リベラル・デモクラシーの断崖から世界を照射する
2004年の小泉政権下でのイラク邦人人質事件から2015年の安保関連法案をめぐる国会前デモまで、そこに顕在化した「リベラル・デモクラシー」のリミット=断崖を示す、現在、最もアクチュアルな批評家・絓秀実の最新時評集!
2016年現在の「戦後憲法」と「民主主義」をめぐる書き下ろし論考(「戦後憲法は「正統」に成立したのか、民主主義が必須に内包する「革命」をめぐって」)を収録。
文中で言及された出来事や固有名詞等についての、10万字以上に及ぶ脚注を付す。
[出版社より]
著者|絓 秀実
出版社|書肆子午線
定価|2300円+税
判型|四六判並製
ページ数|312
ISBN|978-4-908568-08-4
Author
絓 秀実 Hidemi Suga
1949年生れ。文芸評論家。著書に「反原発の思想史」「「帝国」の文学」「革命的な、あまりに革命的な」「吉本隆明の時代」など。
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