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建築コンペなんてもうやめたら?

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名作といわれる建築は、必ずしも建築設計競技(コンペ)を経て設計されたものではない。東京文化会館、代々木総合体育館、出雲大社庁の舎、都城市民会館……。いずれもコンペを勝ち抜いて建てられたものではないのだ。言い方を変えると、コンペでなくとも良い建築は出来る。明治時代から「公平性」という観点に基づいてコンペが重んじられたが、実は隠された不公平が数多ある。わが国の歴史に残る建築コンペにだって不可解な事実があったのだ。もう、膨大なエネルギーを費やして、コンペなどやるのは、いいかげんやめにしませんか?
[出版社より]


著 者|吉田研介
出版社|ウエイド
定 価|1,000円+税
判 型|四六判/並製
頁 数|208

ISBN|978-4-9907378-5-6
発 行|2022年04月


Contents
はじめに

わが国初のコンペらしいコンペ……台湾総督府庁舎、ほか三件
当選案を大蔵省営繕課が変えた?……議院建築・国会議事堂
一等を選ばなかったコンペの話……広島平和記念カトリック聖堂

【間奏曲】時代・潮流・潮目……湘南台文化センター

要項違反と審査委員の責任……仙台市公会堂
審査委員長が頑張ったコンペ……広島平和記念公園及び記念館
コンペと著作権問題……国立国会図書館
何かと評判が悪かったコンペ……国立劇場

【間奏曲】異見・激怒・執念……国立京都国際会館

時間もないのに何故コンペにしたのか……日本武道館
即決した審査結果……東京カテドラル聖マリア大聖堂

【間奏曲】締切り・間際・余裕……最高裁判所

小さなコンペでも問題は大きい……世田谷区宮坂地区会館
コンペの申し子か鬼っ子か……名護市庁舎
大失敗だった国際コンペ……新国立競技場
【間奏曲】審査・目利き・好み 所詮審査は好き嫌い?

あとがき


Author
吉田 研介 Kensuke Yoshida
1938年東京都生まれ。1962年早稲田大学第一理工学部建築学科卒業。竹中工務店設計部入社。2年で辞す。1964年早稲田大学大学院修士課程入学。安東勝男、穂積信夫両教授に師事。1965年~文化学院、多摩美術大学、東海大学、早稲田大学の非常勤講師。1967年東海大学建築学科専任講師、助教授、教授を経て2004年定年退職、現在名誉教授。1968年~吉田研介建築設計室を開設し現在に至る。合わせてチキンハウス倶楽部主宰。

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