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メルロ=ポンティ 可逆性

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本書は、現象学を前人未踏の域に導いたフランスの哲学者モーリス・メルロ=ポンティ(1908-61年)の生涯と主要著作をていねいにたどる至高の概説書です。『モードの迷宮』(サントリー学芸賞)や『「聴く」ことの力』(桑原武夫学芸賞)など、多くの支持を得てきた著者が、みずからの出発点にある哲学者と真摯に向き合い、全力で格闘した稀有なドキュメントがここにはあります。

フランス西部のロシュフォールで生まれたメルロ=ポンティは、高等師範学校でサルトルやボーヴォワールと知り合い、そしてフッサールの現象学と出会いました。初めての著作が『行動の構造』(1942年)と題されたように、メルロ=ポンティは「生活世界」に注目した後期フッサールを引き継ぐとともに、その中心に身体をもつ人間を据えることで独自の道を歩み始めます。その最大の成果が主著『知覚の現象学』(1945年)です。〔…〕

これら燦然と輝く著作の数々を激動する時代の中で繰り広げられた生涯に位置づけつつ精緻に考察していく本書は、まさに著者の「主著」と呼ぶべきものです。このたび学術文庫版として新たな装いをまとうことで、永遠の生命を得ることでしょう。
[出版社より]


著 者|鷲田清一
出版社|講談社[講談社学術文庫]
定 価|1,260円+税
判 型|文庫判/並製
頁 数|352

ISBN|978-4-06-521260-8
初 版|2020年10月


Contents
まえがき

プロローグ 現象学の地平へ

第一章 構 造――〈行動〉の研究
1 幸福の薄明かりのなかから――履 歴
2 〈かたち〉の論理
3 構造の思考
4 構造と意味

第二章 運 動――〈身体〉の現象学
1 《現象学》の内と外
2 両義性――現象学的思考の開口
3 知覚と運動
4 習慣と感覚

第三章 スティル――〈変換〉の現象学
1 無言の経験
2 一貫した変形
3 スティルの現象学/現象学のスティル

第四章 偏 差――〈隔たり〉の現象学
1 言語と沈黙
2 制度化――歴史の火床
3 厚みと嵩

第五章 可逆性――〈肉〉の存在論
1 リヴァーシブルな地形
2 キアスム、あるいは存在の双葉
3 否定的なもの――〈生まの存在〉

エピローグ 現象学の臨界点
1 現象学の非中心化
2 問いかけの哲学

主要著作ダイジェスト
キーワード解説
読書案内

あとがき
学術文庫版あとがき
メルロ=ポンティ略年譜


Author
鷲田 清一 Kiyokazu Washida
1949年、京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得。大阪大学総長、京都市立芸術大学理事長・学長を歴任し、現在、せんだいメディアテーク館長、サントリー文化財団副理事長。専門は、臨床哲学・倫理学。主な著書に、『現象学の視線』、『顔の現象学』、『だれのための仕事』、『〈弱さ〉のちから』、『京都の平熱』(以上、講談社学術文庫)、『モードの迷宮』(サントリー学芸賞)、『「聴く」ことの力』(桑原武夫学芸賞)ほか多数。

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