母という呪縛 娘という牢獄
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母という呪縛 娘という牢獄

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深夜3時42分。母を殺した娘は、ツイッターに、「モンスターを倒した。これで一安心だ。」と投稿した。18文字の投稿は、その意味するところを誰にも悟られないまま、放置されていた。

母と娘——20代中盤まで、風呂にも一緒に入るほど濃密な関係だった二人の間に、何があったのか。公判を取材しつづけた記者が、拘置所のあかりと面会を重ね、刑務所移送後も膨大な量の往復書簡を交わすことによって紡ぎだす真実の物語。

獄中であかりは、多くの「母」や同囚との対話を重ね、接見した父のひと言に心を奪われた。そのことが、あかりに多くの気づきをもたらした。一審で無表情のまま尋問を受けたあかりは、二審の被告人尋問で、こらえきれず大粒の涙をこぼした——。殺人事件の背景にある母娘の相克に迫った第一級のノンフィクション。
[出版社より]


著 者|齊藤彩
出版社|講談社[講談社文庫]
定 価|750円+税
判 型|文庫判/並製
頁 数|304

ISBN|9784065430170
発 行|2026年03月


Contents
序章 面会の日
第1章 懲役一五年
第2章 モンスターを倒した
第3章 母と娘
第4章 詰問、罵倒、蒸し返し
第5章 医学部目指して
第6章 「娘は合格しました」
第7章 九年の浪人生活
第8章 助産師になりなさい
第9章 黄色いコップ
第10章 家族だから
終章 二度目の囚人


Author
齊藤 彩 Aya Saito
1995年東京生まれ。2018年3月北海道大学理学部地球惑星科学科卒業後、共同通信社入社。 新潟支局を経て、大阪支社編集局社会部で司法担当記者。2021年末退職。本書がはじめての著作となる。
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