「ふつう」ってなんだろう——病気と健康のあいだ
¥1,056
「ふつう」に違和感があるすべての人へ。
病気が教えてくれる、新しい「世界の見方」。自分と世界、身体と心、正常と異常……。目に映る景色をガラリと変える一冊。
本書で考える問い
●病気はどう「発明」されるのか?
●新しい病気が生まれるのは、いいこと?
●ゲームのやりすぎやごみ屋敷は病気のせい?
●生きづらさは連鎖する?
●どこまでが医学で、どこからがビジネス?
●命の優先順位はあるのか?……ほか
「私は以前から、「病や障害はマイナスなもの、できるだけ避けるべきもの」という医学での「ふつう」の考え方に、どこか違和感をもっていました。しかし、もちろん、医学を否定しているわけではありません。頭が痛いときは薬を飲みますし、必要なワクチンもきちんと受けます。先日も、持病が悪化して入院し、治療を受けました。医学がたくさんの命を救っていることも、よく知っています。
医学は、病や障害をなくすことを目指しています。それは悪いことではありません。でも、人間は生き物ですから、死を完全に避けることはできませんし、同じように、病や障害を完全になくすこともできません。病や障害とともに生きていくことを肯定することも必要です。そのときには、「ふつう」を見直す文系の考え方が、大きなヒントになると思うのです」——「はじめに」より
[出版社より]
著 者| 美馬達哉
出版社|講談社[講談社現代新書]
定 価|960円+税
判 型|新書判[並製]
頁 数|240
ISBN|9784065423318
発 行|2026年02月
Contents
第一章 新しい「精神疾患」を作るレシピ
第二章 障害と「ふつう」のあいだ
第三章 病気と健康の想像力
第四章 クスリという商品の売られ方
第五章 医療倫理の現在形
Author
美馬 達哉 Tatsuya Mima
立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。1966年生まれ。京都大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。専門は医療社会学、脳科学。著書に『〈病〉のスペクタクル――生権力の政治学』『脳のエシックス――脳神経倫理学入門』(以上、人文書院)、『リスク化される身体――現代医学と統治のテクノロジー』『臨床と生政治――〈医〉の社会学』(以上、青土社)、『生を治める術としての近代医療――フーコー『監獄の誕生』を読み直す』(現代書館)など。
病気が教えてくれる、新しい「世界の見方」。自分と世界、身体と心、正常と異常……。目に映る景色をガラリと変える一冊。
本書で考える問い
●病気はどう「発明」されるのか?
●新しい病気が生まれるのは、いいこと?
●ゲームのやりすぎやごみ屋敷は病気のせい?
●生きづらさは連鎖する?
●どこまでが医学で、どこからがビジネス?
●命の優先順位はあるのか?……ほか
「私は以前から、「病や障害はマイナスなもの、できるだけ避けるべきもの」という医学での「ふつう」の考え方に、どこか違和感をもっていました。しかし、もちろん、医学を否定しているわけではありません。頭が痛いときは薬を飲みますし、必要なワクチンもきちんと受けます。先日も、持病が悪化して入院し、治療を受けました。医学がたくさんの命を救っていることも、よく知っています。
医学は、病や障害をなくすことを目指しています。それは悪いことではありません。でも、人間は生き物ですから、死を完全に避けることはできませんし、同じように、病や障害を完全になくすこともできません。病や障害とともに生きていくことを肯定することも必要です。そのときには、「ふつう」を見直す文系の考え方が、大きなヒントになると思うのです」——「はじめに」より
[出版社より]
著 者| 美馬達哉
出版社|講談社[講談社現代新書]
定 価|960円+税
判 型|新書判[並製]
頁 数|240
ISBN|9784065423318
発 行|2026年02月
Contents
第一章 新しい「精神疾患」を作るレシピ
第二章 障害と「ふつう」のあいだ
第三章 病気と健康の想像力
第四章 クスリという商品の売られ方
第五章 医療倫理の現在形
Author
美馬 達哉 Tatsuya Mima
立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。1966年生まれ。京都大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。専門は医療社会学、脳科学。著書に『〈病〉のスペクタクル――生権力の政治学』『脳のエシックス――脳神経倫理学入門』(以上、人文書院)、『リスク化される身体――現代医学と統治のテクノロジー』『臨床と生政治――〈医〉の社会学』(以上、青土社)、『生を治める術としての近代医療――フーコー『監獄の誕生』を読み直す』(現代書館)など。