• ネットショップを開設するならBASE
  • shopping cart

蔓延する東京 都市底辺作品集

¥3,850

再入荷のお知らせを希望する

年齢確認

再入荷されましたら、登録したメールアドレス宛にお知らせします。

メールアドレス

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「roquentin.net」を許可するように設定してください。

再入荷のお知らせを希望する

再入荷のお知らせを受け付けました。

ご記入いただいたメールアドレス宛に確認メールをお送りしておりますので、ご確認ください。
メールが届いていない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。
通知受信時に、メールサーバー容量がオーバーしているなどの理由で受信できない場合がございます。ご確認ください。

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「roquentin.net」を許可するように設定してください。

関東大震災からの復興をとげた、1930年代の東京。都心から周縁部へと蔓延してゆく不良住宅、工場街、そして貧困。戦争に突入する《非常時》にあって帝都の底辺をアクチュアルに描き出し、ファシズムと対峙した小説家、武田麟太郎の都市文学を集成する。
これはメガイベントで再開発が進む、日本の首都の未来図なのか?

発表時に削除され、これまで幻とされていた『文藝春秋』版「暴力」を初収録。
[出版社より]


「私に文学的開眼を与えてくれた人」
——高見順

「血縁を感じている」「文壇でもっとも私に近しい人」
——織田作之助

「武田麟太郎の作品を今読んで感心するのは、その文章の立派なことだ。目の詰んだ、しかも四方八方に目配りのきいた、ギュッと締って苦味のある、実に簡潔でしかも放胆ないい文章」
——三島由紀夫


著 者|武田麟太郎
出版社|共和国
定 価|3,500円+税
判 型|A5変型判/並製
頁 数|400

ISBN|978-4-907986-77-3
発 行|2021年01月


Contents
兇器
暴力(初出『文藝春秋』版)
色彩 
場末の童謡
浅草・余りに浅草的な
託児所風景 
新宿裏旭町界隈
上野ステーション 
隅田川附近
日本三文オペラ 
蔓延する東京――食ふ物語/遊ぶ物語(単行本初収録) *写真=堀野正雄
一の酉 
私の「大学生」 
一時代の思出(単行本初収録)
東にはいつも何かある  *挿画=木村荘八
大凶の籤 
好きな場所

作品解説にかえて


Author
武田 麟太郎 Rintaro Takeda
1904年、大阪市に生まれる。
第三高等学校卒業、東京帝国大学文学部退学。同人誌『真昼』を経て、1929年、「兇器」でデビュー。プロレタリア文学者として活躍するが、やがて「市井事もの」と呼ばれる作風に活路を見いだす。36年、雑誌『人民文庫』を創刊し、反ファシズム文化戦線の後退戦を担う。41年、報道班員としてジャワ島に従軍。敗戦直後の46年、藤沢市に没する。

主な小説集に、『暴力』『反逆の呂律』『釜ヶ崎』『銀座八丁』『下界の眺め』『市井事』『大凶の籤』『雪の話』など多数。エッセイ集に『好色の戒め』『世間ばなし』『市井談義』がある。

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※別途送料がかかります。送料を確認する

送料・配送方法について

この商品の送料・配送方法は下記のとおりです。
¥5,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

  • クリックポスト/レターパックプラス

    全国一律 ¥250

※¥5,000以上のご注文で国内送料が無料になります。

Related Items

  • フーコー・ドゥルーズ・デリダ
    ¥1,980
  • ビデオのメディア論
    ¥1,980
  • 砂丘律/千種創一歌集
    ¥880

商品の評価

Mail Magazine

新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。