心と身体を考察した6冊の著作を発表し、本書「ほんとうのランニング(原題:Beyond Jogging : the innerspaces of running)」はニューヨーク・タイムズ・ベストセラーとなった。
Translator
近藤隆文 Takafumi Kondo
翻訳家。一橋大学社会学部卒業。主な訳書に、クリストファー・マクドゥーガル『BORN TO RUN 走るために生まれた』、ジョナサン・サフラン・フォア『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(以上NHK出版)、マーク・ククゼラ『最高のランニングのための科学』(早川書房)、デイヴィッド・アイマー『辺境中国』(白水社)、J・B・モリソン『フランク・デリク81歳 素晴らしき普通の人生』(三賢社)など。
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