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第71回毎日出版文化賞(人文・社会部門)受賞!
否定神学的マルチチュードから郵便的マルチチュードへ——。
ナショナリズムが猛威を振るい、グローバリズムが世界を覆う時代、新しい政治思想の足がかりはどこにあるのか。ルソー、ローティ、ネグリ、ドストエフスキー、ネットワーク理論を自在に横断し、ヘーゲルのパラダイムを乗り越える。
著者20年の集大成、東思想の新展開を告げる渾身の書き下ろし新著。
[出版社より]
著 者|東浩紀
出版社|ゲンロン
定 価|2,300円+税
判 型|A5判・並製
頁 数|326
ISBN|978-4-907188-20-7
初 版|2017年04月
Contents
第1部 観光客の哲学
第1章 観光
付論 二次創作
第2章 政治とその外部
第3章 二層構造
第4章 郵便的マルチチュードへ
第2部 家族の哲学(序論)
第5章 家族
第6章 不気味なもの
第7章 ドストエフスキーの最後の主体
Author
東 浩紀 Hiroki Azuma
1971年東京生まれ。批評家・作家。ゲンロン代表。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。
著書に、『存在論的、郵便的』(1998年、サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(2001年)、『クォンタム・ファミリーズ』(2009年、第23回三島由紀夫賞)『一般意志2.0』(2011年)『弱いつながり』(2014年、紀伊國屋じんぶん大賞2015)ほか多数。
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