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私たちはテクノロジーと不可分なポストヒューマンな時代を生きている。テクノロジーは私たちの身体の内奥に入り込み、「人間」の存在を根底から揺さぶっている。
「人間」の再定義が求められている時代に、私たちはいかに身体とフェミニズムを思考すべきか。待望のポストヒューマン・スタディーズ入門書。
[出版社より]
編 者|竹﨑一真・山本敦久
出版社|堀之内出版
定 価|2,000円+税
判 型|A5判/並製
頁 数|216
ISBN|978-4-909237-71-2
初 版|2022年03月
Contents
序 ポストヒューマン・スタディーズ——限界において思考すること 山本敦久
第1部 トランスジェンダー・アスリートと性別二元論
第1章 トランスジェンダー・アスリートのリアル 杉山文野
第2章 近代スポーツをゆるめ、解体する 岡田桂
第2部 サイエンス・スタディーズから考える「フェムテック」
第3章 「フェムテック」とは何か?―その可能性と抱えるジレンマ 渡部麻衣子
第4章 フェムテックは「科学技術への市民参加」のきっかけになりうるか? 標葉靖子
第5章 「わかりやすい」フェムテックが抱える落とし穴 隠岐さや香
第3部 女の子たちのメタモルフォーゼ ―シンデレラテクノロジーのその先へ
第6章 「シンデレラテクノロジー」はどのように生まれたか? 久保友香
第7章 自分の身体を愛でる/取り戻す体験――人間ラブドール製造所 関根麻里恵
第8章 シンデレラテクノロジー研究が抱える危うさと可能性 田中東子
第4部 生殖技術を問い直す
第9章 生殖と身体のテクノロジーをめぐる統治性 山本由美子
第10章 生殖技術の現在地 重田園江
第5部 〈ポスト〉の思想
第11章 ポストヒューマンの後に誰が来るのか? 門林岳史
おわりに
ポストヒューマン時代の身体とフェミニズムを考える 竹﨑一真
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