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私たちにできたこと——難民になったベトナムの少女とその家族の物語

¥ 3,960

SOLD OUT

親を愛することは、こんなにも簡単なのに
どうしてこれほどまでに難しいのだろう?

ボートピープルとしてアメリカで育った少女ティー・ブイ。母になった彼女は、両親との溝を埋めるため、祖国ベトナムと再び出会う。それは、両親の苦悩や痛みと向き合うことでもあった……。「分断」の時代に生きる私たちを照らすノンフィクション・グラフィックノベル

ビル・ゲイツが年間ベスト・ブックに選出。
アメリカン・ブック・アワード受賞。



ベトナム系アメリカ人であるティー・ブイは、母になった。アメリカで新しく家族を築いていくこと、そして子供を育てるという不安の中で、彼女は心が離れてしまった両親と向き合う決意を固める。

フランス、日本、アメリカ……さまざまな国に占領され、貧困と混乱が続いたベトナムを生き抜いてきた両親とその家族。「自分たちの人生を歩んでいきたい」という思いから難民になることを選んだ両親は、新天地アメリカで差別や思い通りにならない現実を前にしながらも、子供たちのために自分たちができる精一杯のことを行なっていく。歴史に翻弄された両親の歩みにふれることで、ティー・ブイの中に変化が生まれていく……。

作者のティー・ブイが、2002年に制作した自身の家族のオーラル・ヒストリーが出発点となった本作は、5世代にわたるベトナム人家族の歩みを描いたノンフィクション・グラフィックノベルである。

第二次世界大戦や第一次インドシナ戦争、ベトナム戦争といった大きな歴史の中で、難民になりながらも必死に生き抜こうとする小さな家族の姿を、独特な絵や色彩、個性的なコマ割り、練られたモノローグによって描き出している。ティー・ブイはデビュー作となる本作によって、アメリカン・ブック・アワードを受賞。ほかに全米批評家協会賞やアイズナー賞にノミネートされるなど高く評価された。

過酷な歴史に翻弄される個人を描いたノンフィクションである本作。『マウス』や『ペルセポリス』といった優れた自伝的作品と同様、個人的だからこそ普遍的な物語が紡がれている。
[出版社より]


著 者|ティー・ブイ
訳 者|椎名ゆかり
出版社|フィルムアート社
定 価|3,600円+税
判 型|B5変型判/並製
頁 数|348

ISBN|978-4-8459-1926-0
初 版|2020年12月


Author
ティー・ブイ Thi Bui
グラフィックノベル作家。1975年、南ベトナム生まれ。1978年、難民としてアメリカに移住。バード大学大学院にて彫刻、ニューヨーク大学大学院にて美術教育を学ぶ。大学院時代にオーラル・ヒストリーに関心を持ち、自身の家族の記憶をテーマにしたプロジェクトを始動。家族の軌跡を表現するのはグラフィック・ノベルが最適と考え、2005年より制作を開始し、2017年ついに『私たちにできたこと——難民になったベトナムの少女とその家族の物語』を刊行する。ティー・ブイはデビュー作となる本作によって、アメリカン・ブック・アワードを受賞。ほかに全米批評家協会賞やアイズナー賞にノミネートされるなど高く評価された。共著に『A Different Pond』(Raintree)、『Chicken of the Sea』(McSweeneys Books)がある。

Translator
椎名 ゆかり Yukari Shiina
海外マンガ翻訳者。ボーリンググリーン州立大学大学院ポピュラーカルチャー専攻修士課程修了。海外マンガやマンガを対象にした論文の翻訳のほか、海外におけるマンガの状況についての紹介活動なども行なっている。主な訳書には『マンガ学——マンガによるマンガのためのマンガ理論 完全新訳版』(復刊ドットコム)、『アメリカン・ボーン・チャイニーズ——アメリカ生まれの中国人』(花伝社)、『ナンシー——いいね!が欲しくてたまらない私たちの日々』(DU BOOKS)、『ファン・ホーム——ある家族の悲喜劇 新装版』(小学館集英社プロダクション)などがある。

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※1回のご注文毎に送料¥ 250が掛かります。

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