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一度走り出したものは、止められない止まらない。今必要なのは、惰性に流されず、慣性に埋没しない力ではないか?
「加速する社会からの撤退」をキーワードに、豊かな自然と歴史文化が根づく奈良・奥大和の地で、これからの人生を考える学びの場「山岳新校」。この取り組みを支える現状分析と思想=論考に加え、学校での実践の様子を収めた、記録集。
[出版社より]
編 者|奈良県立大学地域創造研究センター撤退学研究ユニット
出版社|H.A.B
定 価|1,800円+税
判 型|B5変型判/並製・コデックス装
頁 数|208
ISBN|978-4-910882-03-1
発 行|2023年05月
Contents
はじめに
学びの究極ー鬼を脱落させる術の修得(堀田新五郎)
地域の縮小にどう向き合うかー「縮充社会」の実現にむけて(作野広和)
how toではなく、実質的な学びを(対談:作野広和×堀田新五郎)
若者と文化的撤退ー都市から撤退できない私たちの小さな実践(松岡慧祐)
[PROGRAM1]みちのり
撤退的に生きること、創造的に生きること(梅田直美)
不登校の歴史と撤退ー語る言葉と生のあり処を探す場所をつくる(林尚之)
撤退的に生きるためにーオルタナティブな学びの場の可能性(対談:林尚之× 梅田直美)
つまらないゲームに乗らないための術ーただ正面対決だけしている場合ではないが逃げるだけでも息切れする(伊藤洋志)
みちのりレポート 「みちのり」とは? 2022年開講レポート
[PROGRAM2]山學院
山村で気づく「クリエイティブ」と「アニミズム」(対談:坂本大祐×青木真兵)
山學院レポート 「山學院」という場 2022年開講レポート
[PROGRAM3]芸術学校
つながりの中で捉える「芸術学校」(西尾美也)
奥大和における芸術実践と「最後」の練習(西尾美也)
おわりに
Editor
奈良県立大学地域創造研究センター撤退学研究ユニット
「知的撤退の研究―慣性の力学からの撤退可能性を探る」研究ユニット。日本の現況の諸問題、急速な人口減少、地方消滅、財政赤字、年金崩壊、環境激変……。これらを生活習慣病、慣性の力学として捉え、知的撤退の可能性を研究と実践を通じて提起する。
山岳新校
「加速する社会からの撤退」をキーワードに、豊かな自然と歴史文化が根づく奈良・奥大和の地で、これからの人生を考える学びの場。
堀田新五郎,作野広和,林尚之,坂本大祐,青木真兵,松岡慧祐,西尾美也,梅田直美(寄稿)伊藤洋志,仲子秀彦,中森一輝,八神実優,「みちのり」参加者のみなさん。
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