• ネットショップを開設するならBASE
  • shopping cart

資本主義リアリズム

¥2,200

SOLD OUT

Request restock notification

I would like to be notified of restocking

Age verification

When it is restocked, we will notify you to the registered e-mail address.

Mail Address

Please allow the domains 「thebase.in」&「roquentin.net」so that you can receive our e-mail

I would like to be notified of restocking

Notice of restocking has been accepted.

We've sent an e-mail to you.
If you cannot find the mail, please check your spam folder.
When receiving a notification, you may not be able to receive it due to reasons such as the mail server capacity being exceeded. Please confirm it.

Please allow the domains 「thebase.in」&「roquentin.net」so that you can receive our e-mail

ポップカルチャーと社会に鋭い光をあて、ヨーロッパで熱狂的な注目を浴びたイギリスの批評家、マーク・フィッシャーの主著、待望の邦訳刊行。
2017年に急逝した彼の、「ぼくらの」、言葉とため息、叫びを、未来へ届けるために。

未来の創造を諦め、ノスタルジア・モードにとらわれるポップカルチャー、即時快楽の世界に放置される若者の躁鬱的ヘドニズム。後期資本主義の不毛な「現実」に違和感を覚えつつも、その要請を淡々と受け入れてしまう人々の主体性を、マークは映画、音楽、小説の中に見出していく。

生活世界をめぐる具体的事象から、社会構造に関わる抽象的問題へのすみやかな視点移動は、ネオ・マルクス主義理論の系統を踏まえているが、彼の文章がなかでも読みやすいのは、単なる哲学的思弁に留まることなく、自らの講師、ブロガー、音楽批評家としての生きた経験をもとに発せられた言葉だからだろう。この言葉を通じて、マークは2000年代以降、みながぼんやりと実感していながらも、うまく言語化できなかった不安感に的確な表現を与えてきた。
[出版社より]


「はっきり言わせてもらおう。たまらなく読みやすいこのフィッシャーの著書ほど、われわれの苦境を的確に捉えた分析はない」
——スラヴォイ・ジジェク


著 者|マーク・フィッシャー
訳 者|セバスチャン・ブロイ、河南瑠莉
出版社|堀之内出版
定 価|2,000円+税
判 型|四六判/並製
頁 数|212

ISBN|978-4-909237-35-4
初版|2018年2月


Contents
第1章 資本主義の終わりより、世界の終わりを想像する方がたやすい
第2章 もし君の抗議活動にみなが賛同したとしたら?
第3章 資本主義とリアル
第4章 再帰的無能感、現状維持、そしてリベラル共産主義
第5章 一九七九年一〇月六日―「何事にも執着するな」
第6章 形あるものみな広報へと消えゆく―市場型スターリニズムとお役所型反生産
第7章 「…二つの現実が折り重なって見えるとき」夢作業および記憶障害としての資本主義リアリズム
第8章 「中央電話局というものはない」
第9章 マルクス主義のスーパーナニー


Author
マーク・フィッシャー Mark Fisher
1968年生まれ。イギリスの批評家。ウォーリック大学で博士号を取得した後、英国継続教育カレッジ、およびゴールドスミス・カレッジ視覚文化学科で客員研究員・講師を務める。著書に『資本主義リアリズム』、The Resistible Demise of Michael Jackson(2009年)、Ghosts of My Life: Writings on Depression, Hauntology and Lost Futures(2014年)、The Weird and the Eerie(2017年)。2017年1月逝去。

Translator
セバスチャン・ブロイ Sebastian Breu
1986年、南ドイツ・バイエルン生まれ。ウィーン大学・大阪大学・ベルリン自由大学で日本語と比較文学を専攻。池澤夏樹と安部公房の翻訳で第一JLPP翻訳コンクール最優秀賞。現在、東京大学大学院博士後期課程。研究領域はエピステモロジー、メディア技術論。

河南 瑠莉 Mari Kawanami
1990年、東京生まれ。早稲田大学、ベルリン自由大学で政治経済学・文化政策を学んだ後、ベルリン・フンボルト大学の文化科学研究科修士課程に在籍。ベルリン森鴎外記念館の研究助手として制作・リサーチ・翻訳を担当し、常設展示の新設に携わる。近代思想史、美術館学・博物館学を専攻。

*Tax included.

*Shipping fee is not included.More information

Shipping method / fee

The shipping fees and delivery method/s for this product are as follows.
Japan domestic shipping fees for purchases over ¥5,000 will be free.

  • クリックポスト/レターパックプラス

    Shipping Fees are the same all over country inside Japan ¥250

Related Items

  • 中動態の映像学――東日本大震災を記録する作家たちの生成変化
    ¥2,420
  • 貧困理論入門——連帯による自由の平等
    ¥2,200
  • ポストヒューマン・スタディーズへの招待——身体とフェミニズムをめぐる11の視点
    ¥2,200

Reviews of this product

Mail Magazine

新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。