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東浩紀が編集長をつとめる思想誌『ゲンロン』最新刊!!
今号の特集では、楠木建氏、鹿島茂氏、桜井英治氏、飯田泰之氏、井上智洋氏、小川さやか氏の論考と座談会で、多様な切り口から「無料がひとを幸せにするか」を考えます。ほか、3万部を突破した東の『観光客の哲学』の増補論考「訂正可能性の哲学」(8万字)をはじめ、演出家の鈴木忠志氏へのインタビュー、民主主義をめぐる宇野重規氏と東の対談、柳美里氏、高山羽根子氏、石戸諭氏らのエッセイなど豪華記事を収録。過去最大のボリュームとなりました。
[出版社より]
編集長|東浩紀
出版社|ゲンロン
定 価|2,600円+税
判 型|A5判/並製
頁 数|492
ISBN|978-4-907188-42-9
初 版|2021年09月
Contents
[対談]観光客の民主主義は可能か|宇野重規+東浩紀
[論考]訂正可能性の哲学、あるいは新しい公共性について|東浩紀
[特別掲載]ステイホーム中の家出2(前篇)|柳美里
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特集 「無料とはなにか」
[論考]無料についての断章|楠木建
[論考]無料はパリから始まった 1836年の広告革命|鹿島茂
[論考]贈与の境界、境界の贈与|桜井英治
[座談会]無料は世界をよくするのか|飯田泰之+井上智洋+東浩紀
[論考]フリーと多様性は共存するか|飯田泰之
[論考]無料(フリー)ではなく自由(フリー)を 反緊縮加速主義とはなにか|井上智洋
[論考]反自動化経済論 無料はユートピアをつくらない|小川さやか
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[特別掲載]ショベルカーとギリシア|鈴木忠志 聞き手=東浩紀+上田洋子
[随想]所有を夢みて|ウティット・へーマムーン 訳=福冨渉
[論考]死の記憶と忘却 タイ現代文学ノート特別篇|福冨渉
ゲンロンの目
・「ステイホーム」試論 記録された現実から見えること|石戸諭
・環八のドン・キホーテと都市生活者の受難|高山羽根子
・逃げる写真|竹内万里子
論考
・理論と冷戦 第3回 ハイデガー、フーコー、イラン革命|イ・アレックス・テックァン 訳=鍵谷怜
・芸術と宇宙技芸 第3回 山水画の論理にむけて|ユク・ホイ 訳=伊勢康平
創作
・虹霓(こうげい)のかたがわ 第4回ゲンロンSF新人賞受賞作|榛見あきる 解題=大森望
・ディスクロニアの鳩時計 午後の部Ⅺ|海猫沢めろん
コラム
・イスラエルの日常、ときどき非日常 #1 現代イスラエル人とは誰か|山森みか
・国威発揚の回顧と展望 #3 「主義」から遠く離れて|辻田真佐憲
・イスラームななめ読み #5 ノックの作法と秘する文化|松山洋平
・ロシア語で旅する世界 #11 アート・アクティヴィズムとポスト・ソ連のロシア社会|上田洋子
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